おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、久しぶりのかん袋のくるみ餅です。
大阪は堺市に「かん袋」という茶菓子のお店がある。30年ほど前大阪に単身赴任している時に、堺から通っていた同僚から教わって食べて以来大ファンになった。
「かん袋」は、鎌倉時代末期、元徳元年(1329年)に和泉屋徳兵衛が和泉屋という商号で御餅司の店を開いたのが始まりという。創業から数えること681年。現在の「かん袋」の商号は豊臣秀吉の時代の文禄二年(1593年)からだから417年になる。
茶菓子は「くるみ餅」というもので、くるみが使われているお菓子と勘違いするが、くるみを使っているわけではなく、餡で餅をくるんでいるところから付けられた名前だそうだ。
味は、やや甘さがきついがクリーミーでまったりとしている。なんとも言えない美味しさである。店内では、カキ氷を上に載せて食べる「氷くるみ餅」もある。夏場の定番である。この日もお客さま全員が「氷くるみ餅」を注文していた。薄い緑色の餡は、ズンダ(枝豆をすり潰したモノ)に小餅(白玉?)が包まれている。
お持ち帰りの注文をすると番号札を渡され、出来あがりまで5分ほど待つ。多分、注文が入ってから箱に詰め、包装するのだろう。
お店の中でも食べたかったが、時間が許さず、持ち帰りだけにした。3年以上も食べていなかったと思うと、懐かしさが薬味になって一段と美味しく感じた。生菓子で防腐剤などを使っていないので、その日に食べてといわれる。