みやしたの気まぐれblog

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夏休み後半乗り潰しの旅 その5

2010-08-15 10:11:03 | 乗り鉄
夏休み後半の旅行最終日、8/8の日曜日は長良川鉄道へ向かいました。
長良川鉄道は元々美濃太田から越前花堂を結ぶ越美線として計画されていた物で、越前花堂~九頭竜湖が現在のJR越美北線、美濃太田~北濃が現在の長良川鉄道越美南線(元は国鉄越美南線)として部分開業していたのですが、国鉄赤字で工事が中断され、分断したまま現在に至っています。今回はその長良川鉄道へ初乗車します。

朝は岐阜駅から高山本線へ乗って美濃太田へ。美濃太田から長良川鉄道へ乗り換えます。
乗車した時間はまだ美濃太田での有人改札がやっていないので、一日フリーきっぷ(2000円)の購入を運転士に頼んで関駅で入手することになりましたが、運転士が他の人かも頼まれたので人数を間違えたのか、頼んでいない人が買っていったのかで、関駅で私の分が無いという自体になりました。あわてて職員が私の分を取ってきてなんとか時間内に駅を発車できましたが、そもそも列車内で発売できるようにしておけばいいのだから、このあたりは営業レベルの改善が必要ですね。

岐阜駅から乗車したキハ11形100番台の3連

美濃太田駅で撮影したキハ48形

美濃太田駅へ入線するナガラ300形

ナガラ300形の車内

車内より見た美濃太田の転車台

富加駅で対向列車と行き違う。写真中央付近に立っている赤外線センサーと思われる装置へ、運転士が携帯端末で到着通知を出すと信号が変わる仕組みになっていた

関駅で行き違いになるナガラ300形

関駅の側線にいた予備車のナガラ200形

越美南線は美濃太田~関市役所前は近郊住宅地のような場所を走り、関市役所前以降は田園風景が広がり始め、湯の洞温泉口駅を過ぎると長良川に並行して走るようになります。湯の洞温泉口駅以降の長良川沿いの風景はかなりよく、以前は貨車改造のトロッコ列車も走っていたようですが、路線状態が悪くて脱線事故を起こし、現在は軽快気動車が運転されるのみになっています。観光資源として、沿線に郡上踊りで有名な郡上八幡、白鳥踊りの美濃白鳥があり、また廃止された名鉄美濃町線の代替輸送も一部になってますが、依然として経営は厳しいようです。最初に乗車した列車は美濃白鳥駅行きでしたので、郡上八幡で下車して1時間半後の北濃行きを待つことにしました。

関市役所前~関下有知で車内より撮影。このあたりは線路がまっすぐで田園風景が広がる

相生~郡上八幡の車窓。長良川は鮎釣りの釣り人が非常に多かった

郡上八幡駅はかなり歴史のある駅舎のようで、おそらくは昭和の初期からそれほど大幅な工事をされていないのでしょう(開業は昭和4年)。正確なことは分かりませんが、木造系の駅舎と、跨線橋が木造であったことからもかなりの歴史を感じさせます。また駅舎内には「ふるさとの鉄道館」として国鉄時代の備品も保存されていました。1時間半の待ち時間をこの駅で過ごすのも暇だったので、てくてくと歩いて近くの長良川を見てきましたが、ものすごく釣り客が多くてびっくりしました。鮎、全滅しないんでしょうかね・・・・

郡上八幡駅で撮影したナガラ300形(左)とナガラ500形(右)

ホーム側から見た郡上八幡駅の駅舎

ホーム上に飾られた提灯

木造の跨線橋

跨線橋に取り付けられていた国鉄時代の駅名標

駅舎をホームより

ふるさとの鉄道館で展示されていた鉄道電話など

国鉄時代の駅名標など

保線用の道具など

郡上八幡駅の駅舎

駅から徒歩8分ほどで長良川沿いへ出られる

釣り人が多かった

写真中に6人も釣り人がいる。ここだけでなく、川沿いはどこもこうだった

郡上八幡から次の列車に乗って終点の北濃へ。北濃駅は昔はラーメン屋があったのですが、かなり前に閉店しており、現在は自動販売機の1台すらなく、寂しい無人駅でした。国鉄時代の転車台が残されていたくらいで、駅前に長良川があって交通量の多い国道156号線が通っている物の、終着駅のわびれを感じる場所ですね。

北濃駅停車中のナガラ300形

北濃駅の駅舎

北濃駅の駅名標

北濃駅に残る転車台

北濃まで乗車してきた列車でそのまま美濃太田へ折り返し、美濃太田からはL特急「ひだ」と新幹線「のぞみ」を乗り継いで新横浜へ戻りました(この日は18きっぷは不使用)。

美濃太田から乗車したキハ85系L特急「ワイドビューひだ」

3日間で遠州鉄道、近江鉄道、養老鉄道、長良川鉄道と4つの未乗車会社線を乗り潰すことができ、だいぶ全線制覇に近づいてきました。残るは近鉄の1/3程度と、北近畿タンゴ鉄道、大井川鉄道井川線、傘松ケーブル、沖縄モノレール、上野公園モノレールのみ。まだこれから増える路線もありますけど、ようやく終わりが見えてきたかなという感じです。
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