藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

熊本「徳富蘇峰の会」発足に参加

2021-10-07 15:39:21 | しごとの思い出

 奥様が、変な事から熊本のあるご婦人と知り合った。 この方のお父様が、「合志義塾」の卒業生であったそうだ。 今回の地震で、二階を整理して居たら、毛筆で書かれた講義記録が出てきたそうだ。 その講義録を整理して、出版されたそうである。 以前から、古文書の研究をしていた奥様は、その本に飛びついてそれを購入。 そこから始まったのが今回の私の大出費事件なのだ。 その方が、「徳富蘇峰の会」発足に尽力しておられることを知った奥様が、ぜひとも参加したいと言い出した。 言い出したのは良いが、「蘇峰」については、夫婦で水俣に出かけた時、偶然にも「徳富蘆花」と「徳富蘇峰」の記念館に気が付き、市役所の方に案内していただき、館内を見学させていただいたくらいの知識しかなかったのだが、今回の事が機縁となって、私達でも読める「蘇峰」の本を探した結果、四巻の作品集と、非常に珍しい本を入手した。それが・・・・

     

「野ばら社刊」 「徳富蘇峰翁と病床の婦人秘書」と言う本だ。 ブログでお付き合いがある「志村建世のブログ」の主催者のお父様(志村文蔵氏)が編纂された本である。 蘇峰は、交友を確かめ合った文通の纏めだと言っているが、読み手からすると、まさに上品な 恋文である。志村建世氏も、彼女には記憶があり、メロンをいただいた事が有ったそうだ。 我が奥様は、この方から東京の自宅に実った「柿」をいただいた事も有る。 そんな縁で、「徳富蘇峰の会」発足の事をお知らせしたところ、入会された。 今一人、広大の名誉教授「田中正道」先生に、「徳富蘇峰の会」発足記念の会報号を差上げた処、先生もまた入会されたとの事である。 そんなこんなで、我々も俄か勉強を始めた訳だ。 此れから幾冊の本を読む事に成るのやら。 老後の一大仕事に成りそうである。

コメント
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