

ヴァイキングが好き
いえいえこの食べるヴァイキングではなくて









今から千年以上前にヨーロッパ中を震え上がらせたヴァイキングが好き



だってなんだかんだ言ってヴァイキングってかっこいい
春になって季節が良くなると故郷を抜け出し



喫水が浅いヴァイキング船で海でも川でもガンガン漕いでいき

毎年律義にフランスに出かけて略奪暴行あらん限りの悪さをしてたら王様がとうとう根を上げて
無料でくれたのが今のノルマンディー地方



ついでに流れでイギリスでも国を作っちゃったし
シチリアでも王様になっちゃった
今でもシチリアでは両親が黒い髪黒い目でも
生まれてくる子供が金髪青い目ということもあるという


トルコでも
観光で良く行くアヤソフィア寺院

ガイドさんに頼んで2階へ行くと手すりになにやらご丁寧に彫った落書きが



これホリちゃんに頼んで昔撮ってきてもらったヴァイキングの落書き


ヴァイキングもこんなに遠くまで来てよっぽど嬉しかったらしく
旅の記念につい落書きしちゃったみたい



で今回は北欧のノルウェーのバスツアー
どうしたものかパンフレットに載せてないけど絶対行かなきゃ気が済まないのがボルグンドのスターブ教会



だってこんな教会日本の人は見たことないと思うから
ヴァイキングは船で遠く彼方まで出かけて行って
いろんな人種いろんな文化いろんな宗教
様々な物を見てこれはすごいとかこれはいいなとか発見の連続
そして段々とヨーロッパの文明を受け入れてヨーロッパの一員になって行った


キリスト教もその一つだ

晴れてキリスト教徒になったのなら教会をつくらなきゃ
巧みな造船技術を活かして釘なんか一本も使わず
教会ってこんな感じだったっけ
とヴァイキングらしく作ったのがスターブ教会
この独特な屋根は魚のうろこのよう

面白いのは屋根についた竜の頭

ヴァイキング船の舳先にも付けられている守り神だそうだが

なんとなくアジアンテイスト
いかにヴァイキングが遠くまで出かけて行って異民族との交流があったかがわかる


ヴァイキングVIKINGのVIKとは入江のこと
INGとは人、つまり入江に住む人
フィヨルドツアーの船のデッキから景色を見ながらデイちゃん出るのは溜息ばかり

こんなローカルなド田舎な人々が9世紀にはヨーロッパで一大旋風を巻き起こしていたとは



そんなヴァイキングもキリスト教を受け入れてからは常識人となり


読み書きそろばんが出来たドイツのハンザ商人に北海の主役を奪われるのである



現在のノルウェー人は北海油田のせいか心にふところに余裕があって素晴らしく良い人ばかり
唯一のヴァイキング時代の名残といえば
羊の頭のかち割り料理くらいでしょうか





















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