紙屋さんブログ

土佐の自然を愛する親父です。

年収200万下がった社員,代表権の無い会長の苦労

2013年03月24日 17時20分25秒 | 日記
 「シャープの社長と会長が旨くいってない」シャープ本社2階の役員フロアは、奥田社長室の隣が大西専務の部屋なので専務は何時も社長室には入り込んでいる。やや離れている部屋の片山会長が社長室を訪ねることは、ほとんどないそうです。機密保持で「希望退職を認められなかった」「専門職」の流出もあり、「電池部門では自動車部品メーカー」へ数人が行ったし、「制御装置や有機EL関係では韓国系など」から引き抜かれています。希望退職では、2960人が会社を去り、「残った社員」も給与や賞与の大幅カットで平均年収が「200万円」近くも下がったのです。
 「液晶事業」の片山会長は「欧米系のトップと論戦になっても物おじしない」、“外交”経験があるので、クアルコム、サムスンとで立て直す成果を上げたのですが、社長時代の「リストラをするなら私が辞める」との発言で「社員の信頼」を失ったとか,無責任に横からテッポウを打つ人が居ますが、此の時期それを云っちゃーいけないはずです。「代表権を失った会長」が、恥をかきながらも心を折ること無く、それでも海外に飛び回っている外交上の苦労とは惨いものです。
  原発が止まり、電力会社は「値上げをし」指を指され「非難」され、社員達は八方ふさがり。しかも,経済産業省の査定方針案では、一般社員の平均年収を関電は21%減の627万円へ、九電は28%減の598万円に引き下げ、関電の社員は年収「163万円」下げ、九電では「228万円」下がりとなり、可哀相に・・・これも受難です。手取り月30万円強程になってしまう月給で、住宅ローンや教育費等どのようにして,立て直すのですか・・・2割減ですよ?
 地方公務員だけは別世界か・・・?写真は,庭の椿です。本日のジム65、2キロ・・・常に空腹です。