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璉珹寺(奈良市西紀寺町)の裸形阿弥陀仏/特別ご開帳は5月31日(水)まで!(2017 Topic)

2017年05月20日 | お知らせ
木曜日(5/18)の産経新聞奈良版に「裸形の珍しい阿弥陀様 璉珹寺(れんじょうじ)31日まで特別公開」という記事が出ていた。県の「秘宝秘仏特別公開」事業に協力し、ご本尊の阿弥陀如来立像を公開されているのである。このお寺のことは以前、ここで詳しく紹介したことがある。境内では、オオヤマレンゲやニオイバンマツリが見頃を迎えている。新聞記事を引用すると、
※写真は、璉珹寺の拝観をお手伝いする「ナント・なら応援団」の藤田優さん(5/3撮影)


ご本尊の阿弥陀如来立像(県文化財)。特別の許可をいただいて撮影

奈良市西紀寺町の璉珹寺(れんじょうじ)で、袴(はかま)をはき上半身は裸形の珍しい阿弥陀如来立像(県文化財)が特別公開され、多くの参拝者が訪れている。31日まで。璉珹寺は飛鳥に創建された紀寺の流れをくみ、奈良時代に現在地に移ったとされる。


右は同じく「ナント・なら応援団」の深澤一仁さん

本堂に安置されている阿弥陀如来立像(167cm)は鎌倉時代の木造で、美しい女人の姿。袴は50年に1度替えられ、毎年5月には開扉されている。両脇には観音・勢至両菩薩立像(重文)が安置されており、同時に拝観できる。また、境内にはニオイバンマツリやオオヤマレンゲも咲き、お茶を飲みながらゆっくりと過ごせる環境となっている。



「仏様をじっくりと拝観される方が多いのがうれしい」と下間景甫(しもつま・けいほ)住職。最近は全国から参拝者が訪れるといい、大阪府四條畷市の女性(69)は「お優しい印象がある」と毎年のように阿弥陀仏を拝観に訪れているという。拝観料は一般400円、中学・高校生200円。問い合わせは璉珹寺(電0742-22-4887)。


土日祝日にこのお寺をガイドしているのが、南都銀行のOB・OG約40人で組織されるボランティア団体「ナント・なら応援団」だ。1日2人体制で、受付とガイド(ご本尊などの解説)を行っている。目印は真っ赤なベスト。見かけられたら「おじさん(おばさん)、頑張って!」とお声かけください!

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