一昨年の大騒ぎが何故でしょうか・・・大阪から高知県に帰って来た時のポストには赤いチラシに「観察経過1週間」が終わる迄自宅に待機してください・・の注意書きコピーが入っていました。相談役をやっていた会社では,マスクや、ウエットテイッシュの原反が不足、大忙しの大繁盛だったのですが、去年も今年も、このような「特需」はありません。実力通りの営業成績で乗り切らなければならないのです。衛生用紙は文化の進み具合に比例します。「後進国が経済発展」すると所得向上で家庭用の衛生用紙はうなぎ上りに増加するのです。それが証拠にアジア地区の衛生用紙はこの5年間で1000万トンを越しました。一般的な商業用の用紙の重量は1平米70グラム前後で,テイッシュの原反は1平米17グラムの薄さですから1000万トンと云う数字が如何に大きいかが解ります。この衛生用紙の分野は此れから先も、未だ未だ伸びて行く事でしょう。この分野と,各国・各産業の製造工場の発展で「製品を入れる段ボール箱」が必要になり相当量が増えます。この二つの品種の数字を注意してみて行くと、後進国の発展のスピードが良く読めるのです。今日は,下の畑で「ショウガ」を引き上げ稲の「モミ殻」の中に入れて保存しました。お百姓は何でも,使います・・・雑草迄土に埋め込み肥料代わりにするのです。写真は,庭の菊です。