山へ行こうよ! 山web

山も海もマラソンも日常も。。。

キターッ! 遂に日本百名山完登達成!!

2012年10月06日 | ブログ
2012年9月19日、とうとうその日がやって来ました。
12時3分、第100座目に当たる屋久島・宮之浦岳登頂で日本百名山完登しました!!!
今までいっしょに登って下さった皆さん、全国各地に赴いた際にいろいろ親切にして下さった皆さん、有難うございました。皆さんの支えがあってこその完登です。
そして、何よりも裏から支えてくれた母ちゃんに感謝です。

Rimg6567

2007年8月16日、メタボ気味であった体をリフレッシュするためジムに通い始め、その成果を残す為にマラソンか富士登山かを考えた結果、母ちゃんと富士登山にチャレンジする事になりました。それが登山の始まりでした。

2008年の年末に日本百名山を目指すと決めてから、第100座目はどこにしょうか? と考えた時にすぐに出て来た答えがこの屋久島・宮之浦岳でした。 人気の高い山なのでお誘いや自分でも早く登りたいという誘惑もありましたが、はやる気持ちを抑えて最後迄とっておきましたよ。

9月8日、第99座目の東北山形の飯豊山のまさかの敗退により、既に全ての予約を済ませて9月16日から出発する宮之浦岳と第100座目が入れ替わりそうになるハプニングがありました。

しかし、屋久島も大型台風という予期せぬハプニングがあり、9月18日へ出発を遅らせた事で9月15日-9月17日で休日のスケジュールに空きが出来た為に急遽どんでん返しで飯豊山リベンジを果たし、屋久島出発の前日の夜中に戻ってきました。

Rimg6565

一日目は鹿児島経由で飛行機で屋久島に上陸、宿泊地の安房で買い出しやタクシーと弁当の予約、そしてシュラフ一組のレンタルと準備を進めました。

6時半淀川登山口からスタート。屋久島は二日に一回は雨が降るとか、1ヶ月のうち35日は雨が降ると言われていますが、恵まれちゃいましたね。宮之浦岳山頂には他に3組のグループがいて祝福してくれましたよ。有難うこざいました。その内の写真を撮ってくれた一組のカップルとは翌日はトロッコ道、翌々日は屋久島空港で二度偶然にも会いました。

Rimg6783

結局、飯豊山リベンジに前日の夜中までかかってしまったのでパソコンで作成する予定だったフリップも間に合わず。しかも、屋久島に持って来たはずの白紙を忘れてきてしまい、スーパーでペンを買って前日の民宿で裏紙で手作りしました。

本当にいろいろな山がありました。登山口が山の奥深く、鬱蒼とした寂しい林道を真夜中に一人で何度車を走らせたか。近場の百名山は比較的早いタイミングで登頂してしまうので、登頂回数が多くなるにつれてだんだん遠くに足を伸ばさなければならなくなります。その為、会社が終わるとそのままその足で現地に向かう事もよくありました。登山口で会社のスーツ姿から着替えた事も。。。

百名山の完登を早める為に、1日3座登山(蓼科山、霧ヶ峰・車山、美ヶ原・王が頭)や1日2座(岩木山と八甲田山、岩手山と八幡平、磐梯山と吾妻山、大台ヶ原と大峰山、祖母山と阿蘇山・高岳など)も実行しました。

また、トムラウシ山、幌尻岳、大朝日岳、平ヶ岳、笠ヶ岳、常念岳、甲斐駒ヶ岳などで日帰り登山を強行しました。特に笠ヶ岳は笠新道をピストンしましたがさすがに疲れましたね。

2009年の夏場の登山シーズンは30座、2010年は夏場のシーズンは毎週どこかの山へ行っていて34座をこなしました。2011年は12座、2012年は3座で本当ならば昨年中に終わる内容でしたが、2011年以降は忙しくてなかなか行けませんでした。

百名山完登を目指して全国各地へ行くにあたり、ETCの全国一律1,000円の期間、夜間半額料金などは追い風となりました。富山県の折立まで1,000円ちょっとで行った事を今でもよく覚えています。逆にガソリン値上がり、リッター180円、ハイオク200円弱まで値上がった時は、費用をうかす為に自宅を早めに出て松本まで国道20号線で行った事もありました。

百名山を早く完登しようとするあまり、問題となるのが登山自体が義務的になってしまってつまらなくなってしまう事と費用の問題です。

ある地方に二度行かなくてもいいように行きたい、行きたくないに拘わらず、効率的に早くこなそうとするあまり、自分が行きたいところやコースと違い効率優先で義務的になってしまう点です。百名山をこなすためにという気持ちが先に立ってしまってただやってる感が出て来てしまう事があります。

季節だったり、天気だったり、山座同定だったり植物、動物、景色など登山を始めた頃に感じた本来の山の魅力に立ち返っていろいろな山を自分なりに楽しんで下さい。

もちろん、ある程度の妥協が必要ですが、自分の個性や考え方もある程度は優先して魅力のある山行にするといいでしょう。北海道でも東北でも四国でも九州でも観光と合わせたり、こだわりのコースで登ったりと自分のカラーを出して下さい。

Rimg6785

民宿の部屋で母ちゃんとビールでお祝いです。
さて、これからは行きたい山に行きたいコースで行ってきます。
それとyama-umi blogのタイトルにある様に多分umiとマラソンがスタートするかもしれませんね。
これから飯豊山と宮之浦岳のブログをアップします。
有難うございました。

2012,09,22鹿児島・霧島(韓国岳) 一部規制解除後の登山

2012年10月06日 | 097.阿蘇山 098霧島(韓国岳)

2012年9月22日、霧島、韓国岳登山。

新燃岳噴火後、ようやく一部の規制が解除(えびの高原~韓国岳)となったので韓国岳山頂を目指しました。前回の登山の後、写真を全て消去してしまった為のチャレンジです。

Rimg6898

****************************************************************************************

鹿児島の相棒ウイッシュです。このクラスを予約したのではないのですが、車だけランクアップしてしまいました。家では軽自動車なのでこれくらいのパワーがあると有り難いです。霧島から指宿、開聞まで結構距離があるのでいい相棒となってくれそうです。

 

Rimg6946

えびの高原に前乗りして登山口の道路の傍らに車を止めて朝まで仮眠をとりました。そして、午前4時半起床、5時19分スタート。真っ暗な登山口です。お主以外の車はありませんでした。

Rimg6840

硫黄山の分岐までの出だしはコンクリートの石畳と階段が敷かれています。

Rimg6841

 

硫黄山の分岐です。右は韓国岳、左は硫黄山で山頂まで大した時間はかかりませんので、時間があれば立ち寄ってはどうでしょうか?

Rimg6845

右に曲がったところに立て看板と入山届けのボックスが立っています。

Rimg6847

入山可能な場所が書かれています。

Rimg6848

その先には石のベンチがあります。ここを通り過ぎます。

Rimg6849_2

ベンチを過ぎると林の中の階段を上がっていきます。まだ、何せ一番なのでこの時間帯は真っ暗で人影もありません。

Rimg6851

写真は三合目の写真ですが、階段を上りはじたところにいきなり二合目の標が出て来ます。

Rimg6853

林を抜けた頃よりすこしずつ空が白み始めました。

Rimg6859

ガレた四合目を通過します。

Rimg6860

7分後の写真ですが、一気に白みまじめました。

Rimg6862

五合目の展望台に到着しました。

Rimg6863

広場になっていてここからはえびの高原が見渡せます。

Rimg6864

こんな感じで、えびの高原の池が一望出来ます。

Rimg6865

今日はちょっとガスがかかってます。

Rimg6866

台地がお鉢で左部分がお釜側です。

Rimg6869

六合目を通過します。 お釜を巻く様に上がっていきます。

 

Rimg6871

Rimg6873

お釜の縁まで登ってきました。 取り巻くお鉢です。左側のでっぱっている部分がお鉢でもっとも高いところが山頂となります。

Rimg6877

韓国岳のてっぺんです。

Rimg6878

お釜です。 残念ながら韓国岳のお鉢を巡るルートはありません。

Rimg6880

八合目を通過しました。

Rimg6885

このあたりに来ると遮るものはありません。低背の草木だけとなります。

Rimg6884

あと300mです。

Rimg6886

Rimg6887

Rimg6889

そろそろ山頂付近です。

Rimg6892

韓国岳山頂の標が見えて来ました。

Rimg6894

霧島、韓国岳標高1,700m、登頂しました。 4年ぶりの再登達成です。

Rimg6899_2

前回と同様の天気ですが、今回はお釜や景色が見えるだけでもよしとしなければ。。。前回は風が強く、その上ガスっていて眺望は全くありませんでした。

Rimg6901

山頂はお鉢の一番たかいところなので後ろは断崖絶壁となっています。

Rimg6905

 

Rimg6908

前回はガスってるし、強風は吹き荒れているし、今日は視界もあるので全然ましですね。

Rimg6910

Rimg6912

前回はここから獅子戸岳、中岳、新燃岳と縦走をしましたが、新燃で風が強く突風も吹いていて危険だったので断念しました。

Rimg6913

Rimg6914

Rimg6916

今日はこの辺でピストンで戻ります。

Rimg6921

Rimg6924

硫黄山ですが、盛り上がった丘の様です。

Rimg6927

下るにつれて人が上がってきました。

Rimg6930

登る時は暗くて気付きませんでしたが、沢がありました。

Rimg6933

硫黄山です。

Rimg6936

韓国岳登山口とえびの高原です。

Rimg6937

朝は真っ暗でしたが

 

Rimg6938

Rimg6941

Rimg6942

Rimg6943

登山口に到着しました。これから、指宿、開聞岳に向かいます。

Rimg6944

 

登頂日:2012年09月22日 形態:日帰り メンバー:単独  天候: 曇り  標高:1,700m 標高差:520m  コースタイム:2時間30分(休憩、食事他全てコミコミのタイム) コース:えびの高原り→韓国岳(下山は同一ピストン)

一回目:2008/12/22  二回目:2012/09/22