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整備フロントを活性化するー3:プロフィットセンターの初歩!

2010年06月10日 | 営業・フロント全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、整備フロントを活性化するー3のプロフィットセンターの初歩、です

さて、フロントはプロフィットセンターであると一昨日のTIO21ブログで述べたが、その初歩は「提案整備」である。

お客さまから「オイル交換」の依頼があった場合、受付の役割しか担っていないフロントは、「ハイ、かしこまりました。オイルエレメントはどうしましょうか?」と接客し締めくくる。

または、一部のガソリンスタンドで見られるように、マイカーの用途などに関係なく、売上だけのために誰かれ構わず省エネオイルをお勧めするのが、受付型のフロントが行っているのだ。

ところがフロントをプロフィットセンターであると認識しているフロント担当者は、上記の対応に続けて「マイカーを通勤でご使用されていますので、オイルグレードは0Wの省エネオイルをお勧めいたします。」と、クルマの用途やエンジン特性に応じて、グレードの提案をする。

また、定期点検整備を実施していなのであれば、定期点検のお勧めなども自然と行っている。そうした提案整備を実践するために、整備履歴を利用し個別的かつ具体的にお勧めしている。

お客さまからの依頼をそのまま引き受けるのではなく、そのコトを踏まえて、整備のプロとしての見識を持って、快適で経済的なカーライフのための最適な整備提案を行っているのである。その整備提案を買うか買わないかは、お客さまが判断することになる。

プロフィットセンターの初歩は、お客さまのベストなカーライフのために整備提案をすることである。そのためには、整備履歴をクレームなどのように、ことが起きた時に利用するのではなく、整備提案のように前向きに使うのこと。


株式会社ティオ
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