プシコの架空世界

ホレホレ触るとはじけるゾ。
理性がなければ狂いません(妄想の形成にも理性の助けがいる)。

ヤカン

2011年07月23日 10時37分52秒 | インポート

 

 僕がまだ小さな子供だった頃、母が買い物に行っている間、ストーブに乗せていたヤカンを倒してしまったことがあった。<o:p></o:p>

 

 床にこぼれたお湯を踏んで大声で泣き叫ぶ僕。<o:p></o:p>

 

 すると、近所のおばさんたちと共に家の近くまで帰ってきていた母がすっ飛んできた。<o:p></o:p>

 

 そして母は僕を台所まで担いで、僕の足を水道水で思いっきり冷やしてくれた。<o:p></o:p>

 

 その母に僕は鬼気迫るものを感じた。<o:p></o:p>

 

 おっかなかった。<o:p></o:p>

 

 でも今ではいい思い出になっている。<o:p></o:p>

 

 なりふり構わず、母は僕を助けようとしたのだと思うと、心が温かくなる。<o:p></o:p>

 

 お母さん、ありがとう。<o:p></o:p>

 

 こういう記憶が僕を本当に救ってくれるのだ。<o:p></o:p>

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ
にほんブログ村

コメント (13)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 屈辱の下血体験 | トップ | 最後の審判 »
最新の画像もっと見る

13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
子供だった頃のたあちゃんを思いやる母親の母性を... (マーちゃん)
2011-07-23 14:34:37
僕も小さい頃、ハンダを踏んで足の裏を火傷した時、父が風呂場へ僕を連れていき水にあててくれた事を思い出します。そんな怖い顔はして無かったけれど。
返信する
今日の言葉。 (マーちゃん)
2011-07-23 14:48:50
「もし他人を自分より劣っていると考える人がいるならば、その人はきっと自分に自信が無いからなんだ。」
「心に深い傷を受けたように感じる時や、もはや自分の神経を支配できそうもない時は、そのような状態で人に会う事は避けた方がよい。」
「人から同情してもらいたがるのは、一つの弱点であり最も優れた人には決してあり得ない事である。」
返信する
親に助けられたことは結構覚えているものだよね。 (たあちゃん)
2011-07-23 14:52:37
親に助けられたことは結構覚えているものだよね。
返信する
優越感も劣等感も自分を他人と比較する気持ちだけ... (たあちゃん)
2011-07-23 14:56:02
優越感も劣等感も自分を他人と比較する気持ちだけど、自信があるときにはそんなことをする必要はないのでしょうね。
返信する
精神を病みかけていた頃の僕は傷ついているのに傷... (たあちゃん)
2011-07-23 14:57:56
精神を病みかけていた頃の僕は傷ついているのに傷ついていないふりをしていました。
返信する
僕は、精神的にどん底の時、同情というより、理解... (たあちゃん)
2011-07-23 15:00:30
僕は、精神的にどん底の時、同情というより、理解されたかったです。
返信する
僕も同情というよりも理解されたかったです。あの... (マーちゃん)
2011-07-23 15:41:02
僕も同情というよりも理解されたかったです。あの時理解されたらこうにはならなかっただろう、というのが沢山あります。
返信する
返事、遅れてごめん。ちょっと出かけてました。 (たあちゃん)
2011-07-23 16:38:30
僕は自分で自分のことがよく分からなくなったことがあったけど、この感覚、統合失調症になった人なら分かると思います。
返信する
自分でも分かっていないことを分からせてくれる人... (たあちゃん)
2011-07-23 16:49:02
自分でも分かっていないことを分からせてくれる人がいたら、その人は僕にとってとても大切な人になるでしょう。
返信する
遅れてゴメン。夕寝しちゃって白昼夢を観てました。 (マーちゃん)
2011-07-23 18:22:48
たあちゃんと違って、僕は、自分で自分の事がよく分からなくなるという体験はあまりしていないのかも知れません。幻聴と話をしてどっちがどっちなのか分からなくなるのはあるけれど。多分忘れているのかもしれませんね。
返信する

コメントを投稿

インポート」カテゴリの最新記事