おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、経営目標達成に何が必要かー3.目標必達に何を目標にすべきか、です。
経営目標などと言うと、直観的に「車販台数目標」とか「車検台数目標」、
あるいは、それらに関する「売上」「利益」目標が浮かぶ。
しかし、こうした「数値目標」は、目標の一部でしかない。
より基本的な目標が必要である。
経営は、何をどうして、何を得るかだ。
何を得るために、何をするかではない。
前年の実績を踏まえ、経営環境の変化を読み、会社を運営するために、
何をなすべきか、こが先ず作り目標である。
よく言われる「方針」に当たるものと言っていい。
例えば、自社代替率を3割アップする、といった方針を立てることで、
代替目標台数や売上が決まってくる。
整備では、車検回帰率70%とする、といった方針を立てることで、
車検台数目標が決まり、工賃目標も決まってくる。
この方針がないと、数値目標の達成に、一喜一憂するだけで、進歩も発展もなく、
刹那的に月、年が終っていってしまう。
方針を立てることで、結果の数値達成率の原因分析が、具体的になるし、
対策も地に足が付いたものになる。
方針がないと、今月は良かった、来月も頑張ろう、とか、
今月は未達だったので、来月は一層の奮起を願う、などと「気合」の対策しか
出てこない。
結果、翌月も同じような結果で終ってしまうので、そこからは何も生まれてこない。
出てくるのは、気合入れと言う発破だけだ。
働く価値も見いだせないで、社員はやる気なく、ダラダラと働くことになる。
沿いしないためには、「方針」を明確に立て、その実現に努めることだ。
その結果は、車販台数、車検台数になって表れる。
方針⇒数値、この流れを習慣化したいものだ。
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