自動車整備業&車両販売業のCS経営をコンサルタントする TIO21ブログ

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整備工場はフロントで稼ぐー3.フロントの担当者の心構え

2011年06月02日 | 営業・フロント全般


おはようございます。
株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、整備工場はフロントで稼ぐー3.フロント担当者の心構え、です。


フロントの役割は「品質の責任者」、つまり、お客さまが期待する品質を、
早く、丁寧に、経済的にお届けすることである。

このことを踏まえて、フロント担当者の心構えを整理すると、
・常にお客さまの立場・状況を見極めて対応する
・問診を行い、そこから適切な整備提案を行う
・提案内容からお客さまの要望を聞き、それを最大限優先する
・メカニックの技量に応じて作業時間を指示する
・何が何でも納期を厳守するために、現場をコントロールする
・分かりやすく、丁寧に説明し、理解を確認する
・自分が品質を代表するという意識を持ち行動する
・最新の技術の習得に努め提案に生かす
・クレームには、何事にも優先し迅速に対応する
・常にお客さまから学ぶ姿勢を持つ
以上が、私流の心構えだ。

私は、上記の心構えを「フロント担当者十か条」とし、このことが確実に発揮できるように
指導している。

フロントは会社を代表する最も重要なポジションである。一つの小さなミスによって、大事な
お客さまを失ってしまう。だから、細心の注意を払って接客し、喜んでお帰りいただくために、
創意工夫をしてサービス力を高めることだ。

お客さまに集中した分の成果が必ず付いてくる。適当に応対していると、結果も適当に
出る。熱心に応対すれば、お客さまは笑顔になり、現場も円滑に作業が出来る。

フロント働き次第で、CSや稼ぎが左右されてしまうのだ。
だから、とてもやりがいがあるポジションともいえる。

私は、冗談半分で「フロントで肥満の人は、まともに仕事をしていない」と、言ったりしている。
それだけ、神経を使う仕事が多い。お客さまから厳しい言葉を言われ、現場からは渋い顔を
され、心身ともに難儀な役目だが、その分喜びも大きい。

フロント十か条を、心のよりどころにして、日々研鑚いしてほしい。


株式会社ティオ
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