めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

塩分と血管

2017-09-19 | 健康・養生
マドカズラさんは夏の間にぐんぐんと成長し、ずいぶんと長くなりました。

地震対策は滑り止めシートくらいなので堂々と披露するのは良くないでしょうと、小さめサイズでコンニチハ



今朝は晴れているけど「秋だなー」と初めて感じました。

「なんでだろう?」

と暫く考えると…

そうか! 静かなんだ~

夏のセミの大合唱は苦手なので幸せを感じる瞬間です♪

時折秋の虫の声が遠くから聞こえてきて、更に秋を実感。いいな~♪

秋の薬膳料理教室も無事に終わったし、そろそろお芋や栗も楽しめそうで嬉しい!


今回の薬膳料理教室では初参加の方が数名いらしたので、薬膳の基本的な話もしました。

その中で一番興味を持ってくださったのが「塩分控えめに」という事。

これは薬膳だけでなく一般的にも健康の為に言われている事ですからね。

そして、頭では理解していてもいざ実践となるとハードルが高いと感じる方が多いのではないでしょうか?


もちろん、「美味しくない」と思いながら食べるのは楽しくありませんから、塩分を控えめにしてもなるべく美味しく感じるような工夫が必要です。

そんな工夫を色々とお伝えしながら調理を進めたわけですが、食べ初めて「美味しい~」やら「いい味だわ~」という声を聞いて私がホッとしてようやく口にする事ができた言葉は

「このスープの味付けは○○だけなんですよ」

という事。

「あ!そう言えば!! ええー? 信じられない!」

と期待通りの反応が出て良かったです(笑)

この日約7人分のお味噌汁に使ったお味噌の量は大さじ2です。もちろんその他に塩分は加えていません。

具沢山なのでお汁の量は少ないですけどね。

それでも美味しいと食べてもらえてヨカッタ


簡単に調べてみたら

・ハナマルなお味噌やさん   4人分のお味噌汁で大さじ3(54g)  

・マルコなお味噌やさん    2人分で32g

・越前の方のお味噌やさん   1人分で16g(黄金比が10倍希釈…ひと椀160cc らしいです)

 [ネット検索でホームページ等を参考]


とありました。一日1回はお味噌汁を食べるとしたら、一年でお味噌の使用量がだいぶ異なりそうですね。

我が家は調味料の減りが一般家庭よりだいぶ少ないと思います。減らした分の予算で、と言うわけではないですが(でもそうとも言えますね)、ちょいと質の良い調味料を購入しています。これも少量で満足できる秘訣かもしれません。



中医学(薬膳)では塩分を摂りすぎると血管を傷めるえと考えます。

高血圧や動脈硬化等血管トラブルに関係する病気は西洋医学でも塩分摂取を控えるように言われますね。

濃い味付けに慣れるとそれが当たり前になってしまって、そうでないと物足りなく感じてしまいます。

外食や市販のお惣菜、スナック菓子等の味付けが「濃い」と感じずに食べれる人は注意した方がいいかもしれません。

全く食べない方がいいとは思いませんが、家で食べる時はお店の味を求めずに「家庭料理の味」として適正塩分の食事を摂りたいなと私は思います。

健康の為でもあるけど、素材そのものの味わいも堪能したいなと思うから。

食いしん坊万歳!

ですね☆
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