紙の春需待ちは不発、印刷関係も沈んだまま・・・

　　印刷インキメーカー大手「DIC」は、印刷業界の不振対策で「出版用インキ」の生産を３割削減の７０％にします。工場閉鎖や人員削減のリストラ費用で１６０億円かけるようです。今後は，パッケージ印刷方面に力を入れるとの事。後進国の食品用パッケージや、レトルト用とか、袋の印刷が伸びているのです。
　インキ業界各社は，国内は減る一方・・・世界中でも、今後３年間で１５％減る計算があるそうです。・・・で、後発国ロシアや，タイ、インドネシアや、ベトナム辺りに工場を構える方針です。

　中国の購買者景気指数「PMI」が５０％を割って４９、６％だったのが昨日の暴落のきっかけでした。（株取引の鉄則：「上がりっぱなしも無い」、「下がりっぱなしも無い」・・・です）
　どう動くか？の、この先の株式相場は、日経平均の「下値のメド」は１万4000円前後だそうです。　それでも、１４０００円台とは・・・凄く上がったものです。　アメリカのGS（ゴールドマン）の年末・日経指数予測は１６０００だったのを、「１７０００円」に引き上げていましたから・・・。この日の急落について、市場関係者は「これまでの上げが急だった反動が出た」と、云っています。(Nikkei )
　でも、中国の指数には未だ無理が有りそうです？基幹の「鉄鋼」が不振です。鉄鋼の６月分は１トン１６５０～３０００円の幅で値下げしましたが、どうも需要がないようです。在庫が溜まり続け、石炭の産地・陜西省の９９抗もある炭坑で動いているのが僅か７抗だそうです。
　「中国工業情報化部」は第12次5ヶ年計画の一環として2013年の19業界に渡る「」を発表、「セメント業界」は最大7345万㌧で、「製紙業界」は「455万㌧」の廃棄目標となっています。　中国生産順位 12年造紙協会発表では「玖龍紙業」がついに１千万㌧超えたそうです。これは中国で「紙の需要が有る」からではないような気がしています。此の大増産は・・・国家公務員・地方政治家の誰かが，何処かで出世したくって，そして，一代で富を蓄積したくってやらせているに違いない・・・と、思います。
　写真は庭のニオイバン祭りです。今日は朝は役場で印鑑証明。ついでに日経の拾い読みでした。津野町では，役場、コンビニと、農協に日経が有るのです。午後は上の畑の果樹園の花の付き具ワイを検査・・・ミカンは裏作の様子でした。ジムは１６時過ぎに風呂だけです。１８時過ぎ迄水やりが毎日、毎日たいへんなんです。