トレイルカッターに向かう土曜日の早朝の山梨県は所々土砂降り。

 杖突峠を越えれば快方に向かうだろうと予想しながら峠を越えるも霧雨。

 伊那のトレイルカッターに到着したときは曇りだったけれど、徐々に雨が降り出しました。

 前日に予定通り開催しますと宣言したので参加予定のみなさまは全員すでに集合してました。

 トレイルカッターのボスのマーシーとここから話し合いやり取りが始まります。

 僕がチェックしていた天気予報アプリでは雨マークは無く、マーシーが見ているアプリの雨雲レーダーではこのあとも雨が降る予報。。

 結論。天気予報に惑わされるな。

 そんな天気のすべての責任を雨男の汚名返上をしたばかりの長山さん(仮名)に押し付けようという流れになってきたところ、

 「諦めたらそこで試合終了です」と安西先生の言葉を思い出し、マーシーに「上に上がって雨降ってたら諦めるから」という条件で搬送することになりました。

 そして、、、ツアーのスタート地点に着いてみたら降ってない。路面もそんなに濡れてない。

 ということで粘りに粘った交渉はキセキの幕開けとなりました。

 時間や人数的にロングルートを2本走ることになったのですが、トレイルの路面コンディションがしっとりしていて土埃もたたずに最高のグリップを提供してくれてはっきり言ってトップレベルのコンディション。

 薄く落ち葉が積もった箇所はラグジュアリーでシルキーな走行感とスノーボードでパウダーを滑っているようなフワフワ感があって極上。

 結果山の中にいる間はまったく雨は降らず、最高のツアーとなってしまいました。
 

 朝は一度「雨天中止」宣言が出ただけにうれしいのなんの。

 翌日曜日は富士見パノラマイベント。こちらは快晴の予報でした。

 トレイルカッターツアーのあとにそのまま富士見パノラマでキャンプしたのですが、夜中の1時過ぎにクルマの屋根やガラスを叩くような土砂降りが。

 雨音で目が覚めるぐらいでした。

 あちゃー、マジか。これじゃあパノラマは中止かあ。。。と嘆きました。雨は未明にはやんだみたいですが。

 その後は予報通り晴れとなりましたが、コンディションチェックと回復を待つためにスタート時間を遅らせて待ちました。

 パノラマが初めての方も数名いらっしゃったのでまずはスキルアップエリアでのんびりスタート。

 最初のうちは滑りやすかったけれど、強い日差しと風のおかげでグングンと路面コンディションは回復していきこれまた楽しいムードに。

 午後にはゴンドラで頂上まであがってあっちのコース、こっちのコースを楽しんできました。
 

 現場にて天気に振り回されましたが結果的にはキセキのウイークエンドとなりました。

 やっぱりマウンテンバイクって楽しい!っていう二日間でした。