琉球大学の木村教授が、知られざる「日本列島断層」の概念を提起したのは、記憶では20年くらい前だったような気がするが、定かではない。
しかし、概念図を見れば一目瞭然、中央構造線とフォッサマグナばかりが知られていたが、どうみても、日本列島断層は、淡路で中央構造線が分離北上して、阪神大震災の震源地断層(野島断層)を経由し、高槻・琵琶湖から福井、能登、佐渡島と、明らかな巨大断層の地形的な特徴がくっきり鮮明で、紀伊半島から三河湾に抜ける中央構造線本線よりも、はるかに、長大で明瞭な本線であるらしいことが分かる。
http://kimuramasaaki.sakura.ne.jp/site2/2016/05/22/1389/
これほど地形的な特徴が鮮明なら、地震学会で定説として認められて当然のはずだが、なぜか、木村説は相手にされていない。
私は、この理由を、若狭原発群に対する政治的配慮だろうと考えている。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-390.html
今回、20号・21号と、二つの大型台風が、日本断層に沿って駆け抜けてゆき、関西地区に甚大な被害を与えた。
なぜ、この二つの台風は、日本断層を経由したのか?
台風の進路は、高気圧にブロックされるが、低気圧に誘導されるのが定説であり、この日本断層沿いの気圧が低かったことを意味するのだと考えた。
なぜ、気圧が低いのか?
発熱しているからである。地下数十キロにある花崗岩が割れ始めると、巨大な発熱とピエゾ効果による電磁気現象が起きる。
すなわち、台風は、地殻変動を起こして発熱している断層帯に沿うように進行するのである。
もし、この仮説が正しいとすれば、日本断層が、かつてない活動を行っているいることを示し、まだ9月上旬なので、11月の台風シーズンの終了までの三ヶ月、いくつもの強大な台風が、何度も日本断層沿いを通過することになる。
大阪で出た暴風被害は、伊勢湾台風なみだったが、それ以上の猛烈な台風が、繰り返し襲う可能性があり、十分すぎるほどの対策が必要になるだろう。
そして、その仕上げとして、日本断層沿いで、巨大な地殻変動が発生するのではないだろうか?
巨大断層の地形は、中央構造線が示すように、九州では、大地溝帯のような地形と、阿蘇山や霧島に代表される巨大火山が成立し、また周辺では、マグマが抜けた後に、もの凄い沈降が起きて、大規模な湖沼やリアス式海岸が成立すると考えられる。
多くの場合は、巨大な河川群が断層に沿って現れる。
吉野川、紀の川などが典型で、三河湾の沈降も関係していると思うが、途上では伊勢志摩リアス式海岸がある。
一方で、淡路島で分岐して、北上した日本断層は、淀川を形成し、沈降地帯に琵琶湖を成立させ、若狭リアス式海岸、東尋坊海岸を成立させ、能登半島と佐渡島の中央を大陥没させている。
こうした地形を見ただけで、巨大断層の存在を疑うのが自然である。
有史は、たかだか1700年程度なので、仮に2000年に一度の活動であれば、史実に含まれないわけで、歴史上の史料は、それほどアテにしない方がよい。
また詳細な史実が記録されはじめたのは、たかだか800年程度のことなので、1000年に一度の活動だって、記録されているか怪しいものだ。
そもそもリアス式海岸の沈降は、たぶん1000年以上のスパンがあるだろうから、志摩や若狭、三陸のリアス式海岸を成立させた地殻変動は、史実に存在していない可能性が強い。
東尋坊海岸も、リアス式と同じ成因ではないかと思われ、この地域では、1000年以上のスパンで巨大な沈降を繰り返したとみるべきだと思う。
付近には、白山などの巨大火山群もあるが、これほどの沈降をもたらすのは、たぶん火山性マグマの放出ではないような気がする。
いずれにせよ、もし今後も、台風が日本断層沿いに来襲するならば、やはり有史以来の巨大地殻変動を警戒すべきだと私は思う。
何度も書いてきたが、今年は、再び東日本震災クラスか、それ以上の巨大地震が日本列島を襲う可能性が非常に高まっている。
もし日本断層が活動するならば、関西・近畿・北陸地区を中心に、ピエゾ効果による電磁気現象が多発するだろう。
東日本震災の前兆としての巨大な地震帯雲(清姫の帯)を確認したのは、事故入院中の2011年2月25日頃だったので、半月前に巨大帯雲が出ていたわけだが、おそらく、それよりも早くから、毎日繰り返し、ピエゾ効果による電磁気現象としての地震雲は、連日連夜出ていたはずで、関西でも必ず、恐ろしい地震雲が連日連夜観測され、テレビなど電波機器の受信障害が多発するはずだ。
阪神大震災前は、人形の金属糸工場で、空電によるサージ現象によって火災が起きたようなこともあった。巨大な電圧や磁界があると、電圧が発生し、金属にサージ現象が起きて発熱するのである。
こんな奇っ怪な幽霊電気が多発するようなら、確実に巨大地震がやってくる。
また、黒点フレアによる太陽風と、地震との関係は、ますます鮮明になっていて、地震の最大トリガーが黒点であることは、揺るぎのない観察的事実である。
次に、満月新月など月齢トリガーが作用するのも証明されている。
したがって黒点を毎日、このサイトで確認して、黒点が出たら地震に警戒する習慣を身につける必要がある。
http://swnews.jp/
なお、昨日(9月4日)東大阪市のラドン定点観測者のTさんが、避難先から帰宅したら、ラドン値がいきなり二倍になっていたと報告があった。
これは経験則から、大きな地震発生の接近を示すものだと電話があった。
しかし、概念図を見れば一目瞭然、中央構造線とフォッサマグナばかりが知られていたが、どうみても、日本列島断層は、淡路で中央構造線が分離北上して、阪神大震災の震源地断層(野島断層)を経由し、高槻・琵琶湖から福井、能登、佐渡島と、明らかな巨大断層の地形的な特徴がくっきり鮮明で、紀伊半島から三河湾に抜ける中央構造線本線よりも、はるかに、長大で明瞭な本線であるらしいことが分かる。
http://kimuramasaaki.sakura.ne.jp/site2/2016/05/22/1389/
これほど地形的な特徴が鮮明なら、地震学会で定説として認められて当然のはずだが、なぜか、木村説は相手にされていない。
私は、この理由を、若狭原発群に対する政治的配慮だろうと考えている。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-390.html
今回、20号・21号と、二つの大型台風が、日本断層に沿って駆け抜けてゆき、関西地区に甚大な被害を与えた。
なぜ、この二つの台風は、日本断層を経由したのか?
台風の進路は、高気圧にブロックされるが、低気圧に誘導されるのが定説であり、この日本断層沿いの気圧が低かったことを意味するのだと考えた。
なぜ、気圧が低いのか?
発熱しているからである。地下数十キロにある花崗岩が割れ始めると、巨大な発熱とピエゾ効果による電磁気現象が起きる。
すなわち、台風は、地殻変動を起こして発熱している断層帯に沿うように進行するのである。
もし、この仮説が正しいとすれば、日本断層が、かつてない活動を行っているいることを示し、まだ9月上旬なので、11月の台風シーズンの終了までの三ヶ月、いくつもの強大な台風が、何度も日本断層沿いを通過することになる。
大阪で出た暴風被害は、伊勢湾台風なみだったが、それ以上の猛烈な台風が、繰り返し襲う可能性があり、十分すぎるほどの対策が必要になるだろう。
そして、その仕上げとして、日本断層沿いで、巨大な地殻変動が発生するのではないだろうか?
巨大断層の地形は、中央構造線が示すように、九州では、大地溝帯のような地形と、阿蘇山や霧島に代表される巨大火山が成立し、また周辺では、マグマが抜けた後に、もの凄い沈降が起きて、大規模な湖沼やリアス式海岸が成立すると考えられる。
多くの場合は、巨大な河川群が断層に沿って現れる。
吉野川、紀の川などが典型で、三河湾の沈降も関係していると思うが、途上では伊勢志摩リアス式海岸がある。
一方で、淡路島で分岐して、北上した日本断層は、淀川を形成し、沈降地帯に琵琶湖を成立させ、若狭リアス式海岸、東尋坊海岸を成立させ、能登半島と佐渡島の中央を大陥没させている。
こうした地形を見ただけで、巨大断層の存在を疑うのが自然である。
有史は、たかだか1700年程度なので、仮に2000年に一度の活動であれば、史実に含まれないわけで、歴史上の史料は、それほどアテにしない方がよい。
また詳細な史実が記録されはじめたのは、たかだか800年程度のことなので、1000年に一度の活動だって、記録されているか怪しいものだ。
そもそもリアス式海岸の沈降は、たぶん1000年以上のスパンがあるだろうから、志摩や若狭、三陸のリアス式海岸を成立させた地殻変動は、史実に存在していない可能性が強い。
東尋坊海岸も、リアス式と同じ成因ではないかと思われ、この地域では、1000年以上のスパンで巨大な沈降を繰り返したとみるべきだと思う。
付近には、白山などの巨大火山群もあるが、これほどの沈降をもたらすのは、たぶん火山性マグマの放出ではないような気がする。
いずれにせよ、もし今後も、台風が日本断層沿いに来襲するならば、やはり有史以来の巨大地殻変動を警戒すべきだと私は思う。
何度も書いてきたが、今年は、再び東日本震災クラスか、それ以上の巨大地震が日本列島を襲う可能性が非常に高まっている。
もし日本断層が活動するならば、関西・近畿・北陸地区を中心に、ピエゾ効果による電磁気現象が多発するだろう。
東日本震災の前兆としての巨大な地震帯雲(清姫の帯)を確認したのは、事故入院中の2011年2月25日頃だったので、半月前に巨大帯雲が出ていたわけだが、おそらく、それよりも早くから、毎日繰り返し、ピエゾ効果による電磁気現象としての地震雲は、連日連夜出ていたはずで、関西でも必ず、恐ろしい地震雲が連日連夜観測され、テレビなど電波機器の受信障害が多発するはずだ。
阪神大震災前は、人形の金属糸工場で、空電によるサージ現象によって火災が起きたようなこともあった。巨大な電圧や磁界があると、電圧が発生し、金属にサージ現象が起きて発熱するのである。
こんな奇っ怪な幽霊電気が多発するようなら、確実に巨大地震がやってくる。
また、黒点フレアによる太陽風と、地震との関係は、ますます鮮明になっていて、地震の最大トリガーが黒点であることは、揺るぎのない観察的事実である。
次に、満月新月など月齢トリガーが作用するのも証明されている。
したがって黒点を毎日、このサイトで確認して、黒点が出たら地震に警戒する習慣を身につける必要がある。
http://swnews.jp/
なお、昨日(9月4日)東大阪市のラドン定点観測者のTさんが、避難先から帰宅したら、ラドン値がいきなり二倍になっていたと報告があった。
これは経験則から、大きな地震発生の接近を示すものだと電話があった。