山の民俗伝承ひとり画ってん。「奥多摩・三頭山ろく集落名と長嶺の池」

 「奥多摩・三頭山ろく集落名と長嶺の池」

【概略】400字  奥多摩三山の三頭山の山麓には人里(へんぼり)などという変わ った名前の集落があります。千数百年前、大和朝廷の東国開拓の施 策で先進技術をもった渡来人たちがやってきて、ここに土着したと いう。

 地名の「へんぼり」は、蒙古語で人を表す「フン」と、里を表す 新羅語の「ボル」をくっつけたフンボル(人の住む里)が、ヘンボ リに訛っていったのではないかといわれています。

 また、数馬は南北朝時代、この土地を開拓した南朝ゆかりの中村 数馬という人の名前から来ているという。三頭山のふもと、笛吹(う ずしき)という村に、オマンジャという美しい娘が洪水で流されま したが、池のヌシとして生きているという。

 また、同じ村の美しい娘が池のヌシの子を宿しましたが、菖蒲を 入れた酒を飲んで、邪気を免れたという伝説などが残っています。 ・東京都奥多摩町と檜原村、山梨県小菅村と上野原市との境。

……【さらに本文と出典】は筆者のページで↓ http://toki.moo.jp//merumaga/octama/oct-02.html

 

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