おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、経営目標達成に何が必要かー1.根拠ある目標であること、です。
新しい年度に入り5月も中盤、目標に向けた活動が、いよいよ本格してきた時期ではないだろうか。
年度の目標達成には、スタートダッシュが望ましいが、達成率はいかがだろか。
経営目標の達成は、経営者ばかりではなく、全社員が切望していることだ。
が、努力の甲斐もなく、未達で終わることもしばしばある。
特に、ここ数年はそうした状況が続いている中販店や整備工場が目に付く。
そこで、今一度経営目標達成に何が必要かを考えてみたい。
最近経営指導したある整備工場で、社員に面談したところ、多くの社員が
目標の根拠が分からないので、力が入らないというようなことを、話していた。
この整備工場は、TOPが経営目標、といっても「数値目標」を立てて、
その数値を社員に「目標」として伝えるだけだ。
社員である以上、目標の根拠を云々するよりも、示された数字の達成に何が必要
かを、検討して決めることが先決だと、思っているが、社員は「踏ん張り棒」として
どうしても根拠が知りたいようだ。
常識的には、経営を維持していくことが「根拠」なんだろうが、社員が言う根拠
とは、ナゼその数字になったかの「プロセス」が知りたくて「根拠」という言葉を使ってる。
つまり、経営を維持していくには、経費がどれくらいかかるのか、利益をどれくらい残すために
年間、月間の目標になったかを示すことが、社員の期待に応えることになる。
経営をオープンにして、社員が「俺たちの会社」という認識と、責任感を持ってもらう
ことが、目標達成には欠かせないことである。
つまり、経営トップと社員が経営目標を共有し、そのために一致団結する、そうした
組織を作ることが、目標達成にやらなければならいことなのだ。
具体的には、数値目標に至った経緯と、何を実行するかと言う「方針」を、
明示し理解共有させることである。
経営目標は、何を行って、どれだけ実績をあげるか、これを示したものだ。
だから、単に「数字目標」だけを掲げることではない。むしろ、それは後回しででもいいのだ。
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