越美北線の終着駅は大野市朝日にある、福井県最東端の駅舎「九頭竜湖駅」。
人気の無い駅のホームと言うのはなぜか郷愁を誘い、騒々しさしか持ち合わせていない私たちでも、詩人のような気分にさせてくれます。長く伸びる線路の向こう・・・そこにはきっと~私を待っている人がいる~♪・・って、これは誰かの歌の一節(笑)
ホームの裏側、左手奥に見えているのは越美北線の終端。終着駅の線路の終端をこんなに真近に見ることが珍しく、時刻表では来ないとわかっている電車を期待してしまう三人🍀🌸🐣。
その「九頭竜湖駅」に隣接する「道の駅九頭竜」。直売所の前には何故か親子の恐竜が・・、 はて? お隣の勝山市は確かに恐竜王国ですが、大野市の旧和泉村に恐竜なんていたかしら???
気になったらとりあえず調べなければ・・と言う事で判明したのは、1996年にティラノサウルス科の恐竜の歯の化石がこの村で発見されたと言うこと。それにちなみ、2000年に恐竜の親子が「道の駅 九頭竜」にやってきたんだそうです。ある時間になると、強靭な尻尾をふり雄たけびを上げるそうですが、その好機は逃してしまったみたい。恐竜たちの足元で石斧を持つ「はじめ人間(笑)」の顔出しの下には「恐竜街道」の文字もあります。
これは福井県を中心に、石川・富山・岐阜の四県のマップですが、これによると、ある一定の法則にしたがって、何らかの形で恐竜の存在が確認されているんだそうです。
あ、恐竜ばかりがクローズアップされてますが、実は「道の駅 九頭竜」には『コーン太くん』というスタッフもいるんですよ(*^^*)
さて、充分に休憩も取った事だし、そろそろ大野市へと車を走らせますか。本当はどうしても抑えておきたかったポイントがあったのに、恐竜の迫力ですっかり忘れていました(^^;) 行く手に見える綺麗な形の山は「荒島岳」。標高1,523mで別名「大野富士」とも呼ばれているそうです。一体日本全国に○○富士っていくつあるんだろう?車中でも話題は尽きません。
訪問日:2012年6月13日