丹生郡越前町(えちぜんちょう)は福井県の嶺北地方西端、日本海に面する町です。2005年2月1日、丹生郡旧越前町、朝日町、織田町、宮崎村が合併、改めて越前町が発足しました。福井市、鯖江市、越前市、南条郡南越前町に隣接。日本海に面した西端の越前岬より南側は若狭湾に属し、その断崖の海岸が続く越前地区の東に標高500m前後の丹生山地を隔てて独立した盆地となっている織田地区、ここから川の下流へ進み、谷間の宮崎地区を経て、朝日地区の東端部にある役場周辺は鯖江盆地と一体の平坦地となっています。古くから越前焼陶器の産地としても知られ、町内には数多くの窯元が所在。また若狭湾東端に面する越前岬は、越前加賀海岸国定公園の特別保護区に指定されています。「町の木:竹」「町の花:水仙」「町の鳥:カモメ」「町の魚:越前がに」を制定。
キャッチフレーズは「人と技 海土里(みどり) 織りなす 快適なまち -越前 E-town brand の創造-」
2005年2月1日制定の町章は「越前町のイニシャル『E』をモチーフとし、「生き生きとした町民の姿」と「人と技 海土里 みどり 織りなす快適なまち~越前」をイメージしている。」公式HPより
降り始めた雨の中、道すがらに見つけたのは所在不明の規格マンホールのみ。はて、これはいずこの自治体に属しているのか??
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旧丹生郡朝日町(あさひちょう)は福井県中西部に位置した町です。福井市、鯖江市、丹生郡清水町、織田町、宮崎村に隣接。町域の東部は武生盆地北西部の豊かな水田地帯、西部は丘陵性の丹生山地からなり、北部の西田中は天王川の小扇状地にのる谷口集落で、鯖江と織田、越前海岸との中継ぎ商業地として発展。機業や農機具製造等が行われてきました。またホッケーの町・マリンバの町としても知られています。「町の木:杉」「町の花:サザンカ」を制定。
明治22年(1889)、町村制の施行により丹生郡朝日村・常磐村・糸生村(いとうむら)が発足。
1946年、朝日村が町制を施行、丹生郡朝日町となる。
1951年、丹生郡常磐村大字境野・茱原・頭谷・青野・金谷区域を編入。
1955年、丹生郡糸生村と合併、改めて朝日町が発足。
2005年、越前町、織田町、宮崎村と合併、越前町となりました。
マンホールには町章を中心に「町の花:サザンカ」が四分割でデザインされています。
昭和36年(1961)4月1日制定の町章は「朝日町の「ア」の文字を図案化したもので、丸く円にすることによって町民の和と団結を表し、矢印によって町の躍進を表現しています。」合併協議会資料より
「町の花:サザンカ」がデザインされた側溝蓋
降り始めた雨は次第に激しさを増し、さすがに雨の中のマンホール探しは無理と判断。無理やり撮影できたとしても、見返して「こんなんじゃぁダメだ」となるのは目に見えている。という事で2012年の福井越前町のご当地マンホールは、旧越前町、旧織田町、旧宮崎村を残したまま、予定半ばの車泊旅と共にこれにて終了。あとはひたすら帰路を目指します。
撮影日:2012年6月16日