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中古車が売れない原因は内にありー3.色気のない品揃え

2011年06月29日 | 営業・フロント全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、中古車が売れない原因は内にありー3.色気のない品揃え、です。

陳列してあるクルマを見回して感じるのは、色気がないことだ。
それもそのはず、展示場にあるクルマは、白または黒なけである。
たまたま訪問したタイミングだったのかもしれないが、白と黒のクルマが無造作に
陳列されている。

だから、妙に展示場の「装飾」が目立つ。
中古車販売店の売り物は「クルマ」であって、装飾品ではない。

この原因は、下取りだけで展示車を賄っていことにある。
仕入だけに限って言えば、下取り車だけで展示場が満杯になるのだから、贅沢なことである。

しかし、結果的に白と黒の縞模様のようになり、沈んだ雰囲気の展示場になっているのだ。
そのことを社長に話したら、「言われてみればそうですねー」とのこと。全く、色気を考えた
展示という発想がないのだ。

洋品店であれば、モノトーンの品揃えを「売り」にしているお店もあるが、
そのコンセプトもない中古車販売店では、もう少し色気を考えた品揃えが必要だ。

店舗内も、どちらかと言えば、モノトーン的である。落ち着いた雰囲気があるが、商談は
いる意味「勢い」が必要である。そのためにも、気持ちが高揚するような「赤」を配色した
工夫があるといい。

例えば、椅子は「真っ赤」な色を使って、モノトーンとのバランスをとるなどの、演出が
欲しい。ある整備工場で、フロントマンが全員、黒いジャンパーを羽織っていた。ここの営業マンも
同様に黒いジャンパーを着ている。

自分たちは気づかないのだろうが、カラスの軍団の様で、派手さが何もない。
豪華にする必要はないが、お客さまが来店されたときに、爽やかで快活な気分に
なるような色のジャンパーを着用するように勧めたことがある。

客商売である以上は、色気(配色)を考えて、クルマの陳列をする。
あるいは、店舗内や営業マンの服装なども色気を工夫して、活気を醸し出すことだ。


株式会社ティオ
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