おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、整備フロントを活性化するー1の受付からプロフィットセンターへ、です。
車検やオイル交換などでお客さまが一番初めにコンタクトをとるのが「フロント」である。そのフロントには、「受付」という大事な役割があるが、これがすべてではない。受付は、フロントの役割の一つでしかないのだ。
ところが、多くの整備工場で受付の役割しか担っていない。なぜ、受付しか担っていないのかは、フロントの役割の理解が基本的に間違っているからである。
例えば、「現場の働きが悪いから売上がさっぱりだ」なんてことを、よく耳にする。これは、30%間違いではないが、正解ではない。メカニックに作業指示するのはだれだろうか?そう、フロントだ。
ということは、フロントの指示で現場の働きが違ってきてくるのだ。それは、整備売上が違ってくることを意味する。だから、フロントの役割の第一は「プロフィットセンター」という理解が必要なのだ。
プロフィットセンターとは、利益に責任をもつ組織または利益センターとも呼ばれ、営業と同じ意味を持つ。フロントの活性化の第一歩は、この理解をしっかりとし、そのためのアクションをとることである。
オートバックスが、報道されているように全国に、車検整備やオイル交換などのサービス事業主体のショップを120店舗程度出店していくとしている。
こうしたサービス事業の競争とは、とりもなおさずフロントの業務レベルの競争に他ならないのだ。だからこそ、フロントは受付担当ではなく、プロフィットセンターの認識と、そのための体制作りが必要なのだ。
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