おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、サービスがCSか(2)サービスでは満足にならない!、です。
昨日のtio21ブログで、サービスも要求や期待があれば,、良いサービスを提供することがCSになると書いた。
しかし、サービスという一般的な行為を考えると、本当にCS、つまり顧客が満足をするかは、甚だ疑問がある。
というのは、いまやサービスはよくて当たり前になっているからだ。
まだまだ出来ていないレベルの会社もあるが、挨拶をしっかりやりなさい、漏れなくやりなさい、などいったことはどこでも言っているし、
教育されていることである。
サービスを考えてみると、次のような特性を見つけることができる。
1.サービスは平等的行為
2.サービスは平均的行為
3.サービスは没個性的行為
サービスは、誰にでも、何時でも行うもので、これといった特徴を持っているわけではない。
中には、「挨拶でNO1」という明確な目標を掲げて、地域で評判になっている会社もあり、
すべてと言わないが何処でも行われていることである。
ということは、サービスで「顧客が満足」することは、めったにないことといえる。
では、サービスとはなんだろうか?サービスとは、「不満を持たれない・与えない」最低限の接遇行為である、といえる。
いらっしゃいませ、というのが当たり前で、このこと自体が満足を感じていただけるものにはならないのだ。
当然だが、いらっしゃいませ、の一言がなかったら、お客さまは「何この会社、サービスがなってない」と不満を持つことになる。
つまり、お取引いただけるであろうお客さまに、不快や不安を与えないものが「サービス」なのだ。
だから、何時までもサービスをよくしろ、と言っているようでは、顧客が満足してくれないのだ。
株式会社ティオ
お問い合わせ