車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

辛國(からくに)神社と御例祭 in 大阪府藤井寺市

2023年02月26日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・大阪府

藤井寺市藤井寺に鎮座される「辛國(からくに)神社」。御祭神は『饒速日命(にぎはやひのみこと)・天児屋根命(あまのこやねのみこと)・素盞嗚命(すさのおのみこと)』。配祀『品陀別命(ほんだわけのみこと)・市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)』

由緒「日本書紀の雄略天皇十三春三月条「餌香長野邑を物部大連に賜う」とあり、この地方を治める事になった物部氏が祖先である饒速日命を祀ったのが当社の始まりであり、同族の辛国連が祭祀の中心となり「辛国神社」と称するようになった。明治41年、長野神社の祭神・素盞嗚命を合祀し現在に至る」公式HPより

一の鳥居の内より神域を守護されるのは扁平頭の狛犬さん一対。明治30年(1897)5月吉日建立。控えめな注連縄が、柔和な顔立ちにとてもよく似合っています。

参道から真っ直ぐ正面に見える銅板葺に入母屋造千鳥破風付の拝殿。神幕には御神紋の「上り藤」。

拝殿前より神域を守護されるのは少々メタボが気になりはじめた狛犬さん一対。弘化3年(1846)11月吉日建立。強面の顔が頑固おやじを想像させて、妙な親しみを感じさせてくれます(笑)

境内の一段高い位置に「伊勢神宮遥拝所」

「末社:春日天満宮」、御祭神『菅原道真公』

1989年に「大阪みどりの百選」に選ばれた長い参道。深い緑に囲まれた参道の途中には「長野神社」の鳥居が移設されています。

生憎と言うかラッキーと言うべきか、丁度この日は秋祭りと言う事で「だんじり」宮入の為、車の移動は出来ないとの事。大勢の人の中に埋もれるのは苦手な二人。よほどの事でなければお祭りに縁がない事を思えば、これはきっと神様が呼んでくださったのかも(〃∇〃)

賑やかな人の気配が近づき、やがて小気味の良い掛け声と共に「だんじり」が曳かれて来ました。どんな原理で曳いているのか分かりませんが・・重そう・・でも、それよりも何よりも「みなさん、すっごく!!かっこ良い~~~~!!」

続いてやってきたのは「ふとん太鼓」。見ている私たちにも熱気が伝染して何故か力こぶが(笑)。基本的には「祭り」は大好き!な二人。ただ人混みが苦手で、ついつい敬遠してしまうのです。でもたまたま行き会ったりした時は別。しかもそんな時は、ほぼ間違いなく間近で見られます。と言う事で、この時もご亭主殿は「ふとん太鼓」を追っかけて走ってました。

木々が生い茂る参道。決して狭いわけではないのですが、布団太鼓が大きくて、男衆たちの額には汗の粒が・・見守る私たちの手にも汗が・・

拝殿前に到着。先のだんじりもすでに拝殿前に到着しています。

実は秋の例祭は10月17日で、実際にはもっと沢山のだんじりや布団太鼓が勢揃いするらしいのですが・・この時は秋祭りと言う事で二基のみが拝殿前でお祓いを受けていました。お祓いの後、折角なのでと勧めて頂き「だんじり」を背景に記念写真(⌒∇⌒) とりあえず、なんか物凄く得した気分(笑)

参拝日:2015年10月10日

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御神名一口メモ

饒速日命(にぎはやひのみこと)』、神武東征より前、天照大神から十種の神宝を授かり天磐船(あまのいわふね)に乗って河内国哮ケ峯(いかるがみね)(現在の大阪府交野市磐船神社周辺の一帯)に降臨し、その後大和国(奈良県)に移ったとされる。

コメント (2)
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