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 今日は「めげ猫タマの日記」より転載

2022年05月21日 | インポート


   福島Q&A 

  http://mekenekotama.blog38.fc2.com/



 以下のクエスチョンは、上のURL内にリンクURLがあります。



Q1.福島は汚染されていますか?

Q2.福島県の野菜・果物の検査は正しいですか?

Q3.福島県が発表する放射線測定値は正しいですか?

Q4.福島産米の全量・全袋検査で「安全」が担保されますか?

Q5.放射性物質低減対策ってなんですか?

Q6.ストロンチウム90の検査が無くても、福島産は「安全」と言えますか?

Q7.事故から7年半、復興は進んでいますか?

Q8.福島(産)を避けるのは偏見や差別ですか?

Q9.「風評被害」によって福島の農家さんは苦しんでいますか?

Q10.福島(産)は「危険」だから避けられているのですか?

Q11.国が実施している風評被害対策の目的は?

Q12.福島に住んでいることで差別されますか?

Q13.放射線、放射能、放射性物質の違いはなんですか?

Q14.放射線を浴びたらどうなりますか?

Q15.福島産を食べてしまいました。大丈夫ですか?

Q16.「風評被害」を主張する方はどんな方ですか?

Q17.原子力発電は、火力発電のボイラーを原子炉に置き換えただけもの?

Q18.統計的な差ってなんですが?

Q19.速やかな避難指示はでましたか?

Q20.放射線による遺伝的な影響は?

Q21.速やかな出荷制限はでましたか?

Q22.甲状腺がんは放射線によるもの?

Q23.福島汚染水トリチウムの量は?

Q24.福島の人口減は事故前の水準にまで落ち着きましたか?

Q25.電波とガンマ線は同じものですか?

Q26.放射線の影響は直ぐにでますか?

Q27.少量の被ばくは問題ありませんか?

Q28.「フクシマ」と「福島」と違いは?

Q29.福島の放射線と自然放射線の違いは?

Q30.医療での被ばくは無害ですか?

Q31.放射能はうつりますか?

Q32.福島市と普天間はどちらが危険ですか?

Q33.福島の放射能は広島原爆何個分ですか?

Q34.被ばくで死んだ人はいないといえますか?

Q35.主食の検査基準は世界一厳しいですか?

Q36.基準超のものは売り場にでないですか?

Q37.原発立地地域と消費地は協力関係?

Q38.基準超が見つかれば出荷制限や自粛がされますか?

Q38.処理水って?

Q39.福島原発事故が起きた原因は?

Q40.東京電力は福島原発事故を反省していますか?

Q41.福島原発事故の責任を取った個人はいますか?

Q42.原発事故後、福島で出生異常は起きていませんか?



 福島Q&A Q42.原発事故後、福島で出生異常は起きていませんか?



 Q>原発事故後、福島で出生異常は起きていませんか?



 A>いいえ、起きています。原発事故後に懐妊した赤ちゃん生まれる12年に、福島県全体では合計特殊出生率が低下し、自然死産率が上昇しました。

 また、事故後、しばらくして放射能汚染がひどいこと判明した地域に計画的避難区域が設定されましたが(1)、川俣町、飯舘村、葛尾村に設定された避難区域は全部ないしは大部分が計画的避難区域ですが、このでは出生性比が逆転しています。



(アマ註=環境が健全な地域では、男女比が、わずかに男性側に傾くケースが多いが、環境が放射能や化学物質で汚染されると、生命現象ホメオステーシスが子孫を増やそうとして、女性側を多く生み出す。放射能汚染地域では、必ず女子出生が優勢になる。)



 5月13日に第44回福島県県民健康管理調査検討委員会が開かれました。そこで、福島県を対象とした妊産婦の調査から事故後10年間を見て【早産率】(本調査)や【早産率】(本調査)に異常がないとの発表がなされました。



 これを受けてと思いますが、福島県の地方紙・福島民友は

「妊娠・出産「放射線影響なし」 県内の早産、低体重率など全国並み」

との記事で

 「福島医大は13日、<中略>(福島)県内での妊娠・出産の安全性を示すことができた」とし、放射線の影響はなかったとの見解を示した。



 <中略>早産の割合や先天奇形・異常の発生率、低体重児(2500グラム未満)の割合は、各年度とも、政府統計や一般的に報告されているデータとの差がほとんどない。」

と報じていました。

 この記事を読む限り、福島県では原発事故後に出生の異常が起きていないように思えてしまいます。



(アマ註=大気圏核実験がピークだった1963年出生、米海兵隊員の調査では、胎児期に核実験のなかった年の隊員に比べて、IQが10低いと報告された。

 妊娠8~12週の器官形成期に胎児が被曝すると、ABCC調査では5ミリシーベルトを被曝した胎児の4.4%以上が重度知的障害になると報告。

 https://www.rerf.or.jp/programs/roadmap/health_effects/uteroexp/physment/

 福島原発事故の場合も国が統計データを誤魔化しているが、実際には大量の知的障害児が誕生している。軽くても「発達障害」になることが多く、東日本全域で膨大な被曝障害児が誕生している。)



 そこで、=^_^=は本当かなとデータを整理してみました。

 まず、妊娠期間は概ね280日で、3月11日の280日後は12月16日なので、下発事故後に懐妊した赤ちゃんは2012年以降に生まれます。

 合計特殊出生率は15~49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもので、一人の女性がその年齢別出生率で一生の間に産むとしたときの子供の人数に相当します。以下に福島の合計特殊出生率を示します。



 (アマ註=合計特殊出生率とは?

 合計特殊出生率とは、人口統計上の指標で、15~49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもので、一人の女性がその年齢別出生率で一生の間に産むとしたときの子供の人数に相当する。)



 2011,12年と下がった福島の合計特殊出生率

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 図―1 福島の合計特殊出生率

 事故の翌年、福島では合計特殊出生率が低下しました。



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 図―2 福島および隣県と全国の合計特殊出生率推移



 図に示すようにこのようなことは同じ被災地でも原発事故が無かった岩手や宮城では起こっていません。島の合計特殊率は他の2県にはない、島独特の要因で下がったのは明らです。



 以下に福島の事故前後の自然死産率の推移を示します。

全国の1.5倍の福島県死産率(グラフ)



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 図―3 福島県の自然死産率の推移



 2012年以降に自然死産率は全国平均の1.5倍に跳ね上がっています。このような増加が偶然に起こる確率を計算したら、統計的に差があるとされる5%を下回る1.3%でした。

 

 福島事故直後に二種類の避難区域が設定されました。警戒区域と計画的避難区域です。警戒区域は事故直後の2011年3月12日に設定されました。

 計画的避難区域は事故後にしばらくしてから放射線量が高いことが判明し設定された避難区域で、設定されたのは事故から1ヶ月以上が過ぎた2011年4月22日です。



 さらには、警戒区域では残された家畜は殺処分となりました。一方で、計画的避難区域では一定の条件下で家畜の持ち出しが認められました。計画的避難区域は逃げ遅れた、さらには家畜の持ち出し等の為になかなか逃げなった避難区域です。



南相馬市、浪江町、川俣町、飯舘村、葛尾村に設定されました。このうち南相馬市、浪江町の避難区域は主に警戒区域です。一方で飯舘村の全域、葛尾村の大部分、川俣町に設定された避難区域全ては計画的避難区域です。

これら3三町村は逃げ遅れたないしは逃げなかった町村です。以下に示します。



事故から11年以上が過ぎて汚染されている福島 凡例 



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 図-4 計画的避難区域



 図に示す様に、事故から11年以上ですが、ICRPが公衆の被ばく限度とする年1ミリシーベルトを超えています。事故から11年以上ですが汚染されています。



 以下にこの3町村(川俣町、飯舘村、葛尾村)の各年通年の合計の出生数を示します。

事故後に女の子が多く生まれるようになっった川俣町、飯舘村、葛尾村

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 図―5 3町村の出生数



 図に示すように2012年は女の子が多く生まれています。数値を記載すると

 男の子 50人

 女の子 80人

で、女の子が多く生まれています。

このような事が偶然に起こる確率を計算したら統計的に差があるとされる5%(11)を下回る0.9%でした。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

neko06



 表―1 偶然に起こる確率の計算結果(2012年)



 女の子100人に対して男の子が生まれる人数を出生性比と言います。通常は男の子が多く生まれるので、100を超えています。でも、3町村では2012年には女の子が多く生まれました。



 図に示すように女の子が多く生まれる現象はその後も継続しました。5年間(2012~16年)で集計すると

 男の子 279人

 女の子 373

です。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.02%でした。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。





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 表―2 偶然に起こる確率の計算結果(5年間)



 設定された避難区域の全域ないし大部分が計画的避難区域であった3町村(川俣町、飯舘村、葛尾村)では出生性比が逆転しています。

 福島県の地方紙・福島民友は、原発事故後の福島で出生異常が起きていないかのように報じていました(4)。でも、合計特殊出生率、自然死産率、出生性比で異常が認められます。



 5月13日の福島県県民健康管理調査検討委員会の資料に

「(年次別にみた出生数・出生率(人口千対)・出生性比及び合計特殊出生率)」

との表題の資料があります。

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 図―6 「(年次別にみた出生数・出生率(人口千対)・出生性比及び合計特殊出生率)」との資料



 図に示す様に図示されているのは出生数・出生率で、出生性比及び合計特殊出生率は有りません。なにか不都合があって記載しなかったと思いたくなります。

この11年間の福島を見ていると、異常な事が起きて無視されてきた気がします。その代わり、異常が無いデータだけを取り上げ、福島の「安全」が主張されてきた気がします。これでは福島の皆様は不安だと思います。

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引用以上



 めげ猫日記作者は、フクイチ事故後、驚くほどの執念深さで、政府や東電のウソを暴き続けてきた尊敬に値するサイトだ。

 事故後11年の今、一度の途切れもなく、継続的に原発事故の真実を追究し続けてきたのは、たぶんめげ猫サイトただ一つだと思う。

 マンネリ化との批判もあるが、私はめげ猫さんの姿勢を高く評価する。



 現在、福島・東日本の放射能汚染地では、セシウム137・ストロンチウム90が、2011年3月の事故から、わずか20%しか減っていない。

 だが、政府も東電も、あたかも原発事故は過去の問題であるかのように、事態を矮小化している。



 表土を薄く被覆し、地表から沈殿したセシウム137によるガンマ線が、事故前の平常値に近く戻ったからといって、表土を20センチ剥げば、元の8割もある放射能が顔を出す。

 それは、芋類や葉菜類の根の深さであって、農産品の放射能汚染による内部被曝は、ほとんど減っていない。ただ、「風評被害」との誤魔化しによって、それを危険と感じる意識が風化させられただけのことだ。



 食事や水道水の放射能汚染は、東日本住民を直撃し続けていて、最大の被害者が胎児である。東日本では、上に明らかにされたように、合計特殊出生率が大きく下がった。つまり子供が生まれなくなっている。



 同時に、膨大な数の子供たちに、放射能による知的障害や発達障害が起きている。

 自民党は日本の核武装を求めて、そうした放射能被害を隠蔽することに躍起になっているが、隠蔽の最大首謀者である安倍晋三その人こそ、1953年に行われたブラボー水爆で胎児被曝させられ、知的遅滞を来している被害者なのだ。



 安倍は、胎児被曝によって深い思考能力を失い、誤魔化したりウソをつくような性格ができあがっている。

 安倍は1から10まで、ウソでできあがっている。その安易なことしか考えられない知的能力で、福島の胎児を含めた子供たちの被曝限度を年間20ミリシーベルトと、ICRP基準の20倍にしてみせた。



 絶対に福島の放射能汚染地帯に住まわせてはならない妊婦、胎児、子供たち無理矢理居住を強要することで被曝させ、日本民族の遺伝子を根底から破壊させている。

 この遺伝子破壊は、数世代後には、全日本人に浸透するのである。



人類二極化のもたらしているもの

2022年05月20日 | インポート
 すでに、過去数年間で10回近くも、人類二極化問題を書いてきた。



 ネガティブとポジティブ 2019年11月24日

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-944.html

 

宇宙人とのチャネリングを行うことで知られた「バシャール」は、もう10年以上も前から、人類の意識=価値観は、ネガティブとポジティブに分裂し、二極化して、やがて互いに交わることもせずに、それぞれの道を進むと指摘した。

https://natsuorei.wixsite.com/bliss-is-this/blank-14



 この二極化は、2012年頃から始まり、2017年になると加速して、もう分離して互いの交流も失われる。2019年には、境界線(臨界点)を超える。2020年になると、それぞれが独自の価値観世界を作り上げて、まったく別の世界になり、2050年になる頃には、ネガティブ世界は、この世から消えてしまう……と語った。

 http://www.peters.jp/ba/future_direction/550.html



 中略

今年、2019年には、世界的に、それが鮮明になり、地球は二つの完全に異なった価値観によって支配されるのだ。

 バシャールは、やがてネガティブ世界は、消えていってしまうと言った。その時期は、かなり先で、2050年頃とも言われる。

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 引用以上



 2019年頃、地球は二つの完全に異なった価値観に支配され……と、三年前に書いたわけだが、私の印象では、まさにこの予言は的中していて、地球社会は、利己主義を錦の御旗に掲げた、新自由主義と東側社会、それに利他主義に目覚めた、ごく一部の人との価値観に二分された。



 というより、厳密には、「優秀さ」を価値の基軸に据えたタルムード価値観のグループ=ユダヤ人と、その影響下にある人々、そして、「人の笑顔」を価値の基軸に据えた利他主義の人間解放グループの対立二分化であると私は理解している。



 現在は、ウクライナ問題で、旧い東西陣営の二極化が復活しているかのように思っている人が大多数だと思うが、実は違う。

 米ロの対立とはいうが、実は、米ロ両国は、いずれもユダヤ人国家だ。アメリカは建国以来、ユダヤ人に支配されてきたし、プーチンが制定したロシア大統領旗は、実は、ロスチャイルド家の家紋のコピーなのだ。

 プーチンもユダヤ人である可能性が非常に高い。

 https://tocana.jp/2021/10/post_222938_entry.html



 いずれも、「優秀さ」と利己主義を原理とした国であることには変わりがないので、「同じ穴の狢」といってもよい。

 だから、決して米ロは二極化対立などしていない。

 むしろ、米ロ国内における反体制市民運動と敵対していると考えるのが正しい。

 それは中国を見れば鮮明だ。中国では、中国共産党権力と反体制市民運動に完全に二極化し、両者の対話は絶無であり、決して邂逅せずに、互いに交わらない道を歩み続けている。

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1224.html



 2019年、中国共産党、習近平は、プーチンと密談し、第三次世界大戦を決意して、多くの準備に入った可能性が強い。

 https://s.mxtv.jp/tokyomxplus/mx/article/202004270650/detail/



 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1854.html



 中国共産党が世界の穀物在庫の過半を独占的に買い占めし、自国の倉庫に積み上げたこと。不可解な上海ロックダウンにより、世界の産業サプライチェーンを破壊していること。世界中の食料貯蔵倉庫が不可解な攻撃に遭っていること。

 世界中の肥料が、不可解な理由で供給が遅滞し、来年の世界的飢餓が避けられなくなっていること。

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1861.html



 これは、まさに中国共産党とプーチン・ロシアが共謀して、西側経済を完全破壊し、核戦争によって人類の大幅削減を狙っている可能性が極めて強い。

 この「人口削減」というのは、キシンジャー以来、ユダヤ人グループ=ビルゲイツら「ダボス陰謀団」の悲願であり、だから、昨年4月、彼らは「グレートリセット」を世界革命の標語として掲げた。



 ロスチャイルド家の家紋が、そのままプーチン大統領旗として使われているとするなら、今回のプーチンによるウクライナ軍事侵攻もまた、そんなユダヤ人グループ=ダボス陰謀団の思惑が背後に隠れているのかもしれない。

 彼らは、地球上で、もっとも狡猾な人々なので、新型コロナ禍問題もウクライナ侵攻も、彼らの仕業ではないのかと疑っても、容易に、その証拠を発見することはできない。



 ユダヤ人グループ=ダボス陰謀団は、地球上の人口を、現在の一割以下に削減したいと、半世紀前から繰り返している。

 https://www.excite.co.jp/news/article/Tocana_201703_post_12616/



 https://www.excite.co.jp/news/article/Tocana_201611_post_11555/



 ビルゲイツは、少なくとも2008年から公然と、「ワクチンによる極端な人口削減」を公表してきた。

 https://www.nicovideo.jp/watch/sm36385167

 

ビルゲイツの恐るべき予言 2022年02月15日

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1767.html



 今回のウクライナ侵攻で、プーチンが核兵器を使用するのは時間の問題だが、そうなれば、全面的な核戦争に向かうことは避けられない。

 必ず、生物化学兵器と核兵器が大規模に使用され、ノストラダムスが予言したような人類人口の7割が死滅する事態なると考えることに合理性がある。

 https://friday.kodansha.co.jp/article/229611



 こうした事態は、キシンジャーやビルゲイツらが求めてきた「地球人口の95%を削減する」という目標を見事に実現するものだ。

 逆に考えれば、新型コロナ禍→ワクチン禍も、プーチンの生物化学核兵器使用も、すべて、「グレートリセット」として計画されていることを強く疑わせるものだ。



 ワクチンは、まだ先があるのかもしれないが、結局、現段階では、人口の9割以上を削減する見通しが立っていないが、核兵器使用となれば話は別で、プーチンのサルマト水爆ミサイルが西側諸国で炸裂すれば、間違いなく「グレートリセット」に至る。



 何度もいうが、これは東西陣営の戦争ではない。

 「優秀さ」を価値の基準に据えたユダヤ人タルムードの利己主義グループと、笑顔の人間解放社会を求める=「国家を否定する」利他主義グループの対立二極化となる。

 冒頭に書いたように、この二極は、2019年くらいまでは、対話も邂逅もあったが、それ以降は、一切の対話や邂逅がないまま、利己主義グループの一極暴走となっている。



 我々、利他主義グループは、一切の国家主義と縁を切ったまま、独自に自給自足の農業共同体社会に向かって歩んでいる。両者の対話は微塵も存在しない。

 このまま互いに交差せずに歩むなら、2050年ころには、利己主義極は、地上から消え失せてしまうと予言されていて、実際にそうなるだろうと私は確信する。



 だが、プーチンの最後っ屁に中毒死する人々は、膨大な数に上るだろう。利己主義の「優秀さ」という価値観を追い求める人々は、地上から一掃されることになると思う。

 その意味では、ユダヤ人プーチンの大暴走は、地上から利己主義を追放するために計画されたものだったかもしれない。



 ロスチャイルド=シオニストが行ってきた、我々の想像を絶する規模の、恐ろしい陰謀は、すべて旧約聖書=創世記に描かれた「約束の地」、つまり神との契約に基づいたものだった。



 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-881.html



 2001年、911テロの背景 2021年09月10日

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1613.html



 あの911テロも、イスラム国の凄まじい暴虐も、ベイルート巨大爆発も、すべてイスラエル=モサドによって実行されたものだった。

 それどころではない。第二次世界大戦で、ユダヤ人の600万人のホローコストもまた、欧州の金融界を席巻して暖かい座布団にくるまっていたユダヤ人たちを、殺戮の恐怖によって、無理矢理、「約束の地」グレーターイスラエルに帰還させる目的だった。

 (これを分析紹介したサイトは、ことごとく削除されてしまっている)



 だから、プーチンや習近平を焚きつけて、第三次世界大戦によって、人類の大半を滅亡させるような凄まじい陰謀も、「神と契約した」彼らにとって、自然な計画なのだ。

 そのタルムード社会を目指すユダヤ人たちの思想的根拠が、「神の選民=優秀さ」という価値観であって、これこそが、バシャールの指摘した人類の一極なのだ。



 もう一つの極は、我々が求めている「差別のない笑顔の社会」であって、「優秀でない」したがって、評価されない社会である。

 両者は二度と交差せず、対話せず、邂逅もせず、それぞれが独自の道を「カラスの勝手でしょ」と歩み続け、あと30年後には、利己主義社会が、この地球上から消えてしまうと預言されているわけだ。



 このとき、「教会派(カトリック・プロテスタントの)キリスト教」も存在意義を失い、トマス福音書に示された「私は薪を割ってもそこにいる。石をどけてもそこにいる。教会のなかに私はいない」としたキリストの真の姿が誰の目にも見えるのではないかと私は思う。



福島第一原発から事故汚染水の放出を容認した原子力規制委

2022年05月19日 | インポート
 以下のNHKリンクは「許可なく転載禁止」になっているが、あまりにも虚偽に満ちて国民を愚弄しているため、あえて転載する。



 福島第一原発の処理水 原子力規制委 海洋放出計画を了承 05月18日

 https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20220518/1070017090.html



 福島第一原子力発電所にたまるトリチウムなどの放射性物質を含む処理水について原子力規制委員会は、東京電力が政府の方針に従って策定した海に流す計画を了承しました。

 →(アマ註=汚染水放出は国策として、2023年春から行われる予定)



 福島第一原発では、原子炉建屋に流れ込む地下水や雨水のほか、溶け落ちた核燃料の冷却に伴い放射性物質を含む汚染水が生じ、浄化したあとの水、いわゆる「処理水」には除去が難しいトリチウムなどの放射性物質が残ります。

政府は、増え続ける処理水を原発構内で保管し続けることはできないとして、基準を下回る濃度に薄めたうえで来年春ごろから海に流す方針を決め、東京電力が実施計画を策定。



 → (アマ註=トリチウムしか残らないような虚偽説明。実際には、ALPSが除去できないストロンチウム90はじめ大量の有害核種が残る。ストロンチウウ90の残留濃度は、実にリットル1600万ベクレルであり、日本政府規制値のリットル1500ベクレルの、実に1万300倍に上る。NHKよ、ウソをつくな! https://toyokeizai.net/articles/-/22253 ことさらトリチウムを持ち出しているのは、ストロンチウムを隠蔽したいからだ。 )



 原子力規制委員会が計画を審査してきました。

 規制委員会は18日の会合で、計画に記載されている処理水に含まれるトリチウムなどの濃度を放出前に確認する方法や、周辺環境や人への被ばく影響の評価などこれまでの議論をまとめた審査書の案を取り上げました。

 その結果、審査の内容に問題はないとして規制委員会は東京電力の計画を了承しました。

 19日からおよそ1か月、一般から意見を募集したあと、計画を正式に認可する見通しです。

 (→アマ註=その原子力規制委のメンバーは、全員が原発推進のための原子力村の住人。委員長の更田は、原研の役員、なかでも伴信彦は、福島エートスプロジェクトで住民を逃がさないで被曝させている中核人材。原発疑問派は絶対に入れない。一般公募聴聞でも、我々の意見がとり上げられたことは絶無だ。

 https://www.nsr.go.jp/nra/gaiyou/profile02.html )

 

 東京電力は去年12月から海洋放出に向けた海底トンネルの出入り口付近の整備工事を進めていて、今後は福島県や地元自治体の了解を得た上で、処理水を海水で薄める設備やトンネル本体などの工事に本格的に着手し、来年4月中旬ごろの工事完了を目指しています。

 ただ、地元や漁業者を中心に風評被害を懸念する声が根強く、政府と東京電力が関係者の理解をどう得ていくかが課題となっています。



 ≪処理水への理解は 10の国・地域対象に調査≫

 福島第一原子力発電所にたまり続ける処理水について、東京大学や福島大学などはことし3月22日からの7日間、国内のほか、中国や韓国などあわせて10の国と地域を対象にインターネット調査を行いました。



 対象は日本、韓国、中国、台湾、シンガポール、ロシア、ドイツ、フランス、イギリス、アメリカでそれぞれ、20歳以上の男女各150人の300人に聞き、10の国と地域のあわせて3000人から回答を得ました。



 まず、福島第一原発にたまり続ける「処理水」が、浄化設備を使ってトリチウム以外の放射性物質を国の基準を下回るまで取り除いていることを知っているか聞きました。

 その結果、全体の3分の2にあたる64.8%が「知らない」と答え、国別では、ロシアが77.3%、イギリスが73%、韓国が71.7%だったほか、日本でも60.3%と6割を超えました。



 (→アマ註=NHKの真っ赤なウソ報道だ!

 https://www.asahi.com/articles/ASL8N4CR7L8NUGTB004.html

 ALPSでは、トリチウムなど、たくさんの核種を除去できないことが明らかにされている。これまで、一度も日本政府の排水基準値をクリアできたことはない。)



その結果、全体の3分の2にあたる64.8%が「知らない」と答え、国別では、ロシアが77.3%、イギリスが73%、韓国が71.7%だったほか、日本でも60.3%と6割を超えました。

 また、日本政府が「処理水」を海に流す前に、除去が難しいトリチウムについて国の基準を大幅に下回るよう100倍以上に薄めたうえで海に放出する方針を決めたことについて全体の61.5%が「知らない」と回答。



(→アマ註=「薄めて放出」は、とんでもない国際法違反。恥を知れ!

 https://www.greenpeace.org/japan/sustainable/story/2019/08/07/9848/

 1982年に採択された「国連海洋法条約(UNCLOS)」第194条(2)は、

「いずれの国も、自国の管轄又は管理の下における活動が他の国及びその環境に対し汚染による損害を生じさせないように行われること並びに自国の管轄又は管理の下における事件又は活動から生ずる汚染がこの条約に従って自国が主権的権利を行使する区域を越えて拡大しないことを確保するためにすべての必要な措置をとる」と。



 放射性物質の海洋投棄は、例え液体を薄めようと100%、明らかなロンドン条約違反である。日本政府の投棄は、原子力政策に対する世界の信頼を破壊し、放射能汚染を世界に拡散させる極めて悪質なものだ。

 https://skazuyoshi.exblog.jp/29028830/ )



≪日本政府 国際社会の理解へ情報発信≫

福島第一原発にたまり続ける処理水の海への放出をめぐって、日本政府はIAEA=国際原子力機関による調査や各国への情報発信の強化などで国際社会の理解につなげたい考えです。

 IAEAは今後、処理水の安全性や周辺環境への影響などを評価し、報告書をまとめる方針で、日本政府はこうした第三者による評価を国内外に積極的に発信し、安全性をアピールするねらいです。



 【放出時の濃度設定】

 審査で論点になったのは、処理水に含まれる放射性物質「トリチウム」の濃度をどこまで薄めて放出するかという点です。

 政府の方針では、国の基準の40分の1にあたる1リットルあたり1500ベクレル未満としていて、規制委員会は東京電力に対し、この方針を守るための手法を明示するよう求めました。



 東京電力は、トリチウムの分析結果や混ぜ合わせる海水の量などにばらつきが出ることを考慮し、処理水を海水で薄めたあとの濃度を1リットルあたり1500ベクレルよりも低くし、さらに余裕を持たせた値に設定にすると説明しました。



(→アマ註=東京電力の本当の狙いは、汚染水放出問題は、あたかもトリチウム問題であるかのように視線を向けさせ、排出基準の数万倍のストロンチウム90汚染を、トリチウムに紛れて捨ててしまおうという極めて悪質性の高いものだ)



 【緊急時の対応】

 審査では、海に放出する設備に不具合があった場合など、緊急時の対応も論点となり、規制委員会は対策を明示するよう求めました。

 東京電力は、水の流れを瞬時に遮断する「緊急遮断弁」を処理水が通る配管に2か所設け、流量計や放射線を測る装置などが故障した場合でも海に流れ出ないように設計するとしました。



 また、震度5弱以上の地震、津波注意報、高潮警報などが出された際には設備が壊れるリスクを考慮して、海への放出を即座に停止する方針を示しました。

 そのうえで、設備を管理する人員を常駐させ、これ以外にも異常の兆候があれば放出を停止するとしています。



 【周辺環境への影響評価】

 さらに、審査では、処理水を海に放出した場合の周辺環境や人への被ばく影響をどう評価するかについても議論が交わされました。

 規制委員会は、東京電力が示した評価について、「想定したケースが極端で、国際的にみても受け入れられない」などとして、より現実的な評価を行うよう修正を求めました。



 これを受けて東京電力は、通常時のほか、設備の不具合で処理水が漏れ出た場合など、より現実的な想定で評価し直したうえで、人や環境への被ばく影響はいずれも極めて小さく、国際的な基準の範囲内に十分収まると説明。

 さらに、データを拡充させながら評価を継続的に見直していくとしました。



 18日の会合で、伴信彦委員はこの点について、「極端な想定が一部残っているが、適切な修正がなされたと考えている。今後は、東京電力が関係者などに対してどのように説明していくかが非常に重要なポイントになる」と指摘しました。



 ≪東京電力「説明を尽くし、丁寧に意見聞く」≫

 原子力規制委員会が、福島第一原子力発電所にたまるトリチウムなどの放射性物質を含む処理水を海に流す計画を了承したことを受けて、東京電力はコメントを出しました。

 東京電力は「安全を確保した設備設計や運用、科学的根拠に基づく正確な情報の国内外への発信、モニタリング強化など、政府の基本方針を踏まえた取り組みをしっかり進めたい。また、処理水の取り扱いに関する東京電力の考えや対応について説明を尽くし、丁寧に意見を聞く活動を重ねて不安や懸念を解消し、一人でも多くの人に理解してもらえるよう、全力で取り組む」としています。



 ≪漁業関係者「反対という立場は変わらない」≫

 福島第一原子力発電所にたまる、トリチウムなどの放射性物質を含む処理水を海に流す計画をめぐっては、茨城県内の漁業関係者から、風評被害による水産物の価格の下落や、後継者不足に拍車がかかることなどを懸念して反対の意見が出ています。



 原子力規制委員会が計画を了承したことについて、茨城沿海地区漁業協同組合連合会の飛田正美会長は「計画が了承されたとはいえ、反対という立場は変わらない。政府からは、漁業者の理解なしには放出は行わないと聞いているため、今後も政府や東京電力からの説明は受けていきたい」とコメントしています。



 ≪大井川知事「政府は東京電力の指導・監督を」≫

 福島第一原子力発電所にたまる、トリチウムなどの放射性物質を含む処理水を海に流す計画を原子力規制委員会が了承したことを受け、茨城県の大井川知事は「安全の確保に万全の措置を講じるとともに、政府としても東京電力の指導・監督を強くお願いしたい。

 処分方針については、今なお県内の漁業関係者から厳しい意見が出されていることなどから、政府は引き続き関係者への丁寧な説明を行うとともに関係者の意見に対する具体的な対応をお願いしたい」とするコメントを発表しました。



 ≪原子力規制委 更田委員長「説明や情報発信を尽くすべき」≫

 東京電力が政府の方針に従って進めている福島第一原発にたまる処理水を海に流す計画に、地元や漁業者を中心に風評被害を懸念する声が根強いことについて、原子力規制委員会の更田豊志委員長は、午後の会見で、「計画への懸念や反対の声があるのは当然だ。

 処理水放出への理解促進は、東京電力だけでなく、政府や私たち規制側も努力し、説明や情報発信を尽くすべきだ」と述べました。



 (→アマ註=「風評被害」ではない。まさに「放射能被曝による実害」である。NHKは、あたかも風評被害という虚構であるかのように人々を騙している)



 規制委員会は東京電力の計画について、19日からおよそ1か月、一般から意見を募集したあと、計画を正式に認可する予定ですが、その時期について更田委員長は早くてもことし7月になるとする見通しを示しました。



 (→アマ註=これまで原発関連の意見公募で、原発反対派の議論が取り上げられたことは絶無である。すべて門前払いになってきた。NHKは原発推進側だけに奉仕する報道をやめて、一度でも民衆の側に立て!)

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 一部引用以上



 トリチウムは、極めて低い18,6KeVというGM計ですら計れないほどの弱いベータ線エネルギーしか持たないため、30年前までは、生物には無害と信じられてきた。

 だが真実は違う。トリチウムは、生物が排斥機能を持っていないので、100%生体に取り込まれ、細胞構成物質に融合してしまうのだ。



 原子力産業によるATOMICAでさえ、有機結合型OBTになると、生物毒性が10000倍になると明記している。

 https://atomica.jaea.go.jp/dic/detail/dic_detail_2269.html

 無機的なトリチウムガスは、水素のアイソトープだが、これが生物細胞に取り込まれると有機型OBTに変化し、1万倍(線量係数)の生物毒性を持つようになる。



 このようなトリチウムの毒性について、矢ヶ崎克馬教授はじめ、たくさんの警告が出ている。

 https://www.sting-wl.com/yagasakikatsuma11.html



 以下は、反原発キノコの会を主催していた河田昌東氏の警告。

 https://www.nskk.org/province/no-nuke-project/topics/2021/1007/

 福島原発のトリチウム汚染水(1) – 何が問題? 2021年6月28日



 東京電力福島第一原子力発電所の事故後からたまり続けている汚染処理水の処分方法として、海洋放出することが2021年4月の政府関係閣僚会議によって決められました。漁業関係者をはじめ多くの人の反対の声にもかかわらず、希釈すれば人体・環境に無害な水として対応できると説明し、地元の人たちが懸念する風評被害に対しても「政府が前面に立つ」と言うだけで具体策は示されていません。



 先日開かれた、当プロジェクト主催のオンラインフォーラム「原発はやめようよ」でも、参加者からトリチウムが人体や環境へ及ぼす影響について疑問が出され、取り上げてほしい問題として挙げられました。本当にトリチウムを含んだ汚染処理水は海に流して大丈夫なのでしょうか?



 当サイト内の資料「福島第一原発事故の今とこれから」の中でも、河田昌東さんはトリチウムを海洋放出すれば風評被害ではなく「実害」が起こると言っています。

 いったいどういうことなのでしょう?

 今回はQ&A形式で解説しています。2回シリーズで一緒に考えていきましょう。



 事故から10年経った今も続いている福島第一原発の放射能汚染水問題は今後も簡単には解決出来そうにありません。その大きな原因は「トリチウム」にあります。東電の発表では事故直後の2011年5月~2013年7月にかけて海に流出したトリチウム量は約20~40兆ベクレル(2~4×1013Bq)で、この中には事故直後に流出した高濃度の汚染水や東電が意図的に放出した汚染水中のトリチウムは含まれていません。

 現在1200個のタンクに貯蔵されている汚染水120万トンに含まれるトリチウムは860兆Bq(8.6×1014)で、今なお毎日150トン増え続けています。東電と政府はこれを基準以下に薄めて海洋放出するといいます。何が問題なのでしょうか。



 トリチウム(Tritium:略号T)の和名は三重水素と呼ばれ化学的性質は水素(H)と同じです。 水素は原子核に一個の陽子(P)、その周りを一個の電子(e)が回っている最も小さい安定元素です。

トリチウムは原子核に一個の陽子(1P)の他に2個の中性子(2N)を含み(1P2N)、不安定なため中性子の1個が電子を放出して陽子に変化し、原子核に2個の陽子(2P)と1個の中性子(N)を含む(2P1N)新しい元素(ヘリウム3:3He)になって安定化します。この時放出される電子がベータ線(β線)です。トリチウムの半減期は12.3年です。



原子炉の中では、冷却水(H2O)に僅かに含まれる重水(H-O-D)の重水素(D)の原子核に中性子が取り込まれたり、不純物のリチウムや加圧水型原発の冷却水に含まれるホウ素という物質が分解したりしてトリチウムが出来ます。

 (アマ註=加圧式原子炉やCANDU炉でトリチウム放出が多い理由は、このホウ素のせい。ホウ素を添加しないと核爆発を起こしてしまう)

 従って、原子炉の冷却を続ける限りトリチウムは新たに生産され続けることになります。



一方、我々が生きている生活圏でもトリチウムは存在します。過去の核実験や宇宙線の影響で、地球上の水の中には1~2Bq/L程度のトリチウムが含まれています。

 トリチウムはなぜ除去できないの?



化学的性質が水素と同じで、トリチウム(T)を含む水(T-O-H)と通常の水(H-O-H)が区別出来ないからです。

セシウム137やストロンチウム90など多くの放射性物質の除去には、その元素の化学的性質を利用し吸着や濾過などを行い除去します。しかし、通常の水とトリチウムを含む水はこうした方法では区別できず除去できません。



 その結果、沸騰水型原発では原子炉内で年間2兆Bq(2×1012)、加圧水型原発(PWR)では87兆Bq(8.7×1013)のトリチウムが生成されますが、その殆どを放出可能な海洋放出基準が定められています(濃度では60000Bq/L)。



余談ですが、青森県六ヶ所村の再処理工場が通常に稼働すれば、年間1900兆Bq(1.9×1015)を大気中に、1.8京Bq(1.8×1016)を海中に放出する予定です。

トリチウムの放出基準は事実上存在せず、現実追認でありそれが根本的な問題です。



 トリチウムのなにが問題なのでしょう?

 トリチウム水は通常の水と同様、経口や呼吸、皮膚を通じて体内に入ります。

体内でも普通の水と同様に血液や体液を通じて細胞内の様々な代謝反応に関与し、タンパク質や遺伝子(DNA)の中の水素に取って代わりその成分として入り込みます。



体内で水として存在する場合は新たに入ってくる水に置きかわり体外に排出されます(生物学的半減期は12日)が、細胞の構成成分として取り込まれたトリチウムは容易に代謝されず、その分子が分解されて水になるまで長時間留まり(放射線生物学者ロザリー・バーテルによると少なくとも15年以上)、ベータ線を出し続けることになります。

 盛んに細胞分裂する若い細胞ではより多くのトリチウムを成分として取り込みます。



 体内の有機物に取り込まれたトリチウムは有機結合型トリチウムOBT (Organic Bound Tritium)と呼ばれ、セシウムのように単に元素として体内に存在し放射線を出す放射能とは区別が必要です。

 しかし国際放射性防護委員会(ICRP)はこの点を過小評価しています。



 トリチウムの出すベータ線はエネルギーが極めて小さく、外部被曝は殆ど問題になりませんが、こうして体内に取り込まれると、全てのベータ線は内部被曝の原因になります。

 DNAに取り込まれたトリチウムはどうなるの?



 トリチウムは遺伝子DNAの中の酸素や炭素、窒素、リン原子と結合し、化学的には通常の水素原子と同じ振る舞いをしますが、半減期とともに電子(ベータ線)を放出して周囲を内部被曝させ様々な分子を破壊します。



 しかし、それだけではありません。トリチウムが壊れヘリウム原子に変わると、トリチウムと結合していた炭素や酸素、窒素、リン等の原子とトリチウムとの化学結合(共有結合)が切断します。

 ヘリウムは全ての元素の中で最も安定な元素で他の元素とは結合しないからです。

その結果DNAを構成している炭素や酸素、窒素、リン原子は不安定になり、DNAの化学結合の切断が起こります。



このように、トリチウムの効果は崩壊時に出すベータ線の被曝だけではなく、一般的な放射性物質による照射被爆とは異なる次元の、構成元素の崩壊という分子破壊をもたらすのです。

 いわゆる照射被曝は確率論的現象ですが、DNAの破壊はトリチウムの崩壊と共に100%起こります。



トリチウム汚染でなにが起こるの?

 核実験が始まる1950年代以降、トリチウムの生物学的影響に関する研究は数多く行われています。

 最も広く知られているのは染色体の切断などの異常です。

 人リンパ球を使った実験ではトリチウム水に晒されると3700Bq/ml位から染色体異常が起こり、370万Bq/mlではほぼ全ての細胞で染色体が壊れます。DNAの構成要素の一つチミジンの水素をトリチウムで置換した場合、37Bq/ml位から染色体の異常が始まり19万Bq/mlの濃度では100%の細胞が染色体異常を起こします(堀、中井:1976年)。



 このように有機結合型トリチウムOBTの危険性は通常の放射能による被曝とは次元が違います。生体次元での研究も数多くあり、染色体異常(突然変異)の結果、致死的なガンなどの健康障害が指摘されています。



 特に問題なのは子宮内胎児への影響です。

 トリチウム水やトリチウムを含む体内の分子は、胎盤が通常の水や分子と識別出来ないため、そのまま胎児の細胞に取り込まれます。

 その結果、胎児に異常が起こり、死産や早産、流産などの他、様々な先天異常などの原因になります。



 (アマ註=私は河田氏が、ゲノム研究に妊婦を参加させ、「5ミリシーベルトまでの被曝なら安全」と主張したので激怒した。自分が書いたことを分かってれば、妊婦を放射線ゲノム実験に参加させるなど、とんでもないことだと分かるはずだが。)



 米国カリフォルニア州のローレンス・リバモア国立核研究所のT. ストラウムらの研究(1991~1993)ではトリチウムによる催奇形性の確率は致死性ガンの確率の6倍にのぼります。

 カナダのオンタリオ湖はカナダ特有の重水原子炉から出る大量のトリチウムによる汚染が知られています。その結果、周辺地域で1978~1985年の間に出産異常や流死産の増加が認められ、ダウン症候群が1.8倍(85%)に増加し、胎児の中枢神経系の異常も確認されました(カナダ国立原子力エネルギー規制委員会報告1991年)。



 また最近明らかになった重大な事実があります。

 英国の核燃料加工施設でトリチウムを扱う作業に従事した34名について調査したところ、平均被曝線量がγ線は1.94mSv(ミリシーベルト)、トリチウムによるβ線被曝が9.33mSvしかなかったにもかかわらず、血液中リンパ球の染色体異常が多発していました。



 このように、トリチウムは放射線のエネルギーが低いためにその影響が過小評価されがちですが、ベータ線被曝だけでなく、生体分子の構成成分の破壊を通じて、他の放射性物質とは全く異なる生物への影響をもたらすことが大きな問題です。

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 引用以上



 上に書いてあることは、すべて正確である。

 トリチウムを環境中に増やすことは、民族の運命を滅亡に近づけることだ。飲食呼吸から体内に入ったトリチウムは、100%吸収され、DNAの構成要素となった三重水素は、12年で半分がヘリウムに変わり、瞬時にDNAを破壊する。

 国は、「修復される」と主張するが、それは一部にすぎない。トリチウムが増えれば、修復が間に合わず、生命体を危機に晒すのだ。



 だが、福島原発汚染水問題は、トリチウムだけに耳目を集めさせ、実はストロンチウム90を隠蔽することが主題なのだ。

 Sr90の生物毒性は、Cs137の300倍と言われている。海洋に捨てれば、魚介類のカルシウム代替として骨を構成し、それをスープなどで摂取すれば、白血病や骨癌など、たくさんの深刻な病気の原因になる。

 こんなことを許せば、日本民族の未来は存在しない。



 福島第一原発 トリチウム放出計画について 2019年12月24

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-975.html



 福島第一原発で保管している莫大なトリチウム汚染水の海洋投棄を容認洗脳させるため、東電は、あらゆる手段を使っている 2019年09月20日

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-875.html



 

プーチンの本当の狙い

2022年05月18日 | インポート




 ウクライナ戦争が進行して、プーチンの本当の狙いが透けて見えるようになった。

 プーチンは、ウクライナ戦争を口実に、実は第三次世界大戦を誘導し、西側諸国を核兵器によって完全破壊しようとしているように思える。

 これは2019年段階で、すでにプーチンと習近平によって計画されたものである可能性が非常に強い。



 理由は、

 ① 2019年段階から、習近平は、世界中の穀物の買い占めをはじめ、世界の穀物在庫の半分以上を中国内に備蓄したこと。

 https://you1news.com/archives/44461.html



 ② ロシアは、ウクライナのオデッサに集積された小麦を強奪し、シリアなどの同盟国に送っていること。

 https://www.j-cast.com/trend/2022/05/17437424.html?p=all



 ③ 世界中の食料施設が、FSBの仕業と疑われる破壊工作に遭っていること。

 https://indeep.jp/the-upcoming-american-food-crisis-is-intentional/



http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1854.html



 ④ 上海のロックダウンも、西側諸国の産業サプライチェーンを破壊する目的で行われている可能性が強いこと。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1844.html



 ⑤ 世界中の肥料供給が、戦争だけでない、不可解な理由で停滞させられていること。

 https://www.jacom.or.jp/nousei/rensai/2022/04/220418-58308.php



あまりにも急激で異様な世界的食糧危機は、自然災害によるものではなく、かなり以前から計画されたものである証拠が次々に明らかになっている。

 世界中の食料施設が破壊されている事実は、決して偶然ではない。完全に秘密工作機関による周到な破壊工作である。

 さらに、ロシアは、ウクライナの穀物在庫を西側諸国に流れないよう意図的な工作も行っている。また、世界中の肥料供給チェーンも破壊している。



 ウクライナの港に「日本の小麦の年間流通量の5倍」に相当する穀物が輸出できずに停留中。その中で世界貿易機関の長官が「このままでは大規模な飢餓が起きる」と言及 2022年5月9日

 https://earthreview.net/nearly-25-million-tonnes-of-grain-stuck-in-ukraine/



 世界中の機関と組織が揃って述べる「6ヵ月以内の深刻な食糧危機」。これはリーマンショックやパンデミックと同じ「予告」の模様。そして世界の穀物在庫はすでに危機的な状態であることも判明 2022年5月8日

 https://indeep.jp/food-crisis-within-6-months/



 食料施設への不可解な攻撃が「世界中で起きている」ことが各国報道で判明。アメリカでは畜産管理アプリ経由での大規模なサイバー攻撃が発生。これをやっているのは…… 2022年5月1日

 https://indeep.jp/destruction-of-food-facilities-around-the-world/



 アメリカの食料危機は「意図的」である様相。過去数ヶ月で十数カ所の食品関連施設が火災や爆発で消失し、全米への肥料の運搬が強制的に止められている 2022年4月23日

 https://indeep.jp/the-upcoming-american-food-crisis-is-intentional/



 アメリカ食品関連施設の謎の連続火災の後、FBIが、米農業協同組合にサイバー攻撃が行われる可能性を文書で警告 : 「穀物生産が混乱に陥る可能性がある」と 2022年4月24日

 https://indeep.jp/fbi-warns-cyber-attacks-on-food-plants/



 以上の情報から、今、起き始めている世界的な食糧危機が、我々の想像を絶する規模をもった「陰謀」として準備されてきたことが明らかだ。

 InDeepの記事は、架空や捏造ではなく、報道機関と整合性のとれた信頼のおける情報である。

 なにものかが、世界中の食料施設を破壊し、世界中の穀物供給チェーンを崩壊させようとしている。



 なにものかとは誰かといえば、それは、「食糧危機」に対する準備を整え、何が起きてお困らない中国とロシア以外ありえない。世界中の食料施設を放火攻撃している組織も、おそらく中国・ロシアの秘密諜報組織だろう。



 プーチンがウクライナに侵攻した本当の目的は、実はウクライナの属国化というより、西側世界への穀物供給チェーンを完全破壊し、西側経済とライフラインを崩壊させることではないのか?

 また、東側諸国に潤沢な穀物を供給し、西側諸国に巨大な飢餓を演出することで、戦後自由主義体制を完全崩壊させ、東側(ロシア・中国)主導の新世界秩序を形成することではないのか?



 このままゆけば、プーチン・ロシアはウクライナ戦争で追い詰められて、必ず核戦争に持ち込むだろう。これも、最初から計算ずくの行動ではなかったか?

 ロシアという国は、中国と同じようにウソで固めた国家だ。ソ連建国以来、偽旗作戦ばかり繰り返してきた。



 日本の北方領土強奪も、まったく同じロシア人の「人を騙す」という文化=本質から来ている問題だ。今回のウクライナ侵攻も、実は偽装戦争であって、背後には桁違いに恐ろしい陰謀が存在していると考える必要がある。



 ロシア人には、人を騙す文化がある。それは、たぶん、ハザール国アシュケナージ・ユダヤ人由来のタルムード思想によるものだと私は考えている。

 ロシア人の価値観は、「強欲」礼賛だと私は思う。人を騙してでも財産を拡大することが正義なのだ。他人のものを奪うのは、ロシアの歴史的文化だ。



 だから、今回のウクライナ侵攻もまた、何もかもが偽旗作戦であり、ウクライナ侵攻の背後には、桁違いに恐ろしい思惑があるはずだ。

 つまり、すべては、核戦争=第三次世界大戦突入を前提に、計画されたウクライナ侵攻だったと考えるしかない。

 プーチンは、西側諸国を滅ぼして、世界帝国の帝王になりたいのだと私は思う。それは、プーチンが癌を宣告されて、命あるうちに帝王を実現するというモチベーションになっている。



 すでに、日本を含む西側諸国のすべてで、小麦やトウモロコシの高騰によって、大衆レベルの経済危機に追い込まれている。

 このままゆけば、来年は、世界中が生き地獄だが、ロシア・中国、その同盟国であるCSTO(アルメニア・ベラルーシ・カザフスタン・キルギス・タジキスタン・イラン・ベネズエラ)がウクライナから強奪した穀物によって生き延びることになる。



 しかし、確実に核戦争がエスカレートして、中国もロシアも核爆発地獄に陥り、国家も崩壊してしまうに違いない。

 そもそも、西側諸国には、自動車はじめ、農業機械など技術関連の膨大なインフラと蓄積、生産能力があって、ロシアや中国が、どれほど世界帝国を謳歌しようとしても、まともなネジ一本生産できない。日本工業を破壊すれば、世界の先端産業の数割の維持更新機能を失ってしまうのだ。



 例えば、中国の新幹線は、日本からの部品供給が途絶えるなら、数ヶ月で運行不可能に陥るといわれている。

 https://www.sankeibiz.jp/business/news/150511/bsc1505110500002-n1.htm

 中華製品が見せかけだけで、耐久性・信頼性に乏しいことは、1998年以降の日本進出製品の不良品の山を見れば誰でも、痛い思いで身にしみているはずだ。

 

 だから、中国・ロシアという体面と強欲、ウソに満ちた国家が、核兵器によって世界の帝国として人類を支配することができたとしても、三日天下になり、永続性など考えようがない。

 たちまち、人類滅亡に向かってひた走るしかない。



 そもそも、プーチンや習近平の陰謀が、彼らの杜撰な計画性によって、まともに成就すると予想する方がおかしい。彼らの思い通りになるほど世界は甘くない。

 しかし、もしも、ロシアや中国の、さらに背後に、ダボス陰謀団がいたなら、何が起きるのかも考える必要がある。



 世界経済フォーラム=ダボス会議の中核であるビルゲイツらは、すでに20年も前から、世界人口を現在の一割の7億人に固定する社会を作ると公言してきた。

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1653.html



 最初に言い出したのは、ダボス会議の生みの親、キシンジャーの1973年の発言で、世界人口を5億人(当時の一割)にするというものだった。

 以来、一貫して、世界の支配者=ロスチャイルドの下にいるユダヤ人グループは、世界人口の圧倒的削減をテーマに掲げてきた。

 新型コロナ禍も、本当は人口削減のための陰謀だったのではないかという声は根強い。



 今回、プーチンや習近平が、世界を核戦争に巻き込むとすれば、それは、ダボス陰謀団による「グレートリセット」=巨大な人口削減が成就することになり、まさに彼ら=ダボス陰謀団の思惑通りということになる。



 今は、はっきりした証拠がないが、私は、プーチンの背後に、人口削減グループがいるような気がしてならない。

食糧危機を控えて

2022年05月17日 | インポート


 おそらく夏場を過ぎれば、全国的に一斉に食料品の買い占めが起きて、買い遅れた人の食べ物が不足する事態が起きると予想している。

 小麦の収穫期に、収穫できる小麦が存在しないことが報道されるなら、世界中が先を争って食料品の確保に走るだろう。



 日本政府=自民党政権は、まだ、ひどく甘く考えて、危機管理を怠っているようで、中国が世界の穀物在庫の半分以上を買い占めたのに、日本政府が穀物確保に向かっている報道は皆無だ。

 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM13CUD0T11C21A2000000/



  小麦の近い未来 InDeep 2022年5月16日

https://indeep.jp/the-near-future-of-wheat/



 最初のうちは、価格上昇が起きても、政府穀物在庫や、乾麺などの製品在庫があるから、それほど深刻な事態にはならないと思っているが、小麦不足が世間の話題になれば、新自由主義の弱肉強食社会では、利己主義の金持ちが、短期間に買い占めに走ることは火を見るより明らかで、日本中、本当に、どこに行っても、食料が得られない事態になる可能性がある。



 だから、食料備蓄は、夏頃までに済ませておかないと取り返しがつかない。

 ちょうど311震災の直後、首都圏の食料品売り場から、あらゆる食料が消えた。あのときは、半月程度で他地域からの供給が復活したが、今度はそうはいかない。

 世界一斉の食糧危機なのだ。



 私は、昨年の春頃に、真空パック玄米など半年分をネットで購入したり、いただいたりした。米麦などの穀物は、日本の場合、ノシメマダラメイガのような害虫に食い荒らされるので、真空パック保管は絶対条件だ。



 玄米なら白米と違って、経年食味劣化が少ないので5年くらい経たものでも、風味は落ちるが十分に食べられる。風味が落ちても、パエリヤやオジヤにすれば美味しいし、私は原則、玄米のまま圧力釜で食べるようにしている。



 その他は、スパゲッティやうどんなどの乾麺だ。これも長期間保管がきくが、やはり経年劣化し風味が落ちる。5年以上経たスパゲティ乾麺は、茹で時間を二倍にしなければならないが、大量に茹でて冷凍しておけばよい。

 後はソースを工夫すれば、麺の風味劣化を誤魔化すことは容易だ。



 美味しい食事をしたいなら、自給自足農業が欠かせない。

 昨年から食糧危機の予感があり、タマネギの高騰をみて、昨年11月に、苗を200本ほど畑に植えたが、すでに大半を収穫することができた。

 中玉が100円近くするので、今回は、本当に作って良かった。



 2月頃から馬鈴薯の栽培を準備したが、キタアカリ種芋を1Kgしか買うことができなかった。どこに行っても売り切れなのだ。しかし、5月に入って「旬の北海道クラブ」という名で、男爵種芋2Kが届けられ、昨日までに植え付けることができた。

 こちらは、連絡先が書いてないので、お礼を言えず、ブログ上で、お礼を述べさせていただきたい。友人の札幌松本さんからかと思ってたら違っていたので遅れてごめんなさい。



 最初に植えたキタアカリは、十数個の株だが、来月にも収穫できそうだ。

 他には、甘藷を100本ほど植え付けたが、苗が高騰していて驚いた。紅あずま25本入りが800円もしたのだ。それでも、品不足になっている。

 また、中国産の土垂里芋も1Kg植え付けた。

 後は、ネズミに食べられないよう対策をすれば、秋までには収穫できるだろう。

 心配なのは、家の周囲をカモシカや鹿、狸など芋好き動物がうろついていることで、神経を使う毎日だ。



 近所に住む木村さんは、ブルーベリーを栽培しているのだが、ネットに大穴を開けられて侵入され食害された。見てみると、荒し方の派手さから熊が侵入したようだ。

 まったく、豊かすぎる自然環境にも困ったものだ。



 あと、トウモロコシを30株ほどと、大根、ほうれん草、オクラ、ナスにトマト、蕪なども栽培していて、たぶん秋まで、野菜は買わずにすむと思う。

 収穫したタマネギは腐りやすい赤玉なので、通気性の網袋に入れて日陰に吊してある。

 馬鈴薯は、うまくゆけば20Kgくらいは確保できると思う。これもネットに入れて新聞紙で遮光し、軒下に吊しておく。

 我が家の軒下は、ネット袋がぶら下がる食料貯蔵庫みたいになってきた。



 せっかくの食糧危機なのだから、自給自足農業に取り組むのが最善手だと私は思う。

 一人当たり、おおむね100坪程度、一家族一反程度の自家菜園を確保しておけば、食料の半分くらいは自給できる。

 あとは、ネット通販などを利用して、玄米のような劣化しにくい食材を備蓄しておく。可能ならフリーズドライ食品もいい。20年前にいただいたフリーズドライ赤飯も食べることができた。



 缶詰は、賞味期限が5年になっているが、実際には10年でも20年でも、缶が膨らまない限り大丈夫で、サバ缶などは10年目あたりが、一番うまいような気がする。

私は、缶詰は全部で100缶程度を備蓄したが、結構食べているので追加が必要だ。



 問題は、今後、燃料費が高騰するため、電気代も際限なく上がってゆくこと。ガソリンや灯油の確保も難しくなるので、代替エネルギーとして、裏庭の枯枝を利用して、竈で煮炊きするつもりで準備している。



 ガソリンが得られなくなった場合は、自転車を使うしかない。近いスーパーまで15Kmくらいあるので、徒歩では困難だ。バス便も廃止になってしまっている。

 その自転車は、折りたたみを購入したが、品切れということで半月待たされているが、まだ来る気配がない。

 うちの場合は、井戸水なので、発電機でポンプを動かさなければ水が出ない。ガソリン切れが心配だが、最悪、1Kmほど山に入って清冽な湧き水を汲んでくるしかない。



 いよいよ、日本に(世界に)、第二次世界大戦以来の物不足、食料不足がやってくる。

 具体的な救済ビジョンを持っていないと、慌てても間違いを重ねるばかりだろう。

 水と食料、暖房をどうするのか? 

 今まだ余裕のあるうちに、真剣に対策し、準備を終えておく必要がある。