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実績集計に見る目標達成の意欲-2.数値だけの集計に終始

2012年05月08日 | 経営・オピニオン全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、実績集計に見る目標達成の意欲-2.数値だけの集計に終始、です。

実績集計などと言うと「数値」だけの様に聞こえる。
数値とは売上数値である。しかし、実績は「数値」だけではない。

むしろ「数値」は後回しでもいいのではないかとさえ、考える。
とはいえ、一番わかりやすい実績と言えば「数値」であることも間違いない。

では、実績集計は売上の「数値」だけではなく、それに加えて「率」も加えてほしい。
率とは、整備関係で言えば、
・売上構成比
・粗利益率
・稼働率
・作業効率
などがある。

車販では、
・在庫回転率
・仕入構成比
・粗利益率
・営業活動稼働率
などだ。

こうした率などは、経営を効率化するうえで不可欠な実績である。
売上目標が仮に達成できても、利益は達成できていないこともある。

それは、売上構成比や粗利益率の集計を取ることで、原因を見極めるこができる。
しかし、売上数値だけであったら、原因は見えてこない。

実績集計の目的は、目標達成の確度を上げることにある。
この目的を念頭に置いておけば、どのような実績集計が必要かは、自ずと明らかになる。

また、売上数値を目標に設定する時に、こうした率の目標も設定することである。
目標設定さえすれば、集計も自然に行うことになる。

逆に、率の実績集計をしないということは、こうしたことを目標に設定して
いないからともいえるのだ。

ゼヒ「売上数値」だけの集計に終わらずに、効率の部分を判断する
実績集計も取ってもらいたいものである。



問い合わせ先 株式会社ティオ

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