藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

俄か勉強

2021-10-09 08:42:02 | 日記・エッセイ・コラム

 「徳富蘇峰の会」に入会して、俄か勉強を始めた。 「野ばら社」発刊の、「徳富蘇峰翁と病床の婦人秘書」をまず読んだのだが、翁の人間性が少しだけ理解でき始めた。 さてさてその次に読み始めたのが、「徳富蘇峰終戦後日記」全四巻である。

     

読み始めたのは良いが、翁の見識の深さに驚いている。 単なる「愛国主義者」ではない様だ。 世界列強の中での日本の存在自体を、根本から見直してみる必要性を感じ始めている。 何れにしても、全四巻を読み終えるのは、何時になるやら・・・・。 わが命の燃え尽きるのが先と言う事も有り得る。 昨日は久しぶりに、広島大学名誉教授の田中正道先生と、長々と電話で話し込んでしまった。 久しぶりの電話で、一昨年大腿骨を骨折し、未だに金具が入ったままだそうで、当分は熊本行きが出来そうにないとの事だ。 我がおんぼろ車で、一緒にいかがですかと誘ったが、まだ自信がないそうである。 80歳を迎える先生も、「徳富蘇峰の会」に入会して、俄か勉強を始めたそうである。 二人で大笑い。 英文学者が、日本のマスコミの先人「蘇峰」とは、縁がなかったことは不思議ではないが、熊本の「八雲の会」の先生方が、こぞって「徳富蘇峰の会」に参加されているので、驚いたそうだ。 昨晩、グーグル地図で、大江町の「徳富蘇峰記念館」の周辺を見ていた。 若き頃、仕事で宿泊していた、宿屋の事を思い出して検索してみたら、現在も営業している様だ。 その宿も、大江町である。 何処か縁が有るのだろう。 次回熊本に行ったならば、ぜひとも宿泊したいものだ。 熊本には、「肥後実学党」という一派がおり、その影響を受けているそうだ。 そのことと、キリスト教がどの様にかかわっているのか等々、追々に調べてみたい事が増えてきた。 それにしても、読み進めると、紐解くべき他の書物が、次々と増えそうな気がして来た。

コメント (2)
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