紙屋さんブログ

土佐の自然を愛する親父です。

先々も、希望の持てるものは「段ボール」です

2013年01月07日 17時00分19秒 | 日記
 「地域密着型の紙」である「段ボール箱」の供給に対しては、船で運ぶ遠距離の「海外メーカー」では打つ手が有りません。箱と云うのは外形の「高さ」や「縦幅」「横幅」,重さが「全て別寸法・別重量」なんです。しかも、使うのは毎日毎日、今日~明日・・・その必要なタイミングに合わせて間に合わさないと、各産業の「工場のライン」が糞詰まりとなってストップするのです。
 段ボール日本最大の「レンゴー」は、インドネシアで事業展開するスリヤ・レンゴー・コンテナーズ社(SRC)(レンゴーが40%を出資)の4カ所目となる段ボール新工場、カラワン工場を開設、年産6万トンの生産能力、インドネシア国内最大級の段ボール工場。これにより、SRC全体の生産能力はジャカルタ、スラバヤ、スマランの3工場と合わせ「年産19万2,000トン」に拡大した。
 東南アジアにおけるレンゴーの「段ボール製造拠点」は、海外進出企業の需要に併せ現在、インドネシア、タイ、マレーシア、シンガポール、ベトナムへと広がっています。

 「大王製紙」は連結子会社である「いわき大王製紙」(福島県いわき市)に、段ボール原紙を生産する抄紙機を設置、大王製紙可児工場のN3抄紙機(生産品種:洋紙:7千t/月)を改造・移設する計画で、営業運転開始は2014年10月の予定と発表した。投資額は83億円。これにより、大王製紙可児工場からは段ボール製造に必要な全ての原紙を「積み合わせ」で出荷出来る事になります。(大王製紙の段ボール原紙生産拠点は、「東日本地区」は「いわき大王製紙」で、「西日本地区」は大王製紙三島工場(愛媛県四国中央市)・大成製紙(岡山県津山市)・ハリマペーパーテック(兵庫県加古川市)の3カ所)
 写真は、我が家の庭の昨日の椿です。今日はグランドゴルフ初日、好天に恵まれて年寄り連中20名!元気一杯でした。