おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、整備工場はフロントで稼ぐー3.フロント担当者の心構え、です。
フロントの役割は「品質の責任者」、つまり、お客さまが期待する品質を、
早く、丁寧に、経済的にお届けすることである。
このことを踏まえて、フロント担当者の心構えを整理すると、
・常にお客さまの立場・状況を見極めて対応する
・問診を行い、そこから適切な整備提案を行う
・提案内容からお客さまの要望を聞き、それを最大限優先する
・メカニックの技量に応じて作業時間を指示する
・何が何でも納期を厳守するために、現場をコントロールする
・分かりやすく、丁寧に説明し、理解を確認する
・自分が品質を代表するという意識を持ち行動する
・最新の技術の習得に努め提案に生かす
・クレームには、何事にも優先し迅速に対応する
・常にお客さまから学ぶ姿勢を持つ
以上が、私流の心構えだ。
私は、上記の心構えを「フロント担当者十か条」とし、このことが確実に発揮できるように
指導している。
フロントは会社を代表する最も重要なポジションである。一つの小さなミスによって、大事な
お客さまを失ってしまう。だから、細心の注意を払って接客し、喜んでお帰りいただくために、
創意工夫をしてサービス力を高めることだ。
お客さまに集中した分の成果が必ず付いてくる。適当に応対していると、結果も適当に
出る。熱心に応対すれば、お客さまは笑顔になり、現場も円滑に作業が出来る。
フロント働き次第で、CSや稼ぎが左右されてしまうのだ。
だから、とてもやりがいがあるポジションともいえる。
私は、冗談半分で「フロントで肥満の人は、まともに仕事をしていない」と、言ったりしている。
それだけ、神経を使う仕事が多い。お客さまから厳しい言葉を言われ、現場からは渋い顔を
され、心身ともに難儀な役目だが、その分喜びも大きい。
フロント十か条を、心のよりどころにして、日々研鑚いしてほしい。
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