車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

多田根本(ただのもと)神社 in 福島県郡山市逢瀬町

2024年10月01日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・福島県

郡山市逢瀬町多田野宮南に鎮座される「御霊の宮 多田根本(ただのもと)神社」。御祭神は『火之夜芸速男神(ひのやぎはやおのかみ)・鎌倉権五郎景正』

創建は不詳。「物見ケ岳に火の神を祀ったのが始まりとされ、その後、山中から現在地に遷座したと伝える。康治2年(143)、源義家の家臣『鎌倉権五郎景政』東北征伐の際、この地に住んでいた盗賊・大蛇をことごとく退治したことに感謝した村民が、景政やその一族を合わせて祀った。その為「ごろうのみや様」とも呼ばれる。武運長久の神として知られ、太平洋戦争前までは、ここで祈願した村内の出征兵は誰ひとりとして死傷することなく全員無事に帰還したといわれる。」

二本の太い縄を捩じり合わせた注連縄は、初めてお目にかかりました。

参道二の鳥居は朱塗りの両部鳥居

鳥居前左右より神域を守護されるのは悪戯盛りの子供のように、興味深げに目をくりくりとさせる狛犬さん一対。彩色された目が、利発さを感じさせるお顔は、はじめてお目にかかるタイプです。

石段参道。右手に市指定重要無形民俗文化財「多田野の鍬柄舞田植踊」の標識。

石段参道の上より神域を守護される狛犬さん一対。吽形さんは仔狛を、阿形さんは毬に手を置き、にこやかな笑みで参拝者を迎えてくれます。

ここでは吽形さんの手が仔狛の頭を押さえており、その所為か仔狛は首をすくめている様、一体どんな悪戯をしたのか😊 可愛らしい仕草です。

拝殿

珍しい石造りの御神庫

屋根下に施されているのは、鮮やかに彩色された龍と鳳凰の鏝絵

多田野神社の大ケヤキ

私たちはこの度の参拝で宮司様より郡山市内全域の神社祭礼に関する書物を頂戴いたしました。また私たちが狛犬好きとお話すると、それならばと素晴らしい神社もご紹介して頂きました。9年の歳月を経てしまっての感謝の言葉ですが、その節には本当に有難うございました。🍀🙏🌸🙏

🍀明日は宮司様よりご紹介いただいた「菅布禰神社」の紹介です。

参拝日:2015年6月26日

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御神名一口メモ

『火之夜芸速男神(ひのやぎはやおのかみ)』、伊耶那岐神・伊耶那美神の神生みで生まれた火の神。別名を火之炫毘古神・火之迦具土神とも称す。火の威力を表した名ともいう。

コメント (2)
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