tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

おしゃれな中華ビストロ、「中華屋 炫(げん)」(橿原市今井町)

2024年02月05日 | グルメガイド
2023年11月、中華屋 炫(橿原市今井町1丁目4-12)がオープンしたと、会社で先輩だったFさんに教えていただいた。お店の公式インスタグラムは、こちら
※トップ写真は1/26(金)夜の部に撮影


これらの写真は、2/2(金)に撮影した

「奈良グルメ図鑑」には、〈八木西口駅から飛鳥川を渡ってすぐ、町屋風の建物。奈良県の食材を使った創作中華がいただける。店内はテーブルが5つとカウンター席、清潔感があり、高級感も漂う〉とある。私はこれまでに昼2回、夜に1回、お邪魔した。以下、訪問日ごとに紹介させていただく。



場所は今井の町なかではなく、飛鳥川に沿った南北の広い道沿いなので、比較的分かりやすい。蘇武橋を渡り、「今井まちなみ交流センター華甍」に向かって南下する途中にある。二階建ての長屋の一部をリノベーションされている。駐車場はお店の裏手にある。




ごろりと大きな豚肉が、こんなにたくさん入っている!

この日(2024.2.2)のランチタイムにいただいたのは、「昔ながらの酢豚定食」(1,320円税込み、以下同じ)。なぜ「昔ながらの」なのか、種明かしは後ほど。ご飯は、大盛りにしていただいた(無料)。



この小鉢には、シルクスイート(舌触りの滑らかなサツマイモ)、小松菜、ビーフンが混ぜ込んである。オーナーシェフの杉本玄太さんは、野菜のおいしい宇陀市榛原のご出身なので、たくさんの地元野菜を料理に使われる。なお「玄太」と聞くと西田敏行(体重80kg)主演の「池中玄太80キロ」を連想するが、杉本シェフは全く違い、スマートなイケメンである。



せっかくなので、追加で「中華そば」を単品(780円)でいただいた。通常は、半炒飯または半天津飯とのセットで980円だ。





中華そばのスープは鶏ガラベースの清湯(チンタン)スープ。麺は中細麺だった。量が少ないように見えるが、丼が深いので、実はシッカリと入っている。







お客さんが引いたのを見計らって、店内の写真を撮らせていただいた。調度品はおしゃれだし、格子戸から入ってくる太陽光が、いい雰囲気を醸し出している。「町中華」とは一線を画した、瀟洒なビストロである。



別の日(1/29)にランチした。若い女性の店員さんに、「人気のメニューは何ですか?」とうかがうと、即座に「小海老マヨネーズです」という答が返ってきたので、「小海老マヨネーズ定食」(1,320円)を注文、出てきたのが、写真の料理である。海老の量がスゴい!途中でご飯が足りなくなり、お代わり(100円)を注文してしまった。




味付けはやや甘めで、これは女性に人気のはずだ!




杏仁豆腐も、本場の味だ!

付け合わせのハクサイは、漬物ではなくマリネだった。載っているのはレモンではなく「ライムレモン」。レモンより酸味が少なく、このまま食べられた。杏仁豆腐(320円)は、プリプリとしておいしかった。


以下の写真は、1/26(金)に撮影した


おまかせ前菜3種盛り。シマアジ、ピリ辛のよだれ鶏(四川料理)、紅ダイコン

夜の部は1/26(金)、会社の先輩だったTさん、Fさんと3人でお邪魔した。開店直後は空いていたが、どんどん予約のお客さんが入ってきて、またたく間に満席となった、これはすごい!




炫の麻婆豆腐(1,280円)



蓋をした鍋が運ばれてきた。蓋を取ってもらうと、おお、麻婆豆腐!さほど辛さがなかったので、ラー油を持ってきてもらった。



こちらは「漆黒酢豚(黒酢)」(1,480円)。フレンチの一皿と見間違えるようなビジュアルだった。


小籠包(680円)


海老蒸し(580円)


締めの天津飯(780円)。玉子(野澤養鶏の吉野MICA卵)の味が、とてもいい!

今井町には、良いお店がどんどんできているが、中華の店はなかったので、ここは貴重な存在だ(川べりの「食道楽」は移転してしまった)。開店から3ヵ月というのに、昼も夜も賑わっている。特に夜の部は予約が必要だ。むかし町にできたフレッシュな中華ビストロ、ぜひお訪ねください!
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 田中利典師の「修行日記/前... | トップ | 田中利典師の「修行日記/前... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

グルメガイド」カテゴリの最新記事