'13-09-07投稿、'14-05-05追加・修正、'14-05-06追加
最近、入手した情報を個人的なメモとして追加・修正しました。
地震はプレートテクトニクス(大陸移動に伴なう地殻に与えるストレス)によって、地殻が大小さまざまに振動する日常茶飯事な現象ですが、昨近、伝えられる大規模地震予測、特に、海底地震によって誘起される大津波の発生メカニズムはどのようになっているのか?個人的に不詳につき、気になるところです。
大津波を発生させる地震は浅い震源深さというが、最近、既報岐阜、長野両県の県境付近で震度1以上の小地震が計33回発生したというが、3.11前にも同様な現象あり。(14-05-05)で記載しましたが、大地震の予兆ではないか?と気になるところです。
既報でも記載しましたが、妄想?誤解?かもしれませんことを
予め断っておきます。
(個人的な雑感)
3.11並みの首都圏直下型、駿河湾沖、東海・東南海・南海における地震に対して、数十年にわたって警戒してきまましたが、いまだ起こっていません。 いずれ、時間がたてば、歴史的な実績から発生するでしょうが、・・・。
既報で記載した震度6以上の巨大地震の場合、地震前に、環境放射能値が低下する「爆縮現象」、地下水ラドン濃度(Rn:自然放射能)の一時的な上昇、電磁波ノイズ、地中オゾン濃度の増加などは可能性のある有望な予知プロセスと思われますが、完全に予兆現象を網羅するためには、予算的にも難しいのだろうか?
TPO(いつ、どこで、どのくらいのマグニチュード)に則した予測・予知は難しいようです。問題は大地震・大津波の発生メカニズムが完全に解っていないためでしょうか?
大地震に繋がる前兆として、
天地間に徘徊・標榜する環境放射能、電磁波、および、エアロゾルの活性度が大気圏の水分(雨、雲、水蒸気など)*によって阻害されずに、
活性化状態が続く好天気状態において、天地間における電気および磁気、帯電したエアロゾルの流通経路が電磁気的につながる状態になった時に確率的に巨大地震が発生するのでは???
と妄想しています。
ですから、静電気などは湿度が高いと発生しないので、からっとした気候時には警戒が特に必要か?と思っています。
(個人的な仮説)
地殻の震動、その原点である大陸移動の駆動力として、セラミックスからなる地殻、マントルの組成の違いによって、複数のプレート、断層の界面において、環境放射能(電子、電子ニュートリノ)との反応による圧電効果(電子の発生)および逆圧電効果(震動の発生)および高温超伝導現象(広範囲への電子の移動)が関与しているのでは?と超妄想しています。
ニュートリノ 、ラドン、トリチウムなど環境放射能がどのように作用して変化しているのか?
そのメカニズムの究明を期待しています。
関連投稿:
地震および津波に係る記載(その14:大津波に地殻の圧電体・高温超伝導体化が影響しないか?)(2012-11-03)
参考関連投稿:
既報地震および津波に係る記載(その49:地震規模および発生数と季節との関連('12-10-01~ '13-04-30))に記載しましたように、昨年は3月、4月、5月は多かったようです。湿度が高い6月の地震が一番少ないか?と思っていますが、台風などの影響で降水量が多いと想われる9月の地震も少ない結果でした。
地震および津波に係る記載(その46:【注目】巨大地震の発生は環境湿度が低いと発生し易いのだろうか?)
(2013-04-22)
*環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(その6:水中での放射時の挙動) (2011-05-04)などの引例の個人的に整理
環境中の影響範囲とエネルギー
放射線 水中到達距離 エネルギー
<粒子線>
アルファ線: 約0.04mm 1~10MeV
ベータ線: 約1~100mm 0.01~1MeV
中性子線*1: 約100mm< 5MeV<
<電磁波>*2
ガンマ線: 約1~100mm 0.5MeV<
X線(人工): 約1~100mm 0.001~0.5MeV
紫外線: 約0.1~10m 3.5~1000eV(0.001MeV)
可視光: 約2~50m 1.9 〜 3.1eV
(MeV=10×106eV)
*1 500mLのポリ瓶水溶液の水中元素の中性子線放射化分析が可能
*2 電磁波の空気中速さ: 30万km/秒
いずれにしても、周辺に水分が多いと地震規模が小さくなり、また発生回数も減るのだろうか?と想っていますが、どのような結果になるかは神のみぞ知ることなのかもしれません。
言い換えれば、
すなわち猛暑、ゲリラ豪雷雨、巨大な停滞台風などがなく、人が比較的過ごしやすく、浮かれ気分になり、からっとした時期に、突如「忘れた頃にやってくる」のではと想っています。
環境湿度が影響するのではと想われます一例として、
既報地震および津波に係る記載(その45:中国 四川でM7地震に係る雑感)で記載した四川地域は別報の引例「深刻化する中国の水不足」によれば、600万人以上が干ばつによる被害を受け、130万人の飲用水が不足しているという。
すなわち、雨が降らず、地域全体の旱魃が進んでおり、周辺地域の沙地化、必然、空気は乾燥して、湿度が低くなっているものと?推察されます。環境低湿度の影響でM7の割には被災規模が大きいのか?もしくは、M6クラスの大陸移動のストレスでもM7クラスにグレイドアップしているのか?と思っています。
また、大地震の予兆として目に見える地震雲、雲底の着色現象が有名ですが、
参考関連投稿:
放射化現象に係る投稿(その4:【再掲】地震予兆である地震雲と環境放射能との関係に係る考察)(2013-05-09)
地震雲については、既報地震(含む津波)予知・予兆に係る記載(その4-2:地震雲発生メカニズム)の引用文献の記載では、
環境放射能が雲の発生形態に及ぼす影響については言及していませんが、朝焼けや夕焼け、月などが異様に赤くなる現象(赤化現象)や、ふつうと違う虹などは環境放射能によって大気中のエアロゾル励起されて発光しているのでは?とも思われます。
詳しくは放射化現象に係る投稿(その3:地震予兆としての異常発光現象と環境放射能との関係)のメカニズムなのかもしれません?
環境放射能と地質(砂鉄鉱床など)との関連には言及していませんが
もうひとつの引例でも、「・・・地震が発生するときには、凄まじいエネルギーが放出されるわけですが、これは地震が発生したときだけに放出されているだけではありません。地震が発生するまでにも、岩盤が圧縮されて少しずつ崩壊していくのです。
その岩盤が崩壊するときには圧電効果や摩擦により電荷が発生します。そのエネルギーは大きいもので雷の何百倍になるといいます。 そんなエネルギーが地中で発生すると、地面を伝わり、一部は地表に達します。地表に達したエネルギーは大気に放出されて電荷を帯びたイオンとなります。そのイオンが大気中の水分と結合し雲となると考えられます。
また、電気エネルギーが発生するということは、同時に磁力や、電磁波、熱、光、音響などが発生することが予想されます。
地震雲以外での地震予知の項目で説明しますが、地震前の発光現象や、地鳴り、動物の異常行動などの奇怪な現象も、地震によるエネルギーの放出で説明できてしまいます。 左図のように、地中で起こった地震の前兆の岩盤の崩壊による電気エネルギーが、地中を伝わり、地表から飛び出したものが、大気中の水蒸気と結合し、結晶化して雲を作り出していると考えられます。 地中の電気エネルギーの伝わり方により、さまざまな形の雲を作り出していると思われます。
・・・」詳しく見る>>
参考投稿:
今までの「地震および津波に係る投稿」の整理
(その3-1:地震・津波規模に係る要因~'12-06-09)
→詳しくは
放射化現象に係る記載(その10:地震予兆現象と環境放射能との関係)
(2012-03-11:旧ブログ「水徒然」)
地震(含む津波)予知・予兆/対策に係る記載(爆縮現象よる予知の可能性は大)
(2012-02-20:旧ブログ「水徒然」)
地震の予兆という大気イオン濃度と気象との関係
地震規模および発生数と季節との関連
と想われます。
既報大気圏の水の偏り、性状変化と天変地異・異常気象との関連に係る参考情報と雑感(2014-04-24) の引例によれば、
MIMIC-TPWによって、
放射線(赤外線、マイクロ波)を利用して大気圏における降水可能な水分量の分布、経時変化をさらに詳しく調べることが出来るようです。地震との関連で着目すべき評価方法と想われます。
Morphed Integrated Microwave Imagery at CIMSS - Total Precipitable Water (MIMIC-TPW)
http://tropic.ssec.wisc.edu/real-time/mimic-tpw/global/main.html
降水可能な水分量が多ければ、必然的に湿度(水蒸気量)も高いと想われます。湿度が高ければ、静電気が消滅したり、電子線は吸収されたりたりして、結果的に赤外線を放出して発熱するのでは?と想われます。
参考:
「4-3 水分子の吸収スペクトル」によれば、http://150.48.245.51/seikabutsu/2003/00213/contents/0006.htm
「
γ線 X線 紫外線← → 赤外線 → マイクロ波
→透過力大←
(可視光)
・・・図4-8では400mm-700mmの可視光領域に対応する波長に関して対応する色が付与されている。この領域では、吸収は少ない。水が透明である所以である。また、特に青色領域から紫外領域にかけて吸収が少ないことも良く知られている。さらに短波長になると水分子に存在する孤立電子対に関する吸収のピークが存在することも水の吸収スペクトルの特徴である。・・・さらに短波長側では内殻励起に伴うX線の吸収に関するピークがある。このスペクトルのうち、水分子内部運動に関する赤外領域でのスペクトルと紫外領域の水分子の電子励起に基づくスペクトルについて、計算を行い比較を行ってみた。・・・」
また、 環境放射能(電荷を有するエアロゾル)、放射線(赤外線、マイクロ波)の増加によって雲の電荷を変化させたり、電離層のバランスを崩したりすると想われます。
3.11震災による超高速波動の観測とそのメカニズムについて
震災による超高速波動メカニズムの関連情報)
(2013-01)
の引例によれば、
マグニチュード9の地震の前に急速に加熱された日本上空の大気
この原因として衛星は巨大な赤外線放出を観測した。
この赤外線の放出地震直前にピークになったという。
電離圏は太陽や下層大気の活動等の影響を受けて常に変動して、電離圏の全電子数(「TEC」)が増減して、M6を超える大地震の直前5日間で、電離層の電子数が有意に増加したり、震央付近の電離圏では、地震後に電離圏プラズマ密度(TEC)が減少したという。
また、電離圏のTECのみでなく、既報の引用In Deep2011年05月20日から、
3月11日の地震の前に観測された日本上空の赤外線と電子量が急激に変化していたという。>>本文詳しく見る
また、地震予兆である地震雲発生メカニズムの記事の紹介の引用によれば、
日本上空の電離層の荒れ方と地震の起こり方の相関関係を調べたところ、M6を超える大地震の直前5日間で、電離層の電子数が有意に増加しているという。
(参考情報)
CERON.jp
9月6日頃に近畿で大地震の可能性と警告した研究者が続報を発表! 「9月下旬以前の発生の可能性はない」 | ロケットニュート24
http://ceron.jp/url/rocketnews24.com/2013/09/03/365121/
「先日、地震予知の研究者が近畿圏で9月6日前後に巨大地震が起きる可能性があると話していると報じられた。マグニチュード7.9以上の地震が起きるかもしれないという前兆を観測したというのである。
だが、直前にならないと、地震が起きるのかどうか判断しづらいとのことだった。続報が待たれるなか、その研究者が観測を続けた結果、今月下旬以前の発生の可能性はないと結論づけたそうだ。
9月6日前後に近畿圏で巨大地震が起きるかもしれないと警告していたのは、山梨県にある八ヶ岳南麓天文台・台長の串田嘉男氏だ。串田氏はこれまでに彗星や50個以上の小惑星を発見したアマチュア天文家であり、FM放送の電波を利用した地震予知研究で知られている。
同氏は、8月30日の時点では近畿圏に巨大地震発生の可能性があるとしていた。観測された前兆が9月3日に消滅すれば9月6日前後に地震が起きるという見解を示していたのである。しかし、前兆の消滅・継続は直前にならないと判断が難しいとしており、続報が待たれていた。
その後、9月2日の夕刻の観測結果から、串田氏は9月5~6日前後は地震発生期ではなく、「少なくとも今月下旬以前発生の可能性はない」と判断したというのだ。なお、万が一、状況が変わった場合は、緊急発表をするとしている。
この結果に、ホっと胸をなでおろした人も多いかもしれない。しかし、地震予報の技術が確立されていない以上、地震がいつ起こるかわからない脅威であることに変わりはない。今回、串田氏はこのように判断したが、やはり油断せず、引き続き有事のための備えを十分にしておく必要はあるだろう。
参照元:PHP新書「地震予知」フォローページ (続報No,040、No,041)」
といったように、大地震・大地震には至っていませんが、環境放射能(電子線、ニュートリノなど)、環境放射線(赤外線、マイクロ波、電波など)の異変には巨大地震への予兆と想われ注意しなければと思われます。