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稀代の大嘘つき一族の核シェアリング論

2022年03月25日 | インポート




 安倍晋三と橋下徹が、「核シェアリング論」を提起したのは、一ヶ月前だった。



  安倍晋三氏「核シェアリング」言及「議論をタブー視してはならない」2/27

 https://news.yahoo.co.jp/articles/193a52324b0785b415d55b2e28e14fd9bf38d11c



元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が27日、フジテレビ系「日曜報道THE PRIME」に出演し「核シェアリング」について言及した。この日は安倍晋三元首相が出演し、ロシアのウクライナ侵攻などについて議論した。



 橋下氏は「ウクライナ情勢を見て、つくづく自分たちで国を守る力が絶対に必要」と主張。集団的自衛権の必要性を説くとともに、日本が打撃力、反撃力を持つことを「考えなきゃいけない」と発言した。



 さらに「核保有は現実論じゃないにせよ、非核三原則で『持ち込ませず』のところはアメリカと共同でっていうところも議論していく」と踏み込み、「次の参議院選挙できちっと争点にしてですね、日本の防衛というものを問うてもらいたい」と投げかけた。



 安倍氏は「先制攻撃は国際法違反ですから、そもそもしませんから」と前置き。核について、ドイツ、ベルギー、オランダ、イタリアを例に挙げ「核シェアリング」をしているとした。「自国にアメリカの核を置いていて、それを落としに行くのはそれぞれの国。こういうことをやっているっていうことは多くの日本の国民のみなさんもご存じないんだろうと思います」と説明した。



 安倍氏は「世界はどのように安全が守られているかという現実について、議論していくことをタブー視してはならない」と主張。一方で「被爆国として核を廃絶するという目標に向かって進んでいくことは大切」と推進しているわけでなはいことも主張し、さまざまな選択肢を議論することが重要とした。

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 引用以上



 「嘘つき晋三」が白々しく語っている「核シェアリング論」というのは、米日共同で核使用を共有するということだ。

 核兵器など、とっくに共有している。というより、米軍の日本国内への核兵器配備を日本政府が容認し続けてきた。

 那覇や横田、三沢などの米軍基地には数百の核爆弾や核ミサイルが配備されてるのは常識だ。



 安倍晋三が、わざわざ「核シェアリング論」を宣伝した理由は、その発射命令を、日本政府ができるようにしたいという希望である。



 米軍が日本に進駐したのは1945年の秋だから、今年で77年になるが、その最初から、米軍は日本に核兵器を配備してきた。

 米軍のラロック退役中将も、ライシャワー元大使も、「米軍艦船は、いつでも核兵器を搭載して日本に寄港してる」と証言した。

 艦船だけではない、那覇、横田、三沢基地に航空機用核爆弾が配備されてきたのは常識中の常識である。

 https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/0535/kithitai/08/documents/0801.pdf



 1972年、沖縄返還の前、アメリカ施政下の沖縄では、1300発に上る核兵器(爆弾とミサイル)が配備されていた。

 

復帰前の沖縄、核兵器1300発貯蔵 誤射や核攻撃命令も 2019年10月3日

 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1000763.html



 沖縄復帰後はどうなのか?



1967年に佐藤栄作首相(安倍晋三の叔父、岸信介の弟)によって表明された核兵器を「もたない、つくらない、もちこまない」という三つの原則を表明した。

 このことで、佐藤栄作はノーベル平和賞を授与されたが、栄作の欺瞞に満ちた正体を知っている者たちからは、「史上最悪の茶番受賞」と評された。

 佐藤栄作も、日本近代史に残る大ウソつきだったからだ。それまで栄作は、兄の岸信介とともに、有名な核武装主義者だったのだ。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%9E%E6%A0%B8%E4%B8%89%E5%8E%9F%E5%89%87



 栄作の「非核三原則」は、当時、中国の核武装を受けて、「自分たちは丸腰なのに……」と国際社会にアピールすることが目的だったようだ。

 ホンネで、核廃絶を求めているとは誰一人信じなかった。それは、国内の核廃絶運動、原水協運動を弾圧してきた経緯からも明らかだった。

 自民党政府は、世界のあらゆる核兵器縮小廃絶条約に背を向けてきた。



72年の沖縄返還後、アメリカは、沖縄の核兵器を、ただの一つも持ち帰っていない……そのまま配備されたままだ。核兵器が消えたという証拠は皆無である。

https://toyokeizai.net/articles/-/277612



  佐藤栄作首相による非核三原則は、最初から何もかもがウソだった。

http://kurashiki999.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-c928.html



 ①1960年1月の安保条約改定時の、核持ち込みに関する「密約」

 ②1960年1月の安保条約改定時の、朝鮮半島有事の際の先頭作戦行動に関する「密約」

 ③1972年の沖縄返還時の、有事の際の核持ち込みに関する「密約」

 ④1972年の沖縄返還時の、原状回復補償費の肩代わりに関する「密約」



 西山太吉氏が、沖縄返還に関して、時の佐藤栄作首相が、無償返還で「核ぬき本土並み」を喧伝していたのに対し、原状回復補償費の肩代わりとして、400万ドルが日本政府からアメリカ政府に渡されるというスクープをした。



 一時は国会でも物議をかもし、野党社会党の、政府に対する攻撃材料になったが、取材の仕方が、既婚の外務省女性事務官から情を通じ、これを利用して得た情報であるとして、「国家公務員法秘密漏洩教唆」違反で、女性事務官も「国家公務員法秘密漏洩」違反で1972年4月に逮捕された。話はワイドショウのようになって、肝心の密約の話は裁判でも遡上せず、西山氏は最高裁まで戦っても有罪が確定してしまった。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%B1%B1%E4%BA%8B%E4%BB%B6



 25年後アメリカの公文書館で秘密指定が解除になり、2000年5月に我部琉球大学教授と朝日新聞が密約を裏付ける資料を発見している。それには西山氏がスクープした400万ドルのほかに1億8000万ドルをアメリカ側に提供する事が記されていた。



 佐藤栄作は、表向き核兵器配備を拒否するフリをしてノーベル賞をもらっておきながら、裏では米軍と妥協して、アメリカの核兵器持ち込みを黙認するという密約を交わしていた。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%B1%B3%E6%A0%B8%E6%8C%81%E3%81%A1%E8%BE%BC%E3%81%BF%E5%95%8F%E9%A1%8C



 依頼、現在まで50数年間というもの、米軍は一貫して、密約通りに核兵器を日本に持ち込んできた。日本には、沖縄・横田・三沢・岩国などの米軍基地に数千発の核兵器が保管されているのは間違いない事実である。

 それは一朝有事あらば、たちまち米軍爆撃機に搭載されて戦地に赴くことになる。

 今回、安倍晋三は、自分の叔父が内緒で密約した核保有について、その発射命令権について、自分たちにもよこせと言っているわけだ。

 「叔父のついたウソを本当にしてしまえ」、と言っているようにも聞こえる。



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 昨日、北朝鮮からミサイルが発射され、日本EEZ海域に落下した。

 

自民“ヒゲの隊長”「日本海がまるでミサイルの実験場に」北朝鮮への強い措置求める 2022年3月25日

 https://www.fnn.jp/articles/-/337105



  https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220325/k10013550791000.html



 ミサイルは「火星17」と呼ばれる最大級のICBMで、16個の核弾頭を搭載でき、数十メガトンの威力を持つ核ミサイルになるとのことで、ほぼロシアのサルマトと同等の性能のようだ。

 北朝鮮攻撃の拠点は小松基地なので、出口王仁三郎の予言にある「第三次世界大戦の緒戦で、小松市に核兵器が落とされ、家一軒残らない」は、もしかしたら、北朝鮮から発射されるのかもしれない。



 さて、これほどの緊迫した核戦争の危機は、1962年のキューバ危機を超えるともいわれ、ロシアのウクライナ侵攻の敗色が濃くなった段階で、プーチンの人生最後屁として、日米をはじめ、敵対国に「死の手システム」によって核ミサイルが発射されるといわれている。



 この核攻撃に対抗する目的で、日本の核武装が必要という議論がネトウヨたちを席捲してるのだ。

 だが、日本には、すでに大量の核兵器が配備されているのは常識である。

 また、ネット上からは消された情報だが、かつて、安倍晋三が財界人を集めた懇談会で、三菱の関係者が、「我々は三日あれば核ミサイルを作ってみせる」と豪語したと書かれていた。



 これも当然のことだ。そもそも日本宇宙ロケットの開発史は、実はICBMの開発史でもあった。ロケット技術は、そのままミサイル技術だからで、すでに日本は航続距離数万キロ程度のICBM開発に成功していると言っていいだろう。

 また核弾頭は、純度93%以上のプルトニウム239が2kg以上あれば、それを6つに分割しておいて、指令によって爆縮するシステムがあればよいが、日本の技術ならお茶の子サイサイだろう。たぶん、私でも核弾頭を手作りできると思う。



 だから、ミサイルと爆縮弾頭さえ作ってあれば、プルトニウムをセットするだけなら三日もあれば十分だろう。三菱(重工?)関係者の豪語はウソではない。

 そもそも、福島第一原発事故で、運転もしていないのに爆発した4号機は、配管から水素が漏れたと苦しい言い訳をしているが、実際には、定検中の4号機で、プルトニウムの純度を高めるための中性子暴露運転をしていた可能性が強い。

 http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/752.html



 つまり、日本政府は秘密裏に、東電に命じて核ミサイル用のプルトニウム239の純化作業を行っていたのだ。それは、とっくに作られているであろう、三菱製ミサイルに核弾頭として装填される。確かに三日あれば十分に発射できる。

 日本は、とっくに核兵器保有国であり、いつでも、それを使える体制にあるのだ。



 安倍晋三の実兄である安倍寛信は、三菱商事の社長だが、三菱グループを統括するトップリーダーの一人でもある。晋三のような馬鹿ではない。

 彼らの祖父である、岸信介は、朝鮮・満州で麻薬を売りさばいて超巨額の資金を作った。(M資金)

 この資金を米軍に供与することで、盟友だった731部隊、内藤ら全員と、自分と、里見甫、笹川良一、児玉誉士夫、正力松太郎らA級戦犯から釈放させた。



 そして、自民党を創立し、戦後の日本核武装の道筋を正力松太郎とともに用意した。

 岸信介の孫たち、晋三や寛信らが、日本の核武装を完成させようとしている。

 だが、そのとき、ロシアでは、プーチンが断末魔とともに、「死の手」核ミサイルを日本に撃ち込んでくる。

 これは競争主義による力の支配に洗脳された人々の末路である。「俺の方が強い、より強力な武器を作って相手を威圧する」という発想の行く末は、核戦争による共倒れしかない。



 人類に、もし未来があるとすれば、それは、「相手を皆殺しにする」という恫喝ではなく、競争せず、手を携えて共に生きるという愛と友情のなかにしか存在しない。

 新自由主義のような独善、利己主義の思想が人類を席捲していれば、このような核戦争で人類が滅亡するのは必然、当然のことなのだ。



 ホピ族の予言では、宇宙ステーションができたとき、神は人類を滅ぼすことを決意したとのこと。

 https://www.youtube.com/watch?v=aM8bGN1FlsE&t=2s