空気を入れ替えようと窓を開けた。 「うーむ」、一年ぶりの秋の虫の声。 今年は何だか虫の声が聞こえないと思っていたが、‥…。 しかし数はまだ少ない。 一、二匹が弱い音色で鳴いる。 此れも秋。 今、ロマンチックな気分に浸っている。
強がりを言っているのではありません。 帰宅後、風呂を沸かして、たっぷりのが岩塩の入浴剤を入れてえ、‥‥‥ 浴室にこもる事三十分。 堪能しました。 心も体もリフレッシュ!‥… 。 奥様も満足そうに湯船につかっています。 風呂上がりのビールは、‥… 今日は休肝日。 残念成り無念なり。 ところで、千代田町の温泉、以前ブログで紹介したことが有るのだが、今はどうなったのか聞いてみた。 一泊二食付き、三千円。 税込みだそうだ。 オマケに入浴料込みだそうだ。 おそらくこの値段、日本でも最安値では無かろうか。 お昼を贅沢しても、一日四千円で終わるそうだ。 刺身は一皿三百五十円。 ステーキは時価だが、高く無かった記憶がある。 お酒?、お酒は自動販売機で買って飲む。 酒屋の自動販売機と変わらない。 それもそうだ、元々酒屋さんだったそうである。 今どき考えられない金額だ。 来週の土曜場の昼間、出かけてきたいが天気が心配だが。
窓の向こうには、朝日を浴びた螺山が輝くように立っている。 秋もやっと里まで下りてきたようだ。 山の木立の中の紅葉が色づき始めた。
今朝の気温は八度だが、あまり寒さは感じられない。 空は青く透き通た空気を感じさせてくれる。 が、私の体は相変わらずはっきりしてくれない。 ひどくもならず、かと言って良くも無い。 愚図愚図した感じが続くと、心が萎えてくる。 気晴らしがしたいが、いい考えが浮かばない。 ふと、温泉行を思いついた。 ここから市内に向かって二十分、牛田神田山に広島市の施設がある。 その中に温泉がある。 この温泉は、被爆者の健康管理に、温泉が有効だとの説の下で作られた。 かと言って、専用ではない。 一般市民の入る事が出来る。 宿泊施設もある。 忘年会なども出来るが、あまり宴会はされた形跡はない。 行くか、はたまた別な温泉に行くか迷っている。 一昨年まで、日本で一番安いと言われた温泉が有った。 止まるだけなら、千円で有ったが、世が世であると、其れではやっていかれなくなって、大幅値上げとなった。 というより、近隣の宿泊施設から苦情が出たらしい。 長期出張等に利用する人が止まっていた。 バイク仲間の集団も良く利用していたが、近頃は見掛けなくなった。 夏などは、定員オーバーで泊まれないことが有ったが、そこは若者、廊下にごろ寝なんてこともあった。 さてはて、何れにしたものか悩んでいる。 悩んだ末に決断したのは、神田山荘の温泉だった。 久しぶりに、奥様を誘ったところ行くと言う。 車で走る事三十分、着きました。 残念でした。 入り口は鍵がかかったままです。 よくよく見ると、「本日定休日」。 なんてこった‥…ホームページには、定休日は書いてありませんでした。 こんな時皆さんはどうなさいますか。
昨日、一人焼肉器を買ったお話を書いた。 悪口を思い切り書いたが、‥‥。 これがその、一人焼肉器だ。
昨夜はお約束の通り、焼き肉。 豚肉、豚トロ、赤身の牛、玉ねぎ、サツマイモ‥‥をこの器械で焼いたところ、何と驚くなかれ、焼け過ぎないし、しっかり火が通っている。 煙も出ない。 出るほど温度が上がらない様に設計してあるようだ。 気持ちよく焼いていたら、一度に焼けてきて、食べるのが間に合わなくなった。 一度スイッチを切ろうとしたら、本体が軽いので切りにくい。 思わず親指で押さえて切ろうとした。 「馬鹿は、死ななきゃ治らない」、 「あついーーー」、 「焼き肉」どころか「焼き指」をしてしまった。
急いで、水道で冷やし、奥様が冷蔵庫から氷を取り出して渡してくれたので、冷やすこと十分。 水ぶくれには。成らずに済んだ。 悪口を言った天罰覿面とはこの事だ。 常用の痛み止めのお陰で、痛みは軽かった。 それでも一晩じゅう、左の親指の先は、「じりじり‥‥」。 今朝もキーボードを叩こうとすると、無意識に親指を使っていない。
今朝、ゆっくり指先を見たら、焼けた所の指紋が無くなっていた。