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「ちびさん」のご主人

ねこ好きなお父さんの気ままな日記です。
最近は、お城の他に甲冑と火縄銃に嵌まっております

信長様、静かに眠る ~京都・滋賀旅行 1~

2009-09-23 19:44:05 | 写真
先週の土曜日(19日)から京都・滋賀方面に旅行に行ってきました。

朝6時過ぎに岡山IC予想通り、吹田IC付近から渋滞、
それでも、予定よりも早く京都駅前に到着(所要時間3時間)

いつもなら京都は新幹線なのですが、渋滞覚悟で出かけました。
京都市内は、レンタサイクルがです。

まず最初に、新撰組屯所のある、壬生へ。

途中、西本願寺横を通るとふつうは中に入れてもらえないところにある“唐門”を発見。
もちろん外からですが、見事なものです。





これ、本当に偶然横を通り抜けたために見つけました。

何でも、拝観料を取らない為に一般には公開されていないそうです。
写真を撮っていると、年配の観光客の方が
「ここには入れないのでしょうか?」と聞いてこられました。

「入れるなら、入ってみたいです。」

そののち、八木邸などを見学ののち、”本能寺”へ...。


こちらは供養塔です。

本能寺も、当時とは違う場所に立っております。

その後、寺町・阿弥陀寺へ

こちらには、「信長 本廟」があります。


こちらは、”本能寺”にある供養塔とは違い、ひっそりと当時の家臣達に囲まれて立っております。
決して大きいとは言えない墓石に、驚きました。

お線香なども持たずに訪れたため、翌日もう一度訪れる事にしました。

そしてこの日のもう一つの目的の場所”相国寺”へこちらの法堂の天井には
狩野光信によって描かれた「蟠龍図」があります。


これは相国寺HPから拝借しました。

見事な画です。
法堂のどこにいても、この龍はこちらを向いています。”八方睨みの龍”です。
又ここの龍図は鳴き龍としても有名。

一度体験してみては....?

この“相国寺”はまだまだ写真があります、おいおい紹介していくこととします。

さて、明日は俵屋宗達の「風神雷神図屏風」や海北友松「龍図」などのある、
“建仁寺”そして、大津へ移動します。

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撫川城跡

2009-08-16 22:01:25 | 写真
お盆休み、岡山はあまり天候に恵まれませんでしたが最終日の今日はました。

先日から読んでいた「備中兵乱記」に出てくる三村家親(元親)の築いた「撫川城」が近くにあります。
いままで一度も行ったことがなかったので、ちょっと出掛けてみました。


ここは、永禄2年(1559年)、備中成羽城主(のちに備中松山城主)の三村家親(元親)が備前宇喜多直家の侵攻に備えて築いた城です。

現在でも、見事な野面積みの高石垣が残っています。





周りは住宅地なのですがここだけがタイムスリップしたかのような空間です。

今回街並みを歩いてみて初めて知ったのですが、本当に今でも水路が張り巡らされており、住宅の庭先には、その水路に降りられるように階段がついていたりします。

ちなみにこの三村氏、天正2年(1574年)に織田信長の誘いに乗って毛利家に反旗を翻し、翌年に滅亡しています。

夕方戻ってみると「安土城をつくる」29号が届いておりました。


今回は1日遅かったです。たぶんお盆の帰省ラッシュや、東名高速の通行止めなども影響していたのでしょうか?
早速、塗装前準備だけ行いました。

そうそう、一階北側床のひずみですが、ひずみにまたがっている部分に”梁”を入れたところ、ほぼ修正されました。
かなりきつめの“梁”でしたが...。

5日間のお休みも“あっ”という間に終わりました。
また明日から通常の生活に戻ります。
今日はこんなところで、塗装作業は明日以降になると思います。(ひょっとすると、今からやるかもですが?)現在時刻22時32分

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天空の要塞~備中松山城~

2009-08-02 23:05:11 | 写真
今週はまだ、27号が到着しません。
そこで今日は、何度か訪れたことのある“備中松山城”へ行ってきました。

ここは、天守の現存する山城としては随一の高さを誇り、天守、二重櫓、土塀の一部が現存しています。



ここは、信長の時代に当時の城主三村氏と毛利・宇喜多の連合の合戦となった”備中兵乱”の舞台になった城です。
ある意味、信長と毛利の代理戦争だったと思います。
結果は、毛利の圧倒的な兵力の前に、三村氏は2代で滅びました。

今回は以前とは違った目でこのお城を訪れることができました。
特に石垣については...。


大手門跡の石垣


大手門を抜けて三の平櫓東土塀

先日訪れた、“但馬竹田城”とはまた雰囲気の違った山城です。
ちなみに、こちらも11月ごろには雲海が発生するそうで、
それは幻想的な光景になるそうです。


夕方、戻ってみると....着てました~27号!
作事は明日からかな?

山城は結構堪えます。早くも筋肉痛....。

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改めて見てみると~安土城跡~

2009-07-31 22:04:54 | 写真
26号目の“窓”まだ仕上げていません。
本日は、昨年の秋に行った、”安土城跡”の写真をアップします。

先日の”竹田城跡”近くの観光案内所で購入した「穴太の石積」を読んでから、
石垣の奥深さに興味がわいてきました。
そこで改めてその時の写真を見てみると、違った見方ができるようになってきました。



これは、天主近くの“黒鉄門”の石垣。
城に石垣を築いた最初の“城”のためか、どこか荒々しさが出てると思いませんか。


これは天守台の石垣。

石垣だけでも見事です。
この石垣には、いろんなノウハウが詰まっています。

今年も、秋口に京都・滋賀へ出かける計画をしています。
琵琶湖近辺には数多くの史跡が残されているようで、今から楽しみです。


明日、8月1日には、27号目の到着予定。
築城開始から、はや半年が過ぎました。完成まであと2年余りです。

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竹田城跡~穴太衆の仕事~

2009-07-19 18:50:37 | 写真
昨日に引き続き、竹田城跡。
JR竹田駅の観光案内所で買い求めた「穴太の石積」
あっという間に読破してしまいました。

また、改めて読んでみる事になりますが、石垣があっての城だということがよく解ります。
今までどちらかというと、石垣の上に建つ建物に目が行っていたのですが、これからは、城の楽しみ方が増えそうです。

昨日撮影した写真を見せたところ、こんなコメントが
「マチュピチュのよう」だと。
確かにそう見えます、特にこの写真。



「穴太の石積」を読んだあとにもう一度写真を眺めるといろんなことが見えてくるような気がします。
しかし、よくこの山頂までこれだけの石を...。


バラバラのようでいて、実にバランスのとれた石積みなのでしょうか。



本当に、素晴らしいの一言です。
これが、その領地を治める者の力の象徴なのだと思います。

話変わって、うちの“安土城”本日25号が届きました。
まだ作事には入っていませんが、何やら襖のサイズが当初とは変わったようで、
以前配布になっていたものは使用せず、新たに付いてきました。

また、“城の美と巧み”では大工道具が紹介されていました。
そういえば、映画「火天の城」HPで、神戸にある竹中大工道具館が紹介されていましたが。ここも一度行ってみたいと思っています。

あと昨日の本の中に紹介されていた佐々木譲 著「天下城」も読んでみたいと思います。

連休も後残すところ1日。
忙しい”おとうさん”ですな~

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竹田城跡

2009-07-18 23:10:11 | 写真
今日は朝から、但馬竹田城跡へ行ってきました。

豊岡方面に出掛ける時にはよく通るのですが、実際に竹田城跡に登ったのは初めてです。

岡山ICを11時前にスタート、山陽道→播但自動車道→国道312号の行程で約2時間で目的地に到着。
前日HPなどで調べていたのですが、うちのナビでは、生野北で播但道を降りるようになっていました。

和田山ICだと少し行きすぎるようです。

竹田城跡はJR竹田駅裏の古城山の山頂にあり、中腹までは車で行くことができます。


駐車場脇にある、登山口
ここからは徒歩約15分、距離にして700m

大手門跡のそばまでは舗装されて道が続いています。


これが天守台です。

この石垣は、織田信長の築いた安土城と同じ、穴太積みを用いて築かれているそうです。
それにしても見事なまでに保存されています。

城跡というと、荒れ放題のところをよく見かけますが本当によく整備されたところでした。



天守台の上から、南千畳を望む
眼下には竹田の街が見えます。

「いや~本当に来てよかった~」っと感じた瞬間です。

帰りには、JR竹田駅構内にある観光案内所で、
このような本を見つけました。


一冊は、「竹田城跡のガイドブック」
もう一冊は「穴太の石積」平野隆彰 著 です。
この本、穴太積みに関する本なのですが結構面白いです。
この中の穴太衆石匠13代の万喜三さんの14代に向けた言葉「石の心と、我が心をあわせてできたのが穴太積み」「石の声を聞け」の言葉に職人を感じました。

また、現在 第一回朝来市「全国”天空の城・竹田城跡”」フォトコンテスも募集中のようでした。

機会があれば、また訪れたくなる、そんな場所です。

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安土城をつくってます~また今回も...~

2009-07-12 20:15:34 | 写真
週間天気予報を大きく裏切る、です。

昨晩、塗装前準備をしていた“安土城”日中は何じゃかんじゃで、結局塗装はこの時間に(現在20時過ぎ)

本当に何故なんでしょうね、いつもこの時間です。

今回は外壁が多く、厄介なホワイト塗装です。
何度塗りするかな~

ただ、南側を組んでみて、外壁の半分以上は外からは見えないことが分かったため、ちょっと気が楽です。
それに、意外と黒の外壁が入ったりすると、結構白っぽく見えたりするようで...。

まあ、今日中に白壁の塗装が終わればいいかな。

今朝、外に出て見ると今年も見事に花をつけています。

琉球朝顔

朝もっと早いとまだブルーが濃いのですが。
それにしてもこの琉球朝顔、肥料もなく毎年花を咲かせてくれます。
つるも“ぐんぐん”伸びてます。

そろそろ、一回目のホワイト乾いたかな~

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津山城・本丸御殿

2009-07-08 23:27:58 | 写真
今日は一か月ほど前に訪れた、津山市の長法寺。

ここには、在りし日の津山城本丸御殿に使われていた、襖と腰高障子があります。

たまたま、紫陽花で検索をかけていて見つけました。

腰高障子は2時期あるようで、古様は17世紀末から18世紀初頭、新様は19世紀初頭と推測されるそうです。
いずれも、狩野派の絵師によるものだそうで、大変貴重なもの。
6月の紫陽花の時期だけ一般公開されているようです。





大変貴重なものを見せていただきました。
こんなに近くで見られるとは。

寺の境内では...

見事な紫陽花が雨にぬれて綺麗に咲いていました。


ところで昨日のニュースで、「二条城の障壁画を破損」という話題が出ていましたが、こちらも、狩野派の絵師によるものとか。
取扱いには十分注意してもらいたいものです。

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鞆の浦へ~懐かしい風景~

2009-07-05 19:51:22 | 写真
昨日に引き続いて、鞆の浦。

岡山からは高速を使えば2時間弱で行けるところなのですが、今回が初めての“鞆の浦”です。

でもなぜか、とても懐かしい町並みです。



どこまでも続く路地裏
奥の路地から、龍馬が出てきたりして...。


歴史民俗資料館から、鞆湾を望む

この景観はこのままに残してほしい。


今週の“安土城”今朝届きました23号。
今号は襖の数がかなりありますな~

ただいまの時刻19時過ぎ
どうしてだか、今回も日が暮れてからの塗装作業です。
現在、ベランダで襖、柱および敷居の乾燥中。

先ほどまで雨が降っていたので、上手く乾燥してくれるかどうか...。


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鞆の浦へ

2009-07-04 21:59:25 | 写真
昼前に出発し、福山・鞆の浦に行ってきました。

土曜日ということで、それほどの渋滞もなく約2時間で到着しました。
ここ、鞆の浦は最近では「ポニョ」の舞台として有名になりましたが、

歴史の中では万葉集にも詠まれている場所です。

今回は、江戸時代に築かれた“雁木”を見に行ってきました。
“雁木”とは、江戸時代に築かれた船着き場の石段で、満潮、干潮にかかわらず
船荷の積み下ろしができるようになっているところで、200mも当時のまま残っているのは国内でもここだけだそうです。



今この地で、とんでもないことが起こっているそうで、知っている方もいらっしゃると思いますが、沖合を埋め立てて道路を通そうとしているとか...。

これには”おとうさん”も疑問を感じていたのです。
常夜燈のそばで、署名運動をされていた方と少しお話をしたのですが、
本当に、目の前に道路をつけようと計画が出来ているそうで、驚きました。

今のままの景観があってこその、“鞆の浦”ではないかと思いました。
観光には支障のない程度に駐車場も点在していますし、こういった所は、街並みを楽しむ為に、少し歩くぐらいがいいのでは?と思ったりします。

とにかく、今の景観を壊してほしくない気持ちでいっぱいになりました。



今回は一人で訪れたのですが、次はと訪れたいと思います。


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