おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、実績集計に見る目標達成の意欲-1.次に生かす集計が基本、です。
実績を集計することは、日常のルーティーンワークの一つだと思う。
どの会社でも程度の差はあれ、何らかの形で実績の集計を行っている。
しかし、実績集計が集計のための集計で終わっている会社が多い。
集計の目的が明確にされていない。だから、機械的に集計し、バインダーに閉じているだけ。
月末などの会議に、実績の報告がなされていても、生産的な形で実績集計が
活かされている会社は少ない。多くが、社長の発破かけや安心の材料で終わっている。
目標をオーバーしていれば、「今月はよく頑張ってくれた、この調子で来月も進めてほしい」とか、
「あと一歩のところで目標に手が届かなかったのは、とても残念だ。来月はこんなことがないように
頑張ってほしい」、これが会議で実績集計が使われるパターンである。
実績集計は、実績管理の一環として行われる。
つまり、目標と実績の差異を捉え、その原因を探るために、実績を集計していくのだ。
プラスの差異もあるし、マイナスの差異もある。
この「差」がなぜ生じたのか?何が良かったのか?悪かったのか?それを探るために
実績を集計していく。
実績は、日、週、月、年で行う。
なかでも「日」が一番重要である。過ぎた日は取り返すことができないからだ。
日の目標に対して実績がどの程度進捗しているかを集計し、その差を確認して
的確な行動を取って、目標達成の確度を上げること。これが実績集計の目的である。
つまり、「次に活かす」これこそが実績集計の目的であり、意義なのだ。
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