気ままな旅


自分好みの歩みと共に・・

1年前の今日のブログを読み更けて・・・

2018-05-10 23:11:23 | エッセイ

 明日は何時ものお出かけだ。脚の代わりを務めてくれる我が家の愛車の運転手付きで予約の確認をしておかないと、住宅地とは言え起伏が強いので歩くのがつらい。「明日、運ちゃん大丈夫だね・・」「いいわよ」と軽い返事をする妻の声。スケジュールを予めカレンダーに書き込むのが忘れない骨。自室に戻り受信を確認すると何時もの通りブログの事務局から1年前のブログの反省文をと提案がなされていた。この頃は益々「何時ものお出かけ」以外は外出が少なくなり困って来た。反省も含めて続きを想い起こして書き足してはどうかと思った。壁の時計を視たまだ。10日だ。タイトル「ケンタッキーで出会った「小人」に魅かれて!2017/5/10」だ。この時の番外編でも、思いつくままに書いてみるか。確か55歳になったかどうかの若い頃の話だ。30年も昔になる老人の青春時代だ。

・・・・娘が18歳でひとり留学して、初めて体調を崩し電話でSOSを掛けてきて早速役に立つ妻が現地に飛んだ。英語が喋れない役立たずの私は遅れて病が無事に落ち着いた頃に飛んで行った話だ。 中部アメリカは雪は余り降らないが厳寒の寒さだ。1月の末頃だったと思う。授業があったと言う。と、言うことは昼間はひとり広い学内を怪しまれない様に挙動に気を付けて場所移動をして時間を浪費していたのだろう。眼新しいのであきもしなかった。ロビーのベンチに座っていると女子学生が確か本だったと思う。持たずに立ち上がりスタスタと歩いていってしまった。困るだろうと思い声を掛けて足止めするには何と言えば良いのか一瞬迷った。 とっさに「hi」・・・その女の子は幸いにも脚を止めて振り向いてくれた。本を手にかざしゼスチャで聞いてみた。手を振って違うと言うと行ってしまった。後で娘に話すと「良く通じたはね・・・」と言われた。そして、ふたりして学内にあるレストランで昼食をして珍しくレジがあった。レジの脇に「つま楊枝」が置いてあるのに気がついた。この最初に留学した大学がアメリカでも最古に近い歴史のある大学だった。大学に卒業生の寄付で美術館が付設されており、日本と違い入場料は無料だ。しかも、障碍者の入口は近く優遇されているのには感心した。更にストロボをたかない限り写真は許されるには当時としては驚きだ。障害者への配慮は娘の卒業式に参列した折エレベーターに乗ろうとして係員に叱られた。卒業した大学は違ったが考えは同じだと思う。ここで「小人の老人」に会えたのでした。1年前のブログを初めての方は読んでいただければ・・・。これからも反省文でなく番外編として書てみたいと思います。明日は何時もの医師へお出かけだ。早く寝ましょう。おやすみなさい。

終わり