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劣化ウランによる健康被害

2018年09月02日 | 未分類
 2011年3月11日の東日本大震災で、千葉県市原市、五井にあるコスモ石油事業所の石油タンクが大爆発を起こした。



 https://www.youtube.com/watch?v=TaBx1j0hbHQ



 このとき、隣接するチッソ五井工場における、劣化ウラン約1トンに延焼した。



 詳細は隠されたままだが、劣化ウランは公表されているような不燃物質ではなく、激しく燃えるとの報告もある。



 http://www.link-21.com/atomicenergy/box/023.html



 燃焼後は、酸化ウランとなって、空中に微粒子が放出され、環境を汚染する。

 このウラン粉塵によって、健康被害は報道されていないが、存在しないのではなく、隠蔽されている疑いがある。

 なぜなら、1990年の湾岸戦争でのイラン侵攻、1999年のNATO(米軍主体)によるコソボ爆撃などで、劣化ウラン弾が大量に使用され、大きな健康被害を出しているとの報告がたくさん出ているからである。



 https://www.morizumi-pj.com/balkan/balkan.html



http://www.jca.apc.org/~altmedka/play-11.html



https://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/9c3adcbbbe6355628207655d0f9e2e76



 上のリンク中の、コソボ爆撃については、驚愕させられるような報告があった。

 劣化ウランには、ウラン鉱石からウラン235を分離した残りのウラン238と、もう一つ、使用済み核燃料から分離したウラン238があるが、後者はマーナーアクチノイド系の猛毒核種が多数含まれていて、通常は、あまりの危険性、猛毒性から、永久保管処分されるのだが、米軍が、コソボに、後者の劣化ウラン弾を使ったとの分析結果が出たのだ。



 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-54.html



 コソボで使用された劣化ウラン弾を分析したスイスの研究者たちは、微量(0.0028%)のウラン236を検出した。この元素は自然には存在しない。

 つまり、ウラン鉱石から精製されたウランに含まれるはずのない元素である。すなわち、この劣化ウランは使用済み核燃料の再処理工場から来た事を意味するものであった。



 コソボには800トンもの劣化ウラン弾が生活環境に打ち込まれた。

 結果、 ユーゴスラビア軍事医学アカデミーのスタンコビッチ法医学部長は 「空爆後5-6年の間にハジッチからの移住者の10%にあたる人が肺癌、膀胱癌、肝臓癌などで死亡した」と言っている。

(二番目のURLリンク)



 http://www.jca.apc.org/~altmedka/ron-27-sci.html



 イラク帰還兵のレポートによれば、こうした発癌だけでなく、神経系に大きな異常が出て生活の困難を強いられているとの報告が非常に多数ある。



 https://www.youtube.com/watch?v=oX9oPFsNybE



 このメリッサの報告だけでなく、多数の帰還兵に、排泄障害が出ているという。

 自分の意思で、排泄制御ができなくなるのである。



 また、激戦地だったファルージャで、戦後10年を経て、恐ろしい奇形障害が多発している。

 http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/iraq/2009/10/post-5e20.html



 こうして考えると、冒頭に述べた、2011年3月の劣化ウラン火災汚染が、湾岸戦争と同様の健康被害をもたらしていると想像することは自然な流れである。



 コソボでは、人口の一割が、肺癌・膀胱癌・肝臓癌で死亡したといわれる。

 同じことが起きるとすれば、ちょうど事故から7年後の今年、東京・千葉でも、似たような発癌が大量に起きていても不思議ではない。



 もっとも危険なのは膀胱癌である。市原市・千葉市など五井コンビナート周辺で、劣化ウラン汚染が起きた地域では、そろそろ発症ピークにさしかかるのではないか?



  https://ameblo.jp/64152966/entry-12170509819.html



 日本バイオアッセイ所長の福島昭治氏は、ベラルーシにおけるチェルノブイリ膀胱炎の研究をされた方で、数百例の解剖結果から、尿中1リットルに6ベクレルのセシウムが含まれていれば、15年を経て全員が膀胱癌を発症したと報告している。

#3を参照



  http://www.yasuienv.net/Kodama.htm



 千葉市周辺とりわけ柏市よりでは、福島県沿岸部と変わらないほどの莫大なセシウム汚染が起きていて、それに市原劣化ウラン汚染が加わった二重汚染になっている。

 もし、血尿がたびたび出るようなら、まずは膀胱癌を疑うべきであろう。

 放射能被曝の潜伏期間は実に長い。 チェルノブイリの例では、事故後7年、8年後にピークを迎えているので、まさに今年、発症が激増することになるわけで、血尿が出たようなら、とりわけ女性は膀胱癌を疑い、男性は前立腺癌を疑う必要があるだろう。



 また、フクイチ事故から数年を経た2014年頃、首都圏の電車で失禁例が増えたとの報告があった。

 これも、湾岸戦争帰還兵の報告と一致している。 ウラン汚染は、排泄神経系を壊す疑いがある。

 さらに、肺癌と肝臓癌も劇的に増える可能性がある。



 肺癌は、潜伏期間の数十年と長い癌だが、帰還兵の例では10年前後が多く、発症は、まだこれからである。

 肝臓癌の場合は、数年後から、異常に疲れやすく、腹水が溜まりやすくなり、おなかが妊婦のように出てくる場合が多いようだ。

 いろいろ、体を動かすときに、息切れを起こしやすいのが特徴であり、これは末期の黄疸よりも先に出るようなので、こうした症例がある場合、覚悟だけはすべきである。