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車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

ご当地マンホール in 京都府宮津市

2025年08月26日 08時00分00秒 | マンホール・マンホールカード・キャラ・京都府

宮津市(みやづし)は京都府北西部、若狭湾支湾の宮津湾に面する市です。舞鶴市、福知山市、京丹後市、与謝郡与謝野町・伊根町に隣接。中国山地の東端である丹後山地から日本海に向けては比較的急峻な地形で、市境付近は標高500~700mの大江山連峰が尾根を連ね、海岸に向かって傾斜。面積の約8割は山地に占められ、南部と北部が天橋立の砂州によってつらなる特異な地形を有しており、 L 字型に日本海を抱くような形となっています。天然の良港宮津港を有し、江戸時代は本庄氏の城下町、西回り航路寄港地として栄えてきました。日本三景の一つである「天橋立」や、日本三文殊の一つ「智恩寺」、夏には多くの舞水浴客で賑わう「由良海岸」などを擁し、京都府内では京都市、宇治市に次いで観光入込客数の多い自治体として有名です。「市の木:黒松」「市の花:ミツバツツジ」を制定。

キャッチフレーズは「日本三景・天橋立のある街 自然と文化の架け橋、海園都市みやづ」

明治22年(1889)、町村制の施行により、与謝郡宮津町・栗田村・吉津村・府中村・日置村・世屋村・養老村・日ヶ谷村・城東村・上宮津村、加佐郡由良村が発足。

1924年、与謝郡宮津町が城東村を編入。

1951年、与謝郡宮津町が上宮津村を編入。

1954年、与謝郡宮津町、栗田村、吉津村、府中村、日置村、世屋村、養老村、日ヶ谷村が合併、市制を施行し宮津市が発足。

1956年、加佐郡由良村を編入、現在に至ります。

マンホールには、宮津湾と阿蘇海を南北に隔てる「天橋立」がデザインされています。(宮津市字大垣付近のカラー歩道)

「天橋立」

仕切弁には「知恵の輪灯篭」と「天橋立」がデザインされています。

プラ汚水桝には「知恵の輪灯篭」と「市の木:黒松」がデザインされています。

「天橋立駅前の知恵の輪灯篭」

昭和29年(1954)8月10日制定の市章は「みやづの頭文字[ミ]=Mを中心に、円の先端は[ヤ]、全体を通じて[ツ]を表し、Mの部分を天橋立に見立て波状で観光と海港をイメージしています。」公式HPより

笠松公園のキャラクターは「天橋立」創造と共に生まれた妖精『かさぼう』

天橋立キャラクターは、天橋立の松から生まれた『あまぼっくり』。微妙に頭がお揃い😊

撮影日:2010年11月3日&2014年11月22日&2017年6月12日


ご当地マンホールと第2弾&第13弾のマンホールカード in 京都府亀岡市

2025年08月20日 08時00分00秒 | マンホール・マンホールカード・キャラ・京都府

亀岡市(かめおかし)は京都府の中西部に位置する市です。京都市西京区・右京区、南丹市に。また県を跨いで大阪府茨木市、高槻市、豊能郡能勢町、豊能町に隣接。戦国時代末期、明智光秀が丹波亀山城と城下町を築いたことが近代亀岡の礎となり、明治2年(1869)に、三重県亀山市と混同するため、亀山から亀岡へと改称。明治4年の廃藩置県で亀岡県となり、同年に京都府所属となりました。市域は亀岡盆地及び周辺山地に位置し、 亀岡盆地のほぼ中央を大堰川・保津川(桂川)が流れます。かって亀岡盆地は太古は大きな湖であり、風が吹くと美しい丹色の波が立ったところから、このあたりを丹のうみ・丹波と呼ぶようになったとされます。出雲神話では、「大国主神」が亀岡と嵐山の間にある渓谷を切り開いて水を流し土地を干拓して、切り開いた渓谷を妻神「三穂津姫命」の名前にちなみ保津川・保津峡と名付けたという伝説が残っています。市内には新たなランドマークとして2020年に亀岡駅北口付近に「サンガスタジアム by KYOCERA」が開業。「町の木:桜」「町の花:ツツジ」を制定。

スタジアム外周の北側広場には、国際サッカー連盟(FIFA)が「サッカーの最も古い形態」として認め、サッカーの起源とする「蹴鞠像」が設置されています。

キャッチフレーズは「水・緑・文化が織りなす 笑顔と共生のまち かめおか ~セーフコミュニティの推進とにぎわいのまちづくり~」

明治22年(1889)、町村制の施行により、南桑田郡亀岡町が発足。

1955年、南桑田郡亀岡町が東別院村、西別院村、曽我部村、吉川村、薭田野村、本梅村、畑野村、宮前村、大井村、千代川村、馬路村、旭村、千歳村、河原林村、保津村と合併、亀岡市が発足。

1956年、船井郡東本梅村を編入。

1958年、西別院町牧・寺田地区が大阪府豊能郡東能勢村に越境合併される。

1959年、南桑田郡篠村を編入、現在に至っています。

マンホールには桜の花に囲まれた「アユモドキーパーくん」と、「あゆもどき」がデザインされています。

従来のマンホールには、二匹の亀を組み合わせた市章がデザインされています。(カラーマンホールは亀岡駅周辺)

昭和30年(1955)4月6日制定の市章は、「カ・メ・か・め、KA、日本の名所保津峡の頭文字Hを図案化した仮名文字「タ」の交叉によって田園都市の発展と、逆より見る「16」の白抜象徴文字に全国稀有の16ヶ町村の大合併を表わし、力強い四隅の踏張りに市民の団結と四方に伸びる大進展を表現しています。」公式HPより

シュートを決める『明智かめまる』がデザインされた消火栓。

亀岡市観光マスコットキャラクター『明智かめまる』。天正元年(1573)10月23日、丹波亀山で生まれた男の子。 優しい性格で、亀の甲羅を兜に日々武道に励み、丹波・亀山城跡を守っています。

撮影日:2009年5月30日&2017年9月4日&2020年12月17日

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2016年8月1日、第2弾として全国40自治体で44種類(累計64自治体74種類)の マンホールカードの配布が 開始されました。「亀岡市A」のマンホールカードは、「亀岡市上下水道お客様センター」でいただけます。

1987年に設置開始されたマンホールには「2匹のカメ」がデザインされています。

「亀岡市はその昔「亀山」という地名で呼ばれ、明智光秀が築いた丹波・亀山城の城下町として栄えました。今の「亀岡」になったのは1869年。 伊勢国の亀山と混同されないように改称した経緯があります。いずれにしても亀岡は「亀」と縁が深く、本マンホール蓋のデザインにも 2匹のカメをあしらいました。甲羅の部分に亀岡市の市章を組み合わせたことからユニークな形をしていますが、それが逆に子どもから大人まで 親しめる愛嬌になっています。カメの体から外に向けて波紋のように広がる曲線は、下水道事業の推進を表現したもの。 蓋の表面には全体的に凹凸が多く、滑り止めの効果を発揮しています。」

座標軸マンホール

訪問日:2017年6月12日

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20219年12月17日、第13弾として全国50自治体で50種類(累計557自治体717種類)の マンホールカードの配布が 開始されました。「亀岡市B」のマンホールカードは、「亀岡市文化資料館」でいただけます。

2020年に設置開始されたマンホールには「アユモドキーパーくん」と「桜」がデザインされています。

「アユモドキーパーくん」を中央に描き、その周りに市の木である「さくら」の花を散りばめたマンホール蓋です。 アユモドキーパーくんのモチーフとなっている明智かめまるは、平成22年の丹波亀山城築城400年を記念して誕生した、亀岡市の観光マスコットキャラクターです。 明智かめまるが抱える魚のアユモドキは、国の天然記念物に指定されている淡水魚で、外来魚の侵入による食害や、生息環境の変化などにより、現在は全国でも僅かな地域でしか生息していません。 アユモドキーパーくんには、アユモドキの保全と地元のサッカースタジアムを盛り上げようという意味が込められています。」

座標軸マンホール

座標軸マンホール設置場所

高速道路を使って目的地に行く・・・2020年5月にご亭主殿が罹患した時は、完全に諦めていた車での外出。・・・高速を使って車でマンホールカード収集に出かける・・・そんな事、絶対に無理だと諦めていました。でも、短い距離とは言え、実際に高速に乗り、目的地のICで下車して配布場所まで行き・・二人揃ってマンホールカードを手にした時の嬉しさは、言葉に言い表せないものがありました。過大な期待は出来ませんが、時間的に余裕をしっかりとれば、また短い車泊旅も出来るかもしれない。これまでマンホールカード収集で沢山のカードを手にしましたが、後にも先にも別の意味で、この時ほど嬉しかったことはありません。

訪問日:2020年12月17日


ご当地マンホール in 京都府井手町

2025年08月18日 08時00分00秒 | マンホール・マンホールカード・キャラ・京都府

綴喜郡井手町(いでちょう)は京都府の南部に位置する町です。木津川市、京田辺市、相楽郡和束町、綴喜郡、宇治田原町、城陽市に隣接。木津川の支流玉川が町を東西に縦断し、多賀・井手・有王に区分。町域の約七割は山林で。 田園風景の中に井堤寺(井出寺)跡や、南都七大寺の一つ「大安寺」の瓦を焼いたとされる石橋瓦釜の遺構が存在。万葉の昔から歌枕の里として知られ、いにしえの和歌や物語に描かれたゆかりの場所や史跡などが点在し、奈良時代、聖武天皇に仕えた左大臣・橘諸兄公が別荘を構えたほか、平安の女流歌人・小野小町も晩年をこの地で過ごしたと伝えられています。「町の木:ヒノキ」「町の花:山吹」を制定。

キャッチフレーズは「自然・ロマン・人にやさしい井手の町 京都と奈良を結ぶ、井手の里。古と未来が交差する自然の美しいまち。」

明治22年(1889)、町村制の施行により、綴喜郡井手村・多賀村が発足。

1927年、井手村が町制を施行、綴喜郡井手町となる。

1958年、井手町と綴喜郡多賀村が合併、改めて綴喜郡井手町が発足。

マンホールには、「町の花:山吹」と、「井手町の“井”」がデザインされています。

昭和43年(1968)1月16日制定の町章は「[町の花]やまぶき 井手町の「い」を図案化。和と未来を象徴しています。」公式HPより

「町章」と「町の花:山吹」「町の木:ヒノキ」のモニュメント

井手の玉川で生まれた、井手町シンボルキャラクター『いでたん』。玉川に住んでいた「カジカカエル」の帽子をかぶり、ポッケトには特産品のミカンと竹の子、お茶の葉を詰め込んでいます。

撮影日:2015年9月5日


ご当地マンホール in 京都府旧加茂町(木津川市) 

2025年08月16日 12時00分00秒 | マンホール・マンホールカード・キャラ・京都府

旧相楽郡加茂町(かもちょう)は京都府の南部に位置した町です。相楽郡木津町、笠置町、和束町山城町に。また県を跨いで奈良県奈良市に隣接。木津川の両岸にまたがり地名は古代豪族の賀茂氏に由来。米のほかに「シイタケ」「茶」などが特産。木津川北岸は奈良時代に聖武天皇の恭仁京が置かれたところで、恭仁宮跡 として国指定史跡。和同開珎の鋳造地跡である「銭司 (ぜず)」 もあり、一時期政治の中心地として栄えました。海住山寺、岩船寺、浄瑠璃寺の名刹を擁し、海住山寺の五重塔・浄瑠璃寺の本堂&三重塔・9体の阿弥陀如来坐像&四天王立像は国宝に指定。浄瑠璃寺庭園は国の特別名勝・史跡に指定されています。「町の木:黒松」「町の花:アジサイ」を制定。

旧キャッチフレーズは「文化が薫る暮らしよい町」

明治22年(1889)、町村制の施行により、相楽郡加茂村・当尾村(とうのむら)・瓶原村(みかのはらむら)が発足。

1928年、加茂村が町制を施行、相楽郡加茂町となる。

1951年、相楽郡当尾村、瓶原村を編入。

2007年、相楽郡山城町、木津町との合併により木津川市加茂町となりました。

マンホールには町章を中心に「町の木:黒松」、「町の花:紫陽花」、「町の特産品:茶と椎茸」が描かれています。

昭和36年(1961)7月20日制定の町章は「中央に加茂町の「カ」を図案化して、外側の3つの円で地方自治の三原則を表し、加茂・瓶原・当尾が一つになって加茂町が発展することを象徴します。」合併協議会資料より

木津川市加茂支所の敷地内に置かれていた「大阪城石材の残石」。説明板によれば「徳川幕府が大坂城を再築した際に、石垣に使用するために木津川市の大野山から藤堂高虎によって切り出された巨大な石材。その多くは舟で大阪城に運ばれましたが、中には後の修理用に残されたものもあり、この石もその中の一つです。」俗に「藤堂高虎の残念石」とも呼ばれる巨石、色んな場所で目にする高虎さんの残念石、当ブログでもいくつか紹介しました。

撮影日:2009年4月11日&2015年9月5日


ご当地マンホール in 京都府旧山城町(木津川市)

2025年08月16日 08時00分00秒 | マンホール・マンホールカード・キャラ・京都府

旧相楽郡山城町(やましろちょう)は京都府南部の木津川沿いに位置した町です。相楽郡加茂町、和束町、綴喜郡井手町精華町に隣接。西は木津川に沿って小平地が開け、東は洪積(こうせき)丘稜と400メートル前後の山地。山地を侵食して木津川に注ぐ小河川は天井川をなし、昭和28年(1953)には氾濫による水害が生じました。筍の栽培が盛んで、また茶の産地としても有名。上狛、高麗などの地名が示すように、高麗系の渡来人によって開拓が始まり、渡来人の氏寺「高麗(こま)寺跡」は国史跡に。奈良時代に建立された「蟹満寺(かにまんじ)」には国宝の釈迦如来坐像。神童寺の本堂、松尾神社本殿、小林家住宅など国指定重要文化財を多く有します。「町の木:もみじ」「町の花:菊」を制定。

旧キャッチフレーズは「お茶とたけのこの里 山城町」

明治22年(1889)、町村制の施行により、相楽郡高麗村・棚倉村・上狛村が発足。

1926年、上狛村が町制を施行、相楽郡上狛町となる。

1956年、上狛町、高麗村、棚倉村が合併、相楽郡山城町が発足。

2007年、相楽郡木津町・加茂町と合併、木津川市となりました。

マンホールには町章を中心に「町の木:紅葉」、「町の花:菊」、「町の特産品:お茶と筍」がデザインされています。

昭和33年(1958)12月20日制定の町章は「上に伸びる3つの線は、3ヶ町村の合併と将来の円満な飛躍と伸張を表し、平和の象徴であるハトが、翼をひろげて大空を雄飛する姿を表したものです。」合併協議会資料より

撮影日:2009年4月29日&2015年9月5日


ご当地マンホール in 京都府旧木津町(木津川市)

2025年08月15日 12時00分00秒 | マンホール・マンホールカード・キャラ・京都府

旧相楽郡木津町(きづちょう)は京都府最南端に位置した町です。相楽郡山城町、加茂町、精華町に。また県を跨いで奈良県奈良市に隣接。町名は木津川の木材陸揚げ港として栄えていたことに由来。古くは木津川の水運と京都-奈良間の陸路が交わる交通の要地として栄え、古代には東大寺、中世には興福寺の荘園がおかれ、江戸時代には奈良街道沿いに宿駅や河港として発展してきました。関西文化学術研究都市(学研都市)の一部で、研究施設が建ち並ぶ地区がある一方、古い街並みと豊かな自然の残る地区が多く、柿が特産。「町の木:モクセイ」「町の花:菊」を制定。

旧キャッチフレーズは「自然と伝統を生かし、文化を創造する調和のとれたふれあいのまち」

明治22年(1889)、町村制の施行により、相楽郡木津村・相楽(さがら)村が発足。

1893年、木津村が町制を施行、相楽郡木津町となる。

1951年、木津町が相楽郡相楽村を編入。

2007年、相楽郡加茂町、山城町との合併により木津川市となりました。

マンホールには、かって木津川の木材陸揚げ港として栄えてきた「木津川上荷舟」の様子がデザインされています。下部に「きづ」「おすい」の文字。

昭和50年(1975)11月1日制定の町章は「「き」と「づ」を図案化して、町全体の伸びゆく姿と豊かさを表現。頭部の三角形は進歩を、両翼は発展を、丸形は抱擁と友愛の調和を表す。」合併協議会資料より

撮影日:2008年3月16日&2009年4月11日&2015年9月5日


ご当地マンホール in 京都府木津川市

2025年08月15日 08時00分00秒 | マンホール・マンホールカード・キャラ・京都府

木津川市(きづがわし)は京都府南部、市としては府の最南端に位置する市です。2007年3月12日、相楽郡山城町・木津町・加茂町が合併して発足しました。 相楽郡笠置町・和束町・精華町、京田辺市、綴喜郡井手町に。また県を跨いで 奈良県奈良市に隣接。地名の由来は市の中央部を流れる木津川に由来。 市域西部で湾曲する木津川に沿って形成された平野部とその縁をなすなだらかな丘陵、および北側、南東側の山地で構成。奈良時代に恭仁京が置かれた事で発展、近年では関西文化学術研究都市として開発が進んでいます。「市の木:桜」「市の花:コスモス」を制定。

キャッチフレーズは「水・緑・歴史が薫る文化創造都市 -ひとが耀き ともに創る 豊かな未来-」

マンホールには木津川の木材陸揚げ港として栄えてきた「木津川上荷舟(うわにぶね)」の様子がデザインされています。旧デザインの左下の地名「きづ」が「きづがわ」に変更されています。

2007年3月12日制定の市章は「「人」を組み合わせることで「木」を表し、木津川の清流をイメージしたブルーを基調に、動きのあるラインで「清潔感」と「躍動感」を示しています。豊かな自然に育まれ、文化を創造し、市民すべての力で大きく飛躍発展する「木津川市」を表現しています。」公式HPより

木津駅の歩行者用広場に設置されていた、親子タイプの消火栓

親子タイプの緊急遮断弁

木津川市マスコットキャラクター 『いづみ姫』。名前は、木津川が昔「いづみ川」と呼ばれていた事に由来。出会った人を幸せにするという素敵な特技を持っていて・・・京都府のマスコットキャラクター『まゆまろ』に片思い中なのです。

木津川市木津池田にある「JR西日本:木津駅」。京橋方面・京都方面・奈良方面・亀山方面の4方向に線路がつながり、2路線の起点駅に当たる交通の要衝であり、木津川市の代表駅。

小さな祠は、明治29年(1896)に駅舎が開業されるよりも以前からこの地に祀られていたようです。2007年に完成した近代的なフォルムの駅舎と、古より人々を見守ってきた地蔵様の取り合わせ、何だか優しい気持ちになれます。

撮影日:2009年4月11日&2015年9月5日


ご当地マンホールとマンホールカード in 京都府久御山町

2025年08月13日 08時00分00秒 | マンホール・マンホールカード・キャラ・京都府

久世郡久御山町(くみやまちょう)は京都府南部、京都盆地の東西中心線上に位置する町です。京都市の都心から南へ約15kmに位置し、北は京都市伏見区、東は宇治市、南は城陽市、南西は八幡市に隣接。宇治川と木津川に挟まれた町域は、木津川の堆積作用によって作られた沖積平野で、平均標高は低く、町域の北半分は巨椋池干拓田という広い稲作地帯となっています。町域を国道1号、国道24号、京滋バイパスの幹線道路が通り、道路網が整備され、国道より西側では近郊農業が盛んに行われており、特に大根は地域ブランド「淀大根」として知られています。「町の木:サザンカ」「町の花:サツキ」「町の鳥:ケリ」を制定。

キャッチフレーズは「つながる心 みなぎる活力 京都南に「きらめく」まち ~夢いっぱい コンパクトタウン くみやま~

町役場の一画に展示された「京滋バイパス・宇治トンネル(4313m)の貫通石」。2000年代に相次いで開通した道路網は、久御山町の農業の発展に大きく貢献しました。

明治22年(1889)、町村制の施行により、久世郡御牧村・佐山村が発足。

1954年、佐山村と御牧村が合併、久世郡久御山町が発足。町名は「久」世・「御」牧・佐「山」の合成地名。

マンホールには中央にカエルの『スマッシー君』と、「町の花:さつき」がデザインされています。「スマッシー」は「水を浄化し(澄ます)」、「魚などを水に(住ます)」という意味があります。

カラーマンホールは町章を中心に「町の花:さつき」が全体にデザインされたもので、久御山公園に一枚だけ設置されています。

昭和44年(1969)10月制定の町章は「「久」の文字を近代感覚により図案化したもので、町民の融和と団結を太い線で表し、さらに産業・文化など町勢の飛躍的発展を飛鳥の姿で象徴しています。」公式HPより

久御山町役場の一画には、かって佐山村役場だった当時の村名碑や名残の楠が、今も枝を広げ葉を茂らせています。こうしたものが大切に残されているのを見るのは、町民でなくとも心温まる気がします。

撮影日:2008年6月1日&2015年9月30日

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2024年7月26日、第23弾として41種41自治体(累計1076種・714自治体・3団体)のマンホールカードの無料配布が開始されました。「久御山町」のマンホールカードは、「久御山町役場事業環境部上下水道課」でいただけます。

2026年に設置開始されたマンホールには「サツキ」と「スマッシー」がデザインされています。

 

「久御山町は、農業・工業・住宅の調和のとれた面積13.86平方kmのコンパクトな町です。 本カードのマンホール蓋は、水を「澄ます」、カエルを水に「住ます」から”スマッシー”と名付けられた町下水道キャラクターを中央に描き、背景に町の花「さつき」と町章をあしらったデザインです。 町の花に制定している「さつき」はツツジ科の常緑低木で、6月頃鮮やかな紅紫色の花を多くつけます。 サツキを背景にスマッシーが水の中を気持ちよさそうに泳ぐ姿に、水の大切さや公衆衛生の向上、生活環境の改善、公共水域の水質保全等環境保護の呼びかけをこめて、1995年から採用しています。

訪問日:2024年7月26日

 


ご当地マンホールとマンホールカード in 京都府宇治市

2025年08月11日 08時00分00秒 | マンホール・マンホールカード・キャラ・京都府

宇治市(うじし)は京都府の南端近く、京都盆地の東南部に位置する市です。京都市、城陽市、綴喜郡宇治田原町、久世郡久御山町に。また県を跨いで滋賀県大津市に隣接。市域は東部の山間地帯、中央部の山麓丘陵地帯、西部の沖積低地の3つに区分され、林野面積が市域の半分以上を占めています。京都市に次ぐ京都府内の第二都市で、ユネスコ世界遺産ともなっている平等院、宇治上神社等の文化財や、宇治川の鵜飼い・宇治茶等で知られ、また市域西側にあった巨椋池は干拓地となり、現在は農地と住宅地と商工業地になっています。

「市の宝木:茶の木」「市の木:イロハモミジ」「市の花:山吹」「市の鳥:カワセミ」を制定。

キャッチフレーズは、「宇治茶と源氏物語のまち」。駅前には郵便ポストになった茶壷も設置されています。

明治22年(1889)、町村制の施行により、久世郡宇治町・槇島村・小倉村・大久保村、宇治郡宇治村・笠取村が発足。

1942年、宇治村・笠取村が合併、町制を施行し宇治郡東宇治町が発足。

1951年、久世郡宇治町、槇島村、小倉村、大久保村と、宇治郡東宇治町が合併、宇治市が発足。

マンホールには「宇治橋三の間」と「市の木:イロハモミジ」がデザインされています。

市章を中心に「市の宝木・茶の木」がデザインされています。

昭和26年(1951)1月22日制定の市章は「宇治の「宇」の字を図案化したものです。宇治町章として制定、市制施行後に継承されました公式HPより

「市の木:イロハモミジ」がデザインされた側溝蓋。

駅前に設置されていた「源氏物語のまち」プレート。宇治市は、紫式部によって綴られた壮大な平安ロマン「源氏物語:宇治十帖」の舞台である事から、1998年に「源氏物語ミュージアム」を開館。源氏物語の町として様々な催しをしています。

宇治商工会議所のマスコットキャラクター、第88代目王子の『チャチャ王国のおうじちゃま』。頭に茶筅の冠をのせ、いつも抹茶の味がする「おちゃぶり」をくわえ、宇治茶の魅力を世に広める為、日々、外交に頑張っチャいます!

『うみうのウッティー』は、2014年6月29日、宇治川で日本で初めて人工孵化により誕生したウミウのヒナのイメージキャラクターです。

撮影日:2008年3月22日&2017年12月14日&2018年10月9日

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2017年12月9日、第6弾として全国64自治体で66種類(計252自治体293種類)の マンホールカードの配布が 開始されました。「宇治市」のマンホールカードは、「宇治市観光センター」でいただけます。

2002年に設置開始されたマンホールには「宇治橋三の間」と「イロハモミジ」がデザインされています。

「宇治市は古代から交通の要衝であり、平安貴族の別荘地として栄え、平等院など多くの歴史・文化を今に伝えています。 本マンホール蓋は、市の木「イロハモモジ」と宇治川に架かる宇治橋「三の間」、川面に立ち昇る「川霧」をデザインしたもの。 三の間の水は名水といわれ、豊臣秀吉が茶会の水を汲み上げさせたことでも知られています。 川霧は、藤原定頼が「朝ぼらけ宇治の川霧たえだえにあらはれ渡る瀬々の綱代木」と詠むなど、古代から宇治に伝わる風物詩です。 川霧が立つ地域はお茶の育成に適しているとされ、宇治では美しい景観とともに名産の宇治茶を味わうことができます。」

配布先で頂いたマンホールマップ。

訪問日:2017年12月13日


ご当地マンホールとマンホールカード第2弾&第5弾&第13弾 in 京都府京都市

2025年07月16日 08時00分00秒 | マンホール・マンホールカード・キャラ・京都府

京都市(きょうとし)は京都府南部に位置する市です。宇治市、長岡京市、向日市、八幡市、南丹市、亀岡市、乙訓郡大山崎町、久世郡久御山町に。また県を跨いで滋賀県大津市、高島市。さらに大阪府高槻市、三島郡島本町に隣接。京都盆地の北半分や丹波高原の東辺の一部から成る内陸都市で、市域は令制国でいう山城国葛野郡・愛宕郡・紀伊郡の全域、山城国宇治郡・乙訓郡と丹波国桑田郡の一部、さらに山城国久世郡・綴喜郡にもくい込み、人口は府の56.8%を占めています。

東山、北山、西山と呼ばれるなだらかな山々に三方を囲まれた京都盆地の東には鴨川、西には桂川、南には宇治川が流れており、四季折々に景観を変えます。延暦13年(794)に平安京として遷都以来、明治天皇が東京行幸するまでの約1080年に渡って皇室および公家が集住した事から「千年の都」の雅称で呼ばれ、平安時代から江戸時代前期までは日本最大の都市として「京中」、鎌倉時代以降は「洛中」、江戸時代には三都(江戸・大坂・京)と称されてきました。

政令指定都市および日本の百万都市では唯一、盆地に位置し、市内を賀茂川(途中で高野川と合流して鴨川と名前を変える)、桂川、宇治川などが流れ、市街地には先の大戦の戦災を免れた神社仏閣、古い史跡等が数多く残され「国際観光文化都市」に指定されています。

キャッチフレーズは「時を超え美しく ひと輝く 歴史都市・京都」

明治12年(1879)、 郡区町村編制法が施行され、上京区と下京区が発足。

明治22年(1889)、町村制の施行により、上京区、下京区が新設合併して市制を施行、京都市が発足。

紀伊郡伏見町・向島村・堀内村・深草村・柳原町・東九条村・竹田村・吉祥院村・上鳥羽村・下鳥羽村・横大路村・納所村が発足。

葛野郡嵯峨町・花園村・西院村・太秦村・梅ヶ畑村・梅津村・京極村・松尾村・桂村・川岡村が発足。

北桑田郡周山村・細野村・宇津村・黒田村・山国村・弓削村が発足。

1929年、京都市上京区と下京区が分区、左京区、東山区、中京区が発足。
紀伊郡伏見町が市制を施行、伏見市が発足。

1931年、伏見市、紀伊郡深草町、下鳥羽村、横大路村、納所村、堀内村、向島村、竹田村、宇治郡醍醐村が京都市に編入、京都市伏見区となる。

葛野郡嵯峨町、花園村、西院村、太秦村、梅ヶ畑村、梅津村、京極村、松尾村、桂村、川岡村が京都と合併、京都市右京区となる。

紀伊郡吉祥院村、上鳥羽村が京都市に編入。京都市下京区となる。

1943年、北桑田郡周山村が町制を施行、周山町となる。

1955年、下京区から分区して南区が発足。上京区から分区して北区が発足。

1955年、北桑田郡周山町、細野村・宇津村・黒田村・山国村・弓削村が合併、京北町が発足。

1957年、京北町大字広河原が京都市左京区に編入される。

1976年、東山区を分区して山科区が発足。右京区を分区して西京区が発足。

2005年、北桑田郡京北町を合併、右京区に編入。現在に至っています。

昭和35年(1960)1月1日制定の市章は「「京」の字を図案化したものに御所車を配し,金色と古都を象徴する紫色の2色を用いています。」公式HPより

マンホールには、中央に京都市略章を表記、京都らしい意匠の「御所車の車輪」が、滑り止め効果も兼ねてデザインされています。

略章は「明治24年(1891年)10月2日に制定された京都市き章を、紋章の制定に伴い略章として用いているものです。」公式HPより

上に、京都市上下水道局の知章が表記された角型の消火栓。同じデザインで色の無いもの、自体が違うものなどが設置されており、マニアには面白い趣向です。

京都市上下水道局の知章が表記された「仕切弁」

仕切弁と同じデザインの「空気弁」

上水栓・止水栓用の小さい蓋。

「京都市認定」中央に「上下水道局章」、下に「SUIKYO」と表記。

中央に京都市の市章が表記されたCCB用のマンホール。

中央に市章が表記された、用途が良く分からない角型のマンホール。

中央に「京」の文字を図案化したと思われる知章・仔細は不明。

京都植物園内のマンホール。上部に「植」の表記が有ります。

京都御所内に設置されていたマンホールと角蓋。中央に宮内庁を意味する「宮」の表記があります。

京都市・都市建設局・基準点と表記された小型のマンホール。

中央に略章が表記された側溝蓋。

撮影日:2007年11月&2009年4月&2011年5月&2018年2月

(※)旧京北町は未訪問の為、マンホール画像はありません。

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2016年8月1日、第2弾として全国40自治体で44種類(累計64自治体74種類)の マンホールカードの配布が 開始されました。「京都市A001」のマンホールカードは「京都市上下水道局 本庁舎」で頂けます。

1988年に設置開始されたマンホールには 市章を中心に、葵祭御所車の車輪がデザインされています。

「平安建都1200年(1994年)を記念して 制作したデザインマンホール蓋です。京都市の紋章を中心に、周囲に「御所車」の車輪模様を配置しました。「御所車」とは、平安時代に 御所に向かう貴族の交通手段として用いられていたもので、現在でも、京都の三大祭りとして有名な葵祭などで目にすることが出来ます。 本デザインのポイントは、京都の歴史的な街並みに溶け込むように図案を作成したことと車輪模様を多数配置することで細やかな凸凹を作り出した ことです。この凸凹は滑り止めとして機能し、足元の安全性を高めています。古都京都を散策する際は、是非、足元にも目を向けてみてください。」

訪問日:2017年10月17日

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2017年8月1日、第5弾として全国50自治体で52種類(累計191自治体222種類)の マンホールカードの配布が 開始されました。「京都市A002のマンホールカード」は「琵琶湖疏水記念館」にて頂けます。(2020年12月1日以降は「京都市上下水道局 太秦庁舎・守衛室」に変更)カードデザインの表面、および裏面の説明文は001と同一の為、省略

裏面には上記マンホールと、 「桂川右岸流域流域統一マーク」と「御所車の車輪」の写真、デザインの由来などが書かれています。

訪問日:2017年10月15日「長岡京市洛西浄化センター 下水道フェア」にて

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2020年12月17日、第13弾として全国50自治体で50種類(累計557自治体717種類)の マンホールカードの配布が開始されました。「京都市B」のマンホールカードは、「琵琶湖疏水記念館」にて頂けます。

1919年に設置開始されたマンホールには「澄都くん・ひかりちゃん」、「市の花:藤の花・つつじ」がデザインされています。

「京都市上下水道局のマスコットキャラクター、ホタルの澄都(すみと)くん(左)とホタルのひかりちゃん(右)をデザインしています。 上段の花は、鳥羽水保全環境センターの「藤の花」、下段の花は、蹴上浄水場の「つつじの花」を描いています。 「澄都くん」は美しい京都を守るため、”澄んだ水”の大切さを思い起こすように、「ひかりちゃん」はホタルの美しい光をイメージしています。 このマンホール蓋は、鳥羽水保全環境センターと蹴上浄水場にも設置していますので、春に開催している施設の一般公開で、満開の花を楽しみなが、ぜひ探してみてください。」

京都市上下水道局のマスコットキャラクター、ホタルの『ひかりちゃんと澄都(すみと)くん』

訪問日:2021年1月10日