ロシア、化学兵器部隊投入 ウクライナ東部に―英情報筋 2022年03月23日
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022032200906&g=int
【ロンドン時事】ウクライナに侵攻したロシア軍が化学兵器を扱う部隊をウクライナ領内に投入したとみられることが分かった。
英情報筋が22日、明らかにした。米欧などはロシアがウクライナで化学兵器を使用する可能性があるとみて警戒している。
化学兵器とみられる装備と関連部隊は今月中旬、ウクライナ東部の国境から親ロシア派武装勢力が支配するドンバス地方に入った。その後も東部にとどまっているもようだ。化学物質を搭載した弾道ミサイルか砲弾が実戦配備された可能性がある。
また、これらの部隊とは別に、核・生物・化学兵器(NBC兵器)戦に対応した特殊部隊もウクライナ領内に入った。情報筋は「いつでも(化学兵器を)使えるよう準備しているのかもしれない」と述べた。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000248845.html
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引用以上
プーチン氏側近「ロシア存亡の脅威あれば核兵器使用ありえる」2022/3/23
https://mainichi.jp/articles/20220323/k00/00m/030/040000c
ロシア軍のウクライナ侵攻を巡り、プーチン露大統領の側近として知られるペスコフ大統領報道官は22日、核兵器使用の可能性について「ロシアの存亡に関わる脅威があった場合にはありえる」と言及し、状況次第では核の使用も辞さないとのプーチン政権の姿勢を強調した。
米CNNテレビのインタビューで語った。ウクライナ軍の22日の発表によると、露軍のミサイルや空爆によって西部ジトーミル州、首都近郊のキエフ州、北部チェルニヒウ州、東部ハリコフ、ドネツク両州で特に被害が出ている。露軍が包囲した南東部ドネツク州の港湾都市マリウポリでの人道危機も深刻化している。
ペスコフ氏はインタビューで、ロシアとしての軍事的成果は「まだない」と認めつつ、「事前に定められた計画と目標に厳密に従って作戦は進んでいる」と主張した。
ロイター通信によると、ウクライナのベレシチューク副首相は22日、マリウポリについて、「脱出できない市民が少なくとも10万人いる」と明らかにした。安全な退避ルートが存在しないという。避難民を乗せたバスの通行を露軍が阻止し、ドネツク州の親露派支配地域へ向かわせようとしているとの情報もある。
ベレシチューク氏は、空爆を受けたマリウポリの劇場での救助活動を露軍が妨害しているとも指摘。一方、インタファクス通信によると、ロシア国防省は22日、これまでにマリウポリの住民6万8000人以上を避難させ、露側で保護していると主張した。
ウクライナメディアによると、キエフでは22日に露軍の砲撃があり、建物2棟が焼けて1人が死亡した。東部パブログラードでもミサイル攻撃で駅が破壊され、1人が死亡したという。
クリミア半島に近接した南部ヘルソンではロシア軍の占領下で人道物資の搬入が阻まれ、住民約30万人が食糧不足の危機にあるという。
また、ウクライナ外務省の報道官は21日、東部ドネツク、ルガンスク両州から19日に2389人の子供が「強制的に(ロシアへ)移住させられた」とツイッターに投稿した。詳細は確認されていないが、ロシアによる民間人への人権侵害が深刻化している可能性がある。
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引用以上
プーチンが、最初に化学兵器を使い、次に核兵器を使うのは、ほぼ確実であることを示唆する報道になっている。化学兵器とは何か? 一般には生物化学兵器(BC兵器)と一括して語られている。
だが、新型コロナ禍は、生物兵器研究の過程で、中国の研究所から漏れたと言われていて、細菌兵器のリスクは、使う側にもまともに跳ね返ってくるので、おそらく実際に使われるのは化学兵器の方だろう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%96%E5%AD%A6%E5%85%B5%E5%99%A8
以下一部引用
化学兵器はNBC兵器の“C”(Chemical)に当たり、核兵器(N)や生物兵器(B)と並ぶ大量破壊兵器の一つである。
毒ガスとして知られる兵器が主流で、マスタードガス(イペリット)やサリン、VXガスなどが著名である。常温・常圧下でも気体である毒ガス兵器ばかりでなく、固体や液体(粘度の高いものを含む)のものもある。後者は、高い揮発性で気体となって拡散するタイプばかりではなく、液体が噴霧された霧状の状態で効果を発揮するものも含む。
化学兵器と呼ばれる範囲は、時代や条約によって若干異なる。警察の催涙ガスとして現用されるクロロアセトフェノン(CNガス)のように、死亡リスクや後遺症の恐れは少ないものも、軍事用に使われれば化学兵器に含めることがある(いわゆる非致死性兵器)。
化学兵器禁止条約では、2条に化学兵器の定義を置き、このほか特に検証措置の対象とする種類については、附属書の表に記載している。
日本国政府の同条約解釈では、致死率の低いジフェニルシアノアルシンないしジフェニルクロロアルシン(両者の大日本帝国陸軍での呼称「あか剤」)及びCNガス(同じく「みどり剤」)を化学兵器としている。
アメリカ陸軍MGR-1ロケット弾の化学クラスター弾頭。子弾にサリンを充填する。
初期の化学兵器は呼吸器や眼、皮膚など人体組織を蝕む化学反応を起こす有害な物質が利用された。1930年代後半にはサリンなどに代表される神経性の毒物(神経ガス)が開発された。
神経性の毒物は、神経系の信号伝達を不可能にして破壊することから、少量でも致命傷となる。生存しても予後が悪く、運動機能や感覚機能に後遺症が残りやすい。また人体の代謝機能を破壊し、徐々に人体を蝕む薬品もあり、即効性はないものの致死性のこれらの兵器では、予後は極めて悪い。致死率は低くとも重篤な後遺症の危険性がある兵器用薬剤もある。
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一部引用以上
私の実父は、戦時中、国鉄の機関士だった時代に徴兵され、中支戦線からビルマに向かい、そのままインパール作戦に動員された。
97歳で死亡する前、数年間、介護施設で、惚け防止を狙って、戦時中の昔話をさせることにした。そのなかで、驚くべき事実を漏らしたことがあった。
実父は、少しだけ英語が話せたので、インパール作戦の初期に、通訳として現地交渉団に加わり、そのまま捕虜となったおかげで、30万人中、数千人しか生きて帰還できなかった劣悪戦線から骨皮筋右衛門になりながら、舞鶴に帰還できた。
現地では、どのような作戦に従事したのかを詳細に尋ねたのだが、ポロリと「毒ガス部隊にいた」と漏らした。
毒ガス部隊は、兵士のなかでも化学知識のある知的レベルの高い者が選抜されたことを自慢したくで漏らしたのだが、詳しい内容を問いただすと、その後、口をつぐんで二度と話すことはなかった。
実父は帰還後、国鉄の花形機関士として復帰し、お召し列車の運転士にも選ばれ、やがて国労の書記長や、愛労評の事務局長などを歴任して、労働貴族として君臨したのだ。
まあ、社会党の重鎮だったわけだが、そんな人物が「毒ガス部隊」にいたという事実は、自分の経歴に傷をつけると思ったのだろうか?
父親がいた当時の日本軍毒ガス部隊を調べてみると、当時の毒ガスは基本的にイペリット(マスタードガス)主体であり、暴露した当日は影響がなく、数日後に死亡するものだった。
https://study-z.net/100119825/2
当時もジュネーブ条約で禁止された兵器であり、極秘任務だったので、「家族にも話してはならない」との洗脳を受けていたように思える。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%AC%E3%82%B9
1938年、サリンがナチス科学者によって開発され、敗戦まで450Kgが配備されたが、日本軍への譲渡は不明である。
米ソは、この種の究極兵器に強い関心を抱き、それぞれドイツのサリン工場を再現して、大量生産を開始した。
1988年、イラン・イラク戦争中のイラク・クルディスタン地域でハラブジャ事件が発生。イラク軍がイラン軍および自国のクルド人に対し毒ガス攻撃を実施、サリンも使用したとされる。
1993年、オウム真理教の土谷正実が合成に成功。サリンを用いて、池田大作サリン襲撃未遂事件、滝本太郎弁護士サリン襲撃事件、松本サリン事件、地下鉄サリン事件を起こした。
また、サリン70トンの生産を目指して、山梨県旧上九一色村の教団施設第7サティアンにおいてサリンプラントを建設していた(サリンプラント建設事件)。
2011年に始まったシリア内戦では、2013年にシリアの首都ダマスカス近郊にあるグータに、サリンを搭載したロケットが打ち込まれ死傷者が出た(グータ化学攻撃)
2017年4月にはアサド政権が反政府勢力に対しサリンを使用した(カーン・シェイクン化学兵器攻撃)。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%83%B3
https://medley.life/diseases/54eeb11ad05b85140190f7ba/
VXガスも、今から70年近い前に、欧州で開発された。
https://ja.wikipedia.org/wiki/VX%E3%82%AC%E3%82%B9
これは北朝鮮金王朝の跡取り内紛で、金正恩が金正男を暗殺させたことで知られる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%AD%A3%E7%94%B7%E6%9A%97%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6
今回、ウクライナ戦争で、ロシアがウクライナや、その支持国に向けて使う可能性のある毒ガス兵器は、ノビチョクだといわれる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%93%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%AF
1992年、『週刊モスコフスキー・ノーボスチ』において、2人の科学者レブ・フェドロフとヴィル・ミルザヤノフが明かしたことによると、1970年代から1990年代初頭にかけて、ソ連とロシア連邦が極めて強力な第4世代化学兵器を開発したという。週刊誌への掲載はロシアが化学兵器禁止条約に批准する直前に行われた。
この毒性は、VXガスの5~10倍、サリンの数十倍といわれている。
ノビチョクは、有機リン酸アセチルコリンエステラーゼ阻害剤の超強力な農薬に類する。暴露されれば、全ての筋肉の不随意収縮を引き起こす。これは呼吸と心拍停止(犠牲者の心臓と横隔膜はもはや正常に機能しない)に繋がり、最終的には心不全または肺水腫による窒息により、死亡する。
中毒から生き残っている人の治療にはアトロピンが使われる。呼吸困難にはエクモのような呼吸装置が必要になる。
この種の毒ガスを防御しようとすれば、全身を覆う防毒衣類に加えて数万円の防毒マスクが必要になるが、その効果は数十分程度しか保証されていない。
https://www.become.co.jp/home-supplies/necessities/security/%E9%98%B2%E6%AF%92%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%83%B3.html
我々貧乏人は、せめて活性炭防毒マスクで我慢するしかないが、それでも数千円はする。そんなに長時間の効果は続かないと思うが、ないよりマシ。
室内には、活性炭フィルター付きエアコンや空気清浄機を奮発しておきたい。
https://www.monotaro.com/p/3602/2655/?utm_id=g_pla&utm_medium=cpc&utm_source=Adwords&utm_campaign=246-833-4061_6466659573_shopping&utm_content=77481174916&utm_term=_380687038268_x_pla-369725764039&gclid=Cj0KCQjw5-WRBhCKARIsAAId9FkG4oQFvf0MXZ8qw8hIiMCQP4KgttrhFgC4-uHgWluQhazzZezKLeoaAjunEALw_wcB
ノビチョクは、ロシアのビシネスラウンドテーブルの責任者、イヴァン・キヴェリディと彼の秘書、ザラ・イスマコヴァを毒殺するため1995年に使われたと伝えられる。その後、銀行家の元ビジネスパートナーであったウラジミール・クシシビリは、殺人罪で有罪判決を受けた。
ユリ・フェルシチンスキーとウラジミール・プリブロフスキーによると、この殺人事件は「ロシアの治安機関によって行われた組織的な中毒事件の1つ」となった。(アマ註=プーチンの指示が疑われている)
ロシア内務省は、その物質を分析し、それが「厳重な機密である」有機リン系の神経剤であると発表した。その毒は「プロのスパイによって使用されている」と指摘した。
また、2018年3月12日、英国政府は、3月4日、イギリスの都市ソールズベリーにおいて、ロシア連邦軍参謀本部情報総局幹部だったセルゲイ・スクリパリと娘のユリアの暗殺を狙って、ノビチョクを使って攻撃されたと発表した。
2018年3月14日、イギリスがロシアに対して3月13日0時までに釈明を求めたことをロシア側が拒否したため、イギリスはロシアの外交官23人を追放した(ペルソナ・ノングラータ)。
2020年8月20日、ロシア反体制派の政治活動家であるアレクセイ・ナワリヌイが、トムスクからモスクワに向かう機内にて意識不明の重体となりオムスク病院へ搬送された。事件当初、原因はトムスクで毒物が混入した紅茶を摂取したためとされていたが、事件後にナワリヌイの滞在していたトムスクのホテル部屋でナワリヌイの関係者が回収していたペットボトルからノビチョクが検出されている。
https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20180905-00095819
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ここで昨日書いたばかりの、アロイス・アールメイヤによる「第三次世界大戦の予言」の壮絶な描写を再び持ちだそう。
http://oka-jp.seesaa.net/article/354797860.html
https://www.youtube.com/watch?v=0QVArA0isL0
私は3本の槍が迫ってくるのを見た。ロシア軍だ。
彼らはどこにも止まらず進軍する。昼夜を通して進行し、ルール地方に到達する。彼らの目的はルール地方の獲得だ。直ちに、それに対しての復讐が大海の向こうからやって来る。
しかし、黄色いドラゴンがアラスカに侵攻し、またカナダにも同時に侵攻する。彼らはそれほど遠くから来るわけではない。そこで黄色い塵の雨が降る。
それは黄金の都市が破壊された時に起こる。海の上の都市の上に、黄色いラインのように上ってくる。よく晴れた夜だ。
戦車はまだ動いているが、その戦車の中で運転している人間は真っ黒になる。
黄色い塵の雨が落ちたところでは、あらゆるものが死んでしまう。木も草も牛もだ。建物だけが残っている。
この地域では、草は育たない。ロシアからの供給も中断される。
東から多くの車両がやってくる。しかし、それらの車両は徐々に停車し、運転している者はすべて死んでいる。ライン川で最後の決戦がある。兵士たちは誰ひとりとして戻ってこないだろう。
航空機のパイロットたちが、小さな「黒い箱」を投下する。それは、地面に触れる前に爆発する。そして、黄色や緑色の煙や塵を巻き上げる。
その煙や塵に触れると人間であろと動物であろうと、あるいは植物であろうと、すべて死んでしまう。1年間はこの場所にはいかなる生き物も入ることはできないだろう。立ち入ることは生死に関わる危険を伴う。
これらの「黒い箱」はまるで悪魔だ。これらが爆発すると黄色や緑色の塵や煙が発生し、接触したものはすべて死ぬ。
人間は真っ黒になり、肉は彼らの骨から落ちてしまう。兵士たちは誰ひとりとして戻ってくることはないだろう。
戦争中に、大きな真っ暗闇がやって来る。それは戦争の最後の 72時間だ。
昼なのに暗くなる。その後、雷と共に雹が降ってくる。そして、大きな地震が地球を振動させる。
この時に外に出てはいけない そして、ろうそく以外の電灯をつけてはいけない。
窓を開けてもいけない。粉塵を吸い込むと痙攣して死ぬ。
窓は黒い紙で完全に覆うこと。多くの人がこの 72時間のできごとの間に死ぬ。
繰り返し言うが、この 72時間の間に外に行ってはいけない。窓を開けて外を見てはいけない。そして、ろうそくの灯を消さないようにして、そして祈ること。
夜明けまでには、これまでのふたつの大戦(第一次大戦と第二次世界大戦)で死亡した人の数より多くの人が死んでいる。
(アマ註=両大戦の犠牲者総数は1億人程度といわれる)
鉄の塔を持つ都市の人々が犠牲になるだろう。彼らはすべてに火をつける。革命が起きる。すべてが暴力的だ。
鉄の塔を持つ都市が燃えている。しかし、これは東から来た人々によっておこなわれたのではなく、その都市の人々自身がおこなったことだ。
(エッフェル塔のパリ、東京タワーとスカイツリーの東京?)
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このアールメイヤの予言は、1950年代に公開された。
彼は、戦時下に行方不明になった家族の居場所を探す人々に依頼されて、たくさんの透視を行って実績を上げ、その評判が知られるようになった。
だが、「黒魔術師・詐欺師」と誣告され逮捕された。その裁判で、アールメイヤは会ったことのない裁判官の妻が、今日何をして、どんな服を着ていたか正確に透視してみせ、驚いた裁判官は、ただちに彼を無実として釈放したといわれる。
そのアールメイヤが、未来を透視し、上のような第三次世界大戦の恐ろしい光景を明らかにしてみせたのだ。
アールメイヤは、日本の出口王仁三郎のような正確な予知能力の持ち主だった。
彼は1959年の自分の死を予言し、その通りにこの世を去った。
それは中東での新たな戦争から始まり、バルカン半島で、戦場が拡大している。ドイツを中心にした欧州は巨大な毒ガスの戦場と化してゆく。
詳しくは、上にリンクしたYouTubeの動画をご覧いただきたい。