車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

狭山(さやま)神社 in 大阪府大阪狭山市

2023年02月01日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・大阪府

大阪狭山市半田に鎮座される「狭山(さやま)神社」。式内社で、旧社格は郷社。御祭神は『天照皇大神・素盞嗚命』『臣狭山命(おみさやまのみこと)=狭山連の祖神)・天児屋根命』を配祀。

創建年代は不詳。「伝承では崇神天皇の勅願により、狭山池の築造以前に創建されたという。延喜式神名帳に、近隣の「狭山堤神社」とともに大社に列格。南北朝時代、当地は南北両軍の激戦地となり、たびたび兵火にかかった。現在の社殿は室町時代中期の明応2年の再建と推定。明治5年に郷社に列格、明治40年12月26日、字明神山にあった村社狭山堤神社・八雲神社(祭神 素盞嗚命)を合祀。明治42年に村社狭間神社(祭神 稲田姫命・大山祇神)を合祀した。」Wikipediaより

「神社要録」「河内国式神私考」「河内国式内社目録稿本」では『臣狭山命』が主祭神とされ、また室町時代から江戸時代までは「牛頭天王社」とも称しました。

明治時代にこの地に合祀された「狭山堤神社」。狭山池開発の功労者で第11代垂仁天皇の皇子である『臣狭山命』を祭神とし、狭山神とともに産土神として崇敬されています。

主祭神から配神へと変わる・・・これも神様の世界の事情と言うものかもしれません。どなたがどの位置に移ろうが、神域を守護される狛犬さんにとってはどちらも大切な神様。ゆったりとおおらかなお顔で参拝者を迎えてくれます。

拝殿の隣に鎮座される「末社:岐社」。御祭神は『伊弉諾命・塞神』

神域を守護されるのは浪花系の小さな狛犬さん一対。小さいですが、この面構え、中々の大物ですよ(⌒∇⌒)

拝殿から見下ろす境内の一画に、茅葺屋根の味わい深い建物が見えています。参拝者休憩所の文字が見えたのですが、入口は閉じられており、中の様子は伺えません。

建物の近くに建立されていた句碑【 産土神の 森高ければ 月遠し 】

社殿が描かれた絵馬

社頭の風景

参拝日:2015年10月9日

 

コメント (4)
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