goo blog サービス終了のお知らせ 

gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

ひたひた押し寄せる巨大震災の跫音

2018年07月04日 | 未分類
 日本列島は、どうやら戦国時代から宝永時代に続いた大震災の流れを再現しているらしく、もうすぐ歴史上希なスーパー大震災が起きてしまうようだ。



 何度も書いているように、キラウエア火山の大噴火は、環太平洋火山帯活性化の指標になり、これが起きると、必ずといえるほど日本列島に、巨大震災がもたらされてきた。



 http://tocana.jp/2018/06/post_17060_entry.html



 桜島や新燃岳(霧島)の噴火活動も、日本列島大震災に密接に関係している。

 キラウエア大噴火から数ヶ月後には、日本列島太平洋岸に大地震が起きているのである。



  http://www.tankyu3.com/entry/2018/06/04/kilauea



 もう、ほとんど例外なく起きているように思え、日本列島の地殻変動は、おそらく宝永時代の南海トラフ巨大地震に匹敵する規模になると予想する研究者が多い。



 北からいうと、北海道東方M9?

  http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/3/23158.html



https://www.sankei.com/affairs/news/171219/afr1712190019-n1.html



 40%だから半分以下なのではない。予測確率としては、明日にも起きかねない「確実レベル」と考えてもよい。

 この震源地は、東日本大震災を引き起こした北の延長上=日本海溝にあって、必ず起きると言われていた青森東方沖アウターライズM8.6地震の北隣になるが、アウターライズ地震が、いつまでも起きない理由は、この震源に引っ張られているのかもしれない。



https://twitter.com/kirinjisinken/status/933688280117211136



そして南海トラフスーパー大震災

  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%B5%B7%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%95%E5%B7%A8%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E9%9C%87



 30年以内、80%の発生確率なんていったら、もう今すぐ裸足で逃げ出すレベルである。 この震源のうち遠州灘の東海地震については、東大の石橋氏が半世紀前から警告を続けてきたのに起きない理由は、私は、たぶん想定規模が予測より桁外れに大きいせいだと考えている。

 大きな震源が浮上してくると、他の小さな震源は全部吸収されてしまう。ちょうど幾何学でいうカタストロフィーグラフの経過を考えればよい。



 最初に来るのは房総沖かもしれない



 東日本大震災前に起きていたスロースリップに酷似した活動が房総沖で起きている。



https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31871470W8A610C1CC1000/

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BB%B6%E5%AE%9D%E6%88%BF%E7%B7%8F%E6%B2%96%E5%9C%B0%E9%9C%87



1677年に起きた房総沖地震の規模は、M8.3程度で、津波震災になった。(房総沖と神奈川沖は、重なっていることに注意)

 1707年に起きた宝永地震は、モーメントマグニチュードがM9前後で、東日本大震災を上回る巨大震災だった可能性があるが、たぶん房総沖地震と30年スパンで連動したのだろう。



 今回懸念されている南海トラフ巨大地震は、この宝永モデルが再現されると予想する研究者が多数いる。



 https://www.youtube.com/watch?v=LRZQpw4plWo



 熊本震災以来、中央構造線の活動が不気味に東進を続けている。



  https://news.nifty.com/article/domestic/society/12151-051473/



 大阪地震M6.1も中央構造線の活動だが、これがメディアで大きく取り上げられない理由は、川内原発から伊方原発、そして浜岡原発と、中央構造線上に、原発が稼働し、かつ再稼働申請を行っているから、意図的に報道統制が行われているのだろう。



 琉球大、木村教授による「日本列島断層」説によれば、中央構造線は、徳島から淡路島で別れ、従来説では紀の川から三河湾方面に進行していたが、実際には、淡路から淀川・琵琶湖を経て、能登・佐渡に向かうのが本線であるとされる。

 もしそうなら、その本線上に十数基の若狭原発群が存在し、うち数基が稼働していることになる。これは人類全体にとっても、とてつもない災厄を招く疑いがある。



 1605年、慶長伏見地震(M7.5前後?)は、高槻断層帯で、阪神大震災と今回の大阪M6.1と同じ断層上の震源であった。また 1586年の天正地震は、木村教授の指摘する日本列島断層における内陸型巨大地震であった可能性がある。



 これらの情報を調べてゆくと、今年、ほぼ確実に東日本震災を上回る可能性のあるスーパー震災が日本列島を襲うだろうと予測するしかない。



 実は、私の住む美濃東部でも、連日連夜、小さな地震が続いていて、中津川市の防災メールを受信しているので、真夜中でもしょっちゅう地震情報が入ってきて休まるヒマがない。

 この頻度は、東日本震災前に実に似ている。



 巨大地震が突然、いきなり起きることはない。必ず、M7級前震があって、本震M8超につながっている。

 東日本大震災については、二日前にM7.3、前日にM6.9の前震が起きている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E5%8C%97%E5%9C%B0%E6%96%B9%E5%A4%AA%E5%B9%B3%E6%B4%8B%E6%B2%96%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%AE%E5%89%8D%E9%9C%87%E3%83%BB%E6%9C%AC%E9%9C%87%E3%83%BB%E4%BD%99%E9%9C%87%E3%81%AE%E8%A8%98%E9%8C%B2



 ついでにいえば、前駆活動も必ずあって、阪神大震災の場合は、猪名川群発地震があった。

 東日本大震災の前駆活動も相当に激しいものだった。

 https://otoriyosegurume0141.com/2018/03/22/earthquakes/

 

 今の日本では、M7級地震で、壊滅的打撃を被ることは阪神大震災を除いて多くはない。それほど大きな被害は出ないのが普通であるから、まずは前震の疑いのある地震を検知したなら、それから避難に動いても遅いわけではない。



 ただし、海溝型巨大地震の前震について明確な知見を確認した記録はない。



 地震前の宏観現象については、過去に何度も書いている。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-388.html



 今回は、私自身の準備について書いてみたいと思う。



 ということで、地震後のインフラ、食料供給システムの混乱に備え、まずは備蓄だが、主食備蓄は、スパゲッティや古米など、そこそこあるのだが、副食については、庭で作っている野菜では不足で、「塩でもかけて食うか」と覚悟してるが、夏場にいたって、豊富にできはじめた野菜類を、貯蔵するのに苦労している状態だ。



 幸い、うちの近所では、梅が非常に安く手に入るので、今年は、梅酒を4キロ漬けて、梅干しを3キロ漬け込んだ。

 キュウリが続々とできてくるので食べきれず、ピクルスに仕立てたが、間に合わず、明日はキューちゃんみたいな古漬けにしようと思ってる。

 トマトやバジルもペースト化する段取りで、茄子も古漬けにするしかない。

 大根は、炭疽病にかかって、うまく育ってないが、タクワンを10Kほど漬けたいと考えている。

 京都の柴漬けのような美味しい漬物を作りたいが、なかなか甘くない。



 何を言いたいかというと、長期保存のきく漬物などの備蓄を、震災の有無にかかわらず、普段から習慣にすることは、とても大切であると考える。

 それに、発酵食品は、長期耐乏生活にも非常に有効なので、味噌やチーズなどは、多めに備蓄するべきだし、漬物は、自分で育てた野菜を漬ける習慣を身につけたい。



今度の巨大震災で何が起きるかといえば、今の馬鹿な官僚たちや自民党の政治家たちに、スーパー震災の対応は、もう不可能ではないかと考えている。

 どうにも無能で、モリカケの隠蔽工作しか頭にない腐りきった国民の血税泥棒たち、年収2400万円の政治家たちに何ができるかと考えれば、自分の利権を持ち逃げするのが関の山ではないだろうか?



 一番大変なのは、水と燃料のインフラシステムが、どれだけ確保できるかということで、日本列島の半分が被災するようなスーパー大震災では、飲料水インフラだけでも、復旧に数年もかかる疑いがある。

 したがって、自分の身は自分で守るしかない。



 スーパー大震災で何が起きるかといえば、日本経済の壊滅的大混乱に伴って、円がひどく安くなる可能性があり、仮に1ドル300円程度まで下がれば、ガソリン代は三倍になるし、それ以前に、本当に輸入し、各スタンドに配送できるかも疑問だ。

 ガソリンがなければ、シェルター代わりの車も使えないことを覚悟すべきである。

 

 海外からの輸入に頼り切ってる食料も、すべて三倍に値上がりし、供給インフラである道路網がズタズタになれば、スーパーの棚は数ヶ月も空っぽになる可能性がある。

 だから、最低でも数ヶ月の備蓄を持っていないと、巨大震災を乗り切るのは困難であり、行政からの支援をアテにするのはやめた方がいいと思う。



 まあ半年もすれば外国からの支援もあるし、それなりに復旧するだろうが、今度は農業インフラから再構築しなければならず、混乱は数年間に渡るにちがいない。



 家を失った人たちに対しては、たくさんある空き家を手配すればよいのだが、行政に、それだけの能力があるのか、今の政治をみていると甚だ疑問だ。

 上水道インフラの健全な地域でなければ住めないので、もしも、どうしようもなければ、水の豊富な山岳地帯で仮住まいするしかないだろう。



 はたしてスーパー大震災がいつ来るのか?

 私自身の宏観情報としては、6月の大阪震災、房総沖スロースリップ以来、猛烈な耳鳴りが一日とも絶えたことがない。

 だから、もう時間の問題で起きるというしかない。

 友人、知人たちには、M7級が発生したなら、数日後、次にM8・M9が発生すると覚悟しろと言い続けている。



極めて重要な内容なので、そのまま転載する。

2018年07月04日 | 未分類
http://webronza.asahi.com/politics/articles/2018070200003.html?iref=com_rnavi_chumo_n





袴田事件、私のDNA鑑定は揺るがない(上)



東京高裁と静岡地裁の異なる判断の背景にあるものは何か。鑑定人の本田教授が語る



本田克也 筑波大学教授



2018年07月03日

再審決定|細胞選択的抽出法|袴田事件|DNA鑑定



DNA鑑定のすべてを否定した東京高裁の判決

東京高裁の再審取り消し決定を受け、「不当決定」の旗を掲げる弁護士=2018年6月11日

拡大東京高裁の再審取り消し決定を受け、「不当決定」の旗を掲げる弁護士=2018年6月11日

 4年にも及ぶ審理の末、いわゆる「袴田事件」の即時抗告審における東京高裁の決定が公表された。結果は、静岡地裁が再審開始を認めたのに対して、再審を認めないという正反対の決定である。その理由として、地裁決定で新証拠とされた「DNA鑑定」の信用性を否定するということがクローズアップされたのであったが、この結果を見て、みなさんはどう思われたであろうか。



 同じ証拠をみて判断が異なるというのは、どちらかが正しくどちらかが間違いではないか、と思う人もあろう。地裁より高裁の方が上級審であるから高裁の方が正しいのでは、と思う人もあるかもしれない。地裁の方が時間をかけて入念に事実を調べているため、むしろ真実に近い判断がなされることが多いから、むしろ地裁決定が正しいのでは、と思う人もあろう。また、「DNA鑑定」の成否などのような専門性の高い内容を、そもそも裁判所が判断できるのであろうか、という素朴な疑問を持つ人もあるかもしれない。



 結論から先に述べれば、静岡地裁ではDNA鑑定の結果を事実としてしっかり調べ、全体のデータの中から有用な情報を引き出した判断がなされているのに対して、東京高裁の判断はDNA鑑定は疑わしいという前提のもとで、そこに用いられた方法の問題点、さらには鑑定人の人間性についての疑惑をできる限り見つけて、DNA鑑定のすべてを否定した結論になっていることがわかる。



功を奏した?検察官の説得

 こうしてみると、前者は真実を明らかにしたいという事実に立脚した客観的判断であり、後者は裁判官がどういうわけか抱いてしまった鑑定人への疑惑を証明することを目指した主観的判断である、ということになる。



 いったいなぜ、裁判官が「DNA鑑定」に疑惑をもってしまったのか、私にはわからない。個人的に裁判長と過去に関わりがあったわけではないし、裁判の過程で裁判官と関わりがあったわけではない。それどころか今回の高裁での審理では、私は裁判所からいかなる問い合わせも、資料の請求も受けなかったのである。



 私が裁判所と関わったのは、審理もほぼ終了した昨年の9月末に行われた証人尋問の一回のみである。とすれば考えられるのはただ一つ、検察官が大変な努力をして、多量の文書の提出によって本田は信用できないと裁判官を説得し続けたことが功を奏したのではないか、ということである。しかし真実は多数決でわかるわけではない。



 裁判というものは真実を明らかにするもの、と一般の人は信じているかもしれない。また、かつての私もそうであった。しかし裁判で問題にされるのは書面であり、あるいは尋問によって得られた言語表現であり、客観的事実が扱われるわけではないから、証拠そのものの真偽を明らかにすることはほぼ不可能なのである。



 にもかかわらず、東京高裁は裁判官にとっては単なる文献的な知識しかないのに、DNA鑑定の証拠は果たして本物かどうかという、解決困難な議論を強行してしまったのである。



なぜ、袴田さんは再収監されないのか?

 それにしても不思議なことがある。それは、再審請求が棄却されながら、どういうわけか袴田さんの再収監がなされなかったことである。つまり地裁決定の後半部分だけは維持されたのであった。ただ、地裁の場合は再審を認めたうえでの、すなわち無罪であることが前提にされた上での判断であり、高裁が理由にしたところの、健康上や生活上の問題からではない。



 本来なら再審請求が棄却された以上は、収監されなければならないはずである。それがなされなかった理由はたった一つ、今回の高裁の裁判は袴田さんが無実であるかどうかとはまったく別の次元での裁判であり、その判断とそもそも袴田さんが無実であるかどうかとは切り離して考えられている、ということである。



 実は、この決定に今回の高裁審理の本質が表現されている。一言で言えば、決定の「非論理性」ということである。



非論理性で貫かれた4年の裁判

 どういう非論理性か? それは、今回の裁判は実は新証拠とされた「DNA鑑定」論争が目的であり、袴田さんの事件とは無関係に論争されたということである。そして、「DNA鑑定」は袴田さんの事件の本質とは無関係であると裁判官が認めていたからこその、非論理的な決定であったのであろう。



 こう考えると、東京高裁の裁判長は判断できないような論争に約4年も費やして、無駄な裁判を行ってしまったことがわかる。しかし、もっと不思議なことは、約4年もかかって論争した内容は、まったく決定文には盛り込まれていないのである。まるで、高裁での「DNA鑑定」論争はなかったかのように、検察官の意見書からの部分的引用のみが並べられており、それに対して行われた弁護側の反論はまったく無視されているのである。



 特に、高裁での鑑定人尋問で私が質問に答えた内容は、まったく採用されていない。非公開の裁判であるから、中身は何もなかったことにできるところに怖さがあると思ったが、すでに本田に対して「信用できない鑑定人」という先入観を持っていたとしたら、当然だったかもしれない。とすれば、証人尋問は、単なる形式に過ぎなかったとも言えるのである。



 これに対し、検察側から推薦された専門家の意見の方は、意図的ともみえる曲解や中傷を含んだものであったにもかかわらず、すべて鵜呑(うの)みにされている。まるで裁判官という名の検察官がもう一人いたかのようである。



事実を無視した判決

 裁判官は科学や技術、研究やDNA鑑定については素人なのであるから、両方の意見を公平に聞くべきではなかっただろうか。しかし、結果から見れば、DNA鑑定を否定するために、裁判官がとても理解できないような専門性の高い内容であっても、検察側の見解はそのまま採用し、結果として間違った説明をしているとしたら、問題である。



 判決に必要な論理的な判断は、客観的な事実に基づいて行わなければならない。だが、、今回の高裁判決は、主観的な疑惑に基づいた論理が多々、展開されてしまっている。つまり、事実を無視した判決になってしまっているのである。



誤った「細胞選択的抽出法」の検証実験

袴田死刑囚のDNA型鑑定を求める姉のひで子さん(左端)や支援者たち=2012年1月17日、静岡地裁前

拡大袴田死刑囚のDNA型鑑定を求める姉のひで子さん(左端)や支援者たち=2012年1月17日、静岡地裁前

 具体的に述べてみよう。



 この続きは金を出さねば読めないようだ