シクロクロスで旅のレポート

ロードでもなくMTBでもなく、シクロクロスは「旅」のできる自転車です。そんなシクロで旅したレポートお届けします。

「北摂に春をさがす」レポート(^^)

2011-03-15 01:48:20 | 自転車百哩走大王

 日曜日は穏やかに晴れました(^^) これも日ごろの行いのせいでしょうか。
 この日新三田駅前に集まったのは関西大王のメンバー7名です。みなさん三田くんだりまでようこそお越しくださいましたですねぇ~

 出発前のブリーフィングでは集合ポイントを「道の駅いながわ」「安田のローソン」「美濃峠のピーク」「広野のampm」としました。それぞれの区間について簡単な説明もしました。当初10時出発の予定だったのですが、何やかやとありまして10時34分に出発となりました。
 この日はとても暖かかったので、自宅を出た時に来ていたウィンドブレーカーを脱いでの出発です。出発直後、まずは有馬富士公園口に向けての上りであります。ここを登ると猪名川までは下り基調の快適ルートです。この道は北摂のローディーの練習コースになっているようで、この日も何人かのグルーブとすれ違いました。折からの追い風もありまして、約40分で到着。田舎らしい風景がとても楽しい区間であります。
 ここで集合の後、今度は北上を開始します。篠山方面に向かいまして、杉生まで。まぁ道が工事中でガタガタだった区間もありましたが。猪名川渓谷を右手に見ながらののどやかな道行きであります。わずかに登る勾配も心地よいのであります。
 杉生の交差点では角のお店のベンチに二人のローディーが休憩中。ここで進路をやおら東に変えまして、森上への峠に入って行きます。結構この坂が急だったりするのです(^^)
 森上からは再び北上し、はらがたわ峠にかかります。このあたりになるといつものようにしんがりになりますが、ここで脚を使うわけにはまいりません。なんと言ってもこの1時間30分後には美濃峠にかからねばならんのでありますからして(^^)

 はらがたわ峠・天王峠を越えまして、安田のローソンへ。13時08分着。ここでは何組かのローディーが休憩中であります。ペアで走っておられる方もいらっしゃいまして、なかなか羨ましい光景が見られました(^^) 簡単なお昼を済ませまして、後半戦へ。

 デカンショ街道に入りまして西へ向かいます。R372は高速コースなんですが、向かい風に遭いまして速度が上がりません。小枕の交差点を左折、南へと向かいます。ここが美濃峠の入り口です。民家が途絶え、いちの橋を越えた辺りから急激に勾配が変化してまいります。最大斜度21%、角度にして12°という区間を含む激坂であります。ポラール君はアラームを連発しておりまして、160を下まわらないのであります。ようやく登り切ったところで皆さん待ってくださっておりました。で、実はここが頂上ではなくまだ前哨峰であると告げると、さすがに皆さん「えっ?」って顔をされます。お一人は走ったことがあるのでご存じだったようですが(^^)

 少しくだって母子(もうし)の集落へ、そこから左折して永沢寺前をとおり、400メートルばかりのきつい上りを登って本当のピークを越えます。ここからはタイトな下り。僕の前を一台の黒いワンボックスカーが下って行くのですが、これが遅い(;^^) カーブかかるごとにブレーキランプが赤々と点灯いたしまして、怖いったらありゃしない。さすがに車も嫌なのか、道を譲ってくれました。最大降下斜度は15%、角度にすると9°であるとポラールは報告しております。
 そこから小野を過ぎまして、花山院のある琴引峠(峠って程のもんじゃないですが、名のある峠らしいです)を下って千丈寺湖の周回コースに入ります。実際は半周ですが、ここを経て広野へ。全員揃っていましたのでampmの休憩は無しにして、一挙にゴールの新三田駅へと向かいます。フィニッシュは15時40分頃となりました。

 山岳コースと言うのに相応しく、走行距離87.4キロに対しこの日の獲得標高は1205メートルとなりました。「きつい」という声がございましたが、皆さん楽しんでいただけたことと思っております。まぁもう一回走ろうとはあんまり思わないですけどね(^^)