旧幡豆郡幡豆町(はずちょう)は南は三河湾に面し、北側は山地で、町の東部には三河湾国定公園を構成する幡豆山塊の最高峰である「三ヶ根山」があります。
1889年(明治22年)、町村制の施行により幡豆郡幡豆村・東幡豆村が発足。
1906年、幡豆村と東幡豆村が統合し、幡豆村が発足。
1928年、幡豆村が町制を施行し幡豆郡幡豆町が発足。
2011年、吉良町・一色町とともに西尾市に編入合併され、西尾市となりました。
マンホールには前島(うさぎ島)、沖島(猿が島)、「町の花:山ツツジ」、「町の木:山桃」がデザインされています。
昭和42年9月18日制定の町章は「「幡豆」の「ハ」を表現。単純であるが斬新であること、町旗にした場合に「日の丸」との調和が非常に良いことなどを理由に制定された。」旧資料より
寺部城址近くで偶然見かけた巨大な一枚岩は「寺部の立岩」。岩は太山寺の薬師如来のご威光がかかるとされ、仏神三宝詣の身を清める場ともいわれていました。
幡豆町東部の三ヶ根山には、大東亜戦争で敗戦国となった国の責任を一身にうけ、刑場の露となられた殉国者が祀られる「殉国七士廟」があります。叶うならどうしても立ち寄って手を合わせて来たかったのですが、地理的に負担がかかるコースであり、結局、その願いが叶う事はありませんでした。何年たってもその心残りは消えてくれません
撮影日:2011年9月22日