tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

微笑みをたたえた「円空仏」の数々、4月7日(日)まで!(2024 Topic)

2024年04月04日 | お知らせ
月曜日(20241.4.1)、あべのハルカス美術館で、同館開館10周年記念と銘打った「円空-旅して、彫って、祈って-」を拝観した。その数、約160体! 有り難いことに、「写真撮影可」のものがあったので、そのうち何点かを紹介する。同館HPの「展覧会概要」によると、
※トップを含む3点は、立木にハシゴをかけて彫ったという金剛力士立像(仁王像の「吽形」)



修行の旅に生涯を捧げ、人々のために祈りを込めて仏を彫った円空。生涯に12万体の神仏を彫る誓願を立てたといわれ、飛神の剣のようにノミを振るい、神仏を彫り続けました。



謎の多い一生ですが、その生きた証として、優しく微笑む観音像、迫力に満ちた護法神像など、今も5千体を超える神仏の像が伝わり、人々に愛されています。 本展では初期から晩年までの代表作により、創造の足跡をたどります。

感想を書こうと思っていたが、火曜日(4/2)の奈良新聞の「雑記帳」欄に的確な案内文が載っていたので、これを紹介させていただく。





これら2点の写真は、「観音三十三応現身立像」。村人が病気になったときは、借り出して平癒を祈り、治ると返したという伝承が残る。やさしい微笑みをたたえた仏像群だ。




人頭蛇身の「宇賀神」も、円空が彫ると、とてもカワいい


こちらは狛犬。ゴツゴツした石の触感がよく表現されている


護法神立像(1)と(2)


賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)像は「なで仏」なので、つやつやしている


これは圧巻、両面宿儺(りょうめんすくな)坐像



「円空」展のあとは、14階の「あべのハルカスダイニング」内の「花外楼(かがいろう)」でランチ(平日のみ14食限定の「花小箱」税サ込み3,300円)。春を感じさせる素晴らしいランチだった!






エビのしんじょ(真薯)と汁のコントラストがいい




デザートは、桜のシャーベット、アイス、羊羹の3つから選ぶ


「桜の羊羹」にしたが、桜餅かな、これは

大阪に出て来たついでに、大阪城公園に足を伸ばした。桜はまだ「咲き始め」だったが、晴天のもと、たくさんの家族連れなどが訪ねていた。









この翌日(4/2)からは雨の日が続いているが、明日(4/5)からは晴れ間が広がる。吉野山も下千本はそろそろ満開。カメラを抱えて訪ねなければ…。
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