ひねもす日報

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社会的養護が必要な子どもたちを社会で支えるために-連合会館

2018年11月18日 | Weblog
 昨日は「もっとみんなで子育て支援!-社会的養護が必要な子どもたちを社会で支えるために-連合会館-」
という会へ行った。

 わたしも参加しているNPOの代表がファシリテーターをおやりになることと、純粋に話を聴いて学びたかった。
この代表の女性がわたしは大好きで、静かで落ち着いている雰囲気の中にぶれない軸を感じ、ユーモアと柔和さがある女性なのだ。乳児院や里親さん、ボランティアさんなどの
当事者さんの声をたくさん聴けて学びになった。「日本には児童養護施設があるので、それが強み」というような声が東京養育家庭の会-理事の方の口からあった。
わたしは春先に「チョコレートケーキと法隆寺」という映画を観た。この映画は児童養護施設で育った監督が、当時共に施設で育った仲間の
その後などを撮ったものだ。その施設では先輩からの精神的にも暴力的にも何らかのものがあったとのことだった。だから施設よりも里親で、
「里親を増やそう」という声につながっているのかとわたしは思っていたので意外だった。里親の現場では、里親と子どもの相性が合わず、
子どもの気持ちで施設に入所することもあるらしい。それは人と人だから仕方ないだろう。会社にも良い会社とブラック企業があるように、
人にも良い人とそうでない人がいるように、児童養護施設にも良いものと悪いものがあるだろう。悪い施設で我慢して耐えて傷つきながら育っている
子らの声は公になるのか。里親関連の理事とか主任とかの肩書をお持ちの方たちがお話をして下さった昨日の会。そのようなお子様たちも
いると、ご存知ですよね…?

 会場への行きと帰りには「事件現場清掃人が行く/高江洲敦」を読みながら行く。幻冬舎アウトロー文庫から出ているんやけれど
アウトロー文庫ってネーミングすごい。夕刊で誰かがすすめているのを読んで知った。事故現場の清掃をするお仕事の方。
何で彼がこのような仕事をしているのか。借金のこと、苦労時代のこと。興味深い。

 
最近図書館で借りた本。

 近頃蒸し器に夢中。数年前に引っ越し祝いに幼馴染嬢にもらっていたせいろが今大活躍中。
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