真面目になると世間の人の振る舞いがいちいちくだらなく思えてきて（なぜみんなどうでもいいことにこだわって一喜一憂してるのだろう）仕舞いには世の中全体が狂って見える。
罪悪感に支配されると自分を愛せなくなる。
自分を愛せなくなると他者も愛せなくなる。
自分で自分を罰しようとしたりさもなければ他者のせいにしたりするのは本人にそれではだめだという意識があるからだ。
だがどちらを選んでも納得できないため両極に振れ続ける。
そしてその終わりのない運動に疲れ果てると自傷他害の虞が出てくる。
それで決着をつけようとするのだ。
しかしそれは神経症から精神病の領域に足を踏み入れたということだ。
なぜなら自己保存の観点からすると自傷他害は狂った行為に他ならないからだ。
そういうどん詰まりの状態から抜け出すにはどうしたらよいか。
それには休息しかない。
とにかく心と体を休めること。
そうすれば精神的なゆとりができて物事を違う観点から捉えることも可能になるからだ。
とにかく頭が悪いから精神病になるわけではない。
むしろ問題を解決する際に思考に頼りすぎるから精神病になるのだ。
だからこの世には考えてもわからないことがある。
それを認識することが大切だ。
