こんにちは、ホリちゃんです。ホリちゃんが初めてドイツ、しかもロマンティク街道のバスツアーに仕事で行ったのは、ずいぶん昔です。ぺいぺいの新人とは言いません。新人には無理な仕事ですから いつ頃かは言いません。歳がわかりますから そんなに簡単に年齢を教えるものか
まあ、そんなことはどうでも良いです。昔も今もローテンブルクの町は美しい、中世的、メルヒェンティック、その印象は変わりません。
市庁舎前のたたずまいも全く変わりません。今も昔も人に例えたら、「美人」都市ですね。ヌッシュという市長が、戦災から町を救ったというエピソードがあるおかげで、そのエピソードの「寸劇」が行われる時間には、けっこう大勢の人が市庁舎前に集まってきます。
17世紀、ドイツだけでなく外国も巻き込んで、全ドイツがカトリック側とプロテスタント側に分れて闘った「30年戦争」という過去最大の宗教戦争が背景です。プロテスタント側のローテンブルクは、カトリック側のティリー将軍に攻め込まれて、町が崩壊寸前までいったときに、土地の料理とワインで将軍をもてなす「懐柔策」をとるわけです。
将軍は、気がゆるんだのか、面白い提案をします。もてなしを受けた部屋に飾ってあった「選帝侯の大杯」と呼ばれる3.25リットル入りのワインを一気飲みできる者がいたらこの町を救ってやろうという提案です。どうせ、だれもできっこないという油断が透けて見えるようです。何とその提案にのって一気飲みに成功したのが市長で、結果として市長が町を救ったことになります。
わずか1分半くらいで終わってしまうので2度見る必要はないけれども、1度は見ないと気がすまない!というのが、みんなの感想です。
今回は、クリスマスマーケットの時期に行ったので、寒さをしのぐため、みんな屋台名物の「グリューワイン」を飲んでいます。マグカップで飲むワインの熱燗ですね。
私たちが行った日は運よく少年たちの吹奏楽団の演奏でクリスマス気分を高揚させることができました
市庁舎前の広場はマルクト広場と呼ばれますが、ローテンブルクもマルクト広場がクリスマスマーケットの開催地です。
お店やホテル、レストランの飾付けを見ても、クリスマスならではのデコレーションが目をひきますね。
もともとの美人が、クリスマス化粧のメークアップをさらに洗練させたようで、町歩きしていてとても楽しいですね、クリスマスの季節は
これだけ世界中から、観光客がやって来る世界的観光都市でありながら、何故かユネスコの世界遺産に指定されていないのはどうして?と、考えてしまいますね。世界遺産に詳しい人に聞くと、ローテンブルクの町は、第2次大戦で連合国軍の標的となって、徹底的空爆を受け、町の80%以上が破壊されたと言います。つまり、今の町は、「戦後の作品」であるわけです。城壁も、城門も、建物も、看板も、泉も、「中世時代はこうであった」という正確な復元ですし、識者や市民の想像力のたまものの側面ももっているわけですね。そのあたりが、「本物(オリジナル)」大好き、「イミテーション」嫌いなユネスコのお気に召さないのかも?
では、プラハはどうなのか?やはり、「古いものが保存されている」という評価で、世界遺産ですね。 チェスキー・クルムロフもそうですね。
ではポーランドのワルシャワの旧市街広場は?あそこも、ナチス・ドイツの蹂躙で、80%どころか、100%破壊されたところですね。ということは、100%戦後の再建・復元のたまものですね。その100%の徹底ぶりと詳細な復元の技術が、ある意味、芸術と同じように評価されて、こちらは世界遺産です。
ドイツにはまだまだ、世界遺産登録の希望を出していないし、リストアップもされていない、しかしとても個性的で美しい都市がいっぱいありますよ。個性的なドイツの中小都市をたくさん見て歩くのに、ホリデイのドイツのバスツアーはチャーターですし、「ゆったりシート」だから、便利で快適ですよ。もちろん、長い道中、退屈しないように、ホリちゃん、デイちゃんの仲間の現役添乗員が大活躍します。 ここをクリックしてみて下さいね
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まあ、そんなことはどうでも良いです。昔も今もローテンブルクの町は美しい、中世的、メルヒェンティック、その印象は変わりません。
市庁舎前のたたずまいも全く変わりません。今も昔も人に例えたら、「美人」都市ですね。ヌッシュという市長が、戦災から町を救ったというエピソードがあるおかげで、そのエピソードの「寸劇」が行われる時間には、けっこう大勢の人が市庁舎前に集まってきます。
17世紀、ドイツだけでなく外国も巻き込んで、全ドイツがカトリック側とプロテスタント側に分れて闘った「30年戦争」という過去最大の宗教戦争が背景です。プロテスタント側のローテンブルクは、カトリック側のティリー将軍に攻め込まれて、町が崩壊寸前までいったときに、土地の料理とワインで将軍をもてなす「懐柔策」をとるわけです。
将軍は、気がゆるんだのか、面白い提案をします。もてなしを受けた部屋に飾ってあった「選帝侯の大杯」と呼ばれる3.25リットル入りのワインを一気飲みできる者がいたらこの町を救ってやろうという提案です。どうせ、だれもできっこないという油断が透けて見えるようです。何とその提案にのって一気飲みに成功したのが市長で、結果として市長が町を救ったことになります。
わずか1分半くらいで終わってしまうので2度見る必要はないけれども、1度は見ないと気がすまない!というのが、みんなの感想です。
今回は、クリスマスマーケットの時期に行ったので、寒さをしのぐため、みんな屋台名物の「グリューワイン」を飲んでいます。マグカップで飲むワインの熱燗ですね。
私たちが行った日は運よく少年たちの吹奏楽団の演奏でクリスマス気分を高揚させることができました
市庁舎前の広場はマルクト広場と呼ばれますが、ローテンブルクもマルクト広場がクリスマスマーケットの開催地です。
お店やホテル、レストランの飾付けを見ても、クリスマスならではのデコレーションが目をひきますね。
もともとの美人が、クリスマス化粧のメークアップをさらに洗練させたようで、町歩きしていてとても楽しいですね、クリスマスの季節は
これだけ世界中から、観光客がやって来る世界的観光都市でありながら、何故かユネスコの世界遺産に指定されていないのはどうして?と、考えてしまいますね。世界遺産に詳しい人に聞くと、ローテンブルクの町は、第2次大戦で連合国軍の標的となって、徹底的空爆を受け、町の80%以上が破壊されたと言います。つまり、今の町は、「戦後の作品」であるわけです。城壁も、城門も、建物も、看板も、泉も、「中世時代はこうであった」という正確な復元ですし、識者や市民の想像力のたまものの側面ももっているわけですね。そのあたりが、「本物(オリジナル)」大好き、「イミテーション」嫌いなユネスコのお気に召さないのかも?
では、プラハはどうなのか?やはり、「古いものが保存されている」という評価で、世界遺産ですね。 チェスキー・クルムロフもそうですね。
ではポーランドのワルシャワの旧市街広場は?あそこも、ナチス・ドイツの蹂躙で、80%どころか、100%破壊されたところですね。ということは、100%戦後の再建・復元のたまものですね。その100%の徹底ぶりと詳細な復元の技術が、ある意味、芸術と同じように評価されて、こちらは世界遺産です。
ドイツにはまだまだ、世界遺産登録の希望を出していないし、リストアップもされていない、しかしとても個性的で美しい都市がいっぱいありますよ。個性的なドイツの中小都市をたくさん見て歩くのに、ホリデイのドイツのバスツアーはチャーターですし、「ゆったりシート」だから、便利で快適ですよ。もちろん、長い道中、退屈しないように、ホリちゃん、デイちゃんの仲間の現役添乗員が大活躍します。 ここをクリックしてみて下さいね
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