藤森照幸的「心」(最年少被爆者、アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

深山 霞の「霞的心」 高校生の死に寄せて

2013-01-13 19:35:56 | 社会・経済

橋下市長、遺族に謝罪 高2自殺、体罰「認識甘すぎた」
2013年1月12日(土)23:14  朝日新聞記事より

 大阪市立桜宮(さくらのみや)高校バスケットボール部主将の2年男子生徒(17)が顧問の男性教諭(47)の体罰を受けた翌日に自殺した問題で、橋下徹大阪市長は12日午後、生徒の遺族宅を訪れ謝罪した。橋下市長は「口で言って聞かなければ手を出すときもある」などと発言してきたが、両親と兄との2時間以上の面会後、「自分の認識は甘すぎた」と述べた。

 橋下市長は「学校、市教委、市に百%責任がある」と謝罪し、遺族の了解を得て生徒の遺書を読んだという。面会後、市長は「最後の言葉をつづる姿を想像するだけでたえられない」と涙ぐんだ。

 学生時代はラグビー部員だった橋下市長は「スポーツの指導で頭をたたかれたり、尻を蹴られることは普通にあると思っていた」。だが自殺に至る経緯を両親から聞き、認識が甘かったと気づいたという。「顧問と生徒は絶対的な上下関係。そういう状況の中で厳しい指導を認めると、こういうことになってしまう。むしろ厳格に暴力は排除しなければ」

この文章は、朝日新聞のホームページ上に掲載されたものだ。

橋下大阪市長も、やっと事態の重要性に気付き行政の全面的責任を認めた。

しかし私は、今回の事件の本当の姿は、もっと違ったところが原因ではないかと当初から疑っている。その疑いを持たせる行動が、OBの一部にある顧問教師の処分の軽減を求める嘆願書の署名集めだ。

それにキャプテンが、選挙によって選ばれたと言う事である。そうした情報を勘案した結論が、本当の事件の姿であろうと思われるが、証拠のないことをここに書くと、名誉毀損になるので書かずにおく。ただ現在の情報から言えることは、顧問教師にはこのキャプテンは、気に入らなかったということだ。

後は皆様の推察にお任せする。

他の市町村も、他山の石とせず、早急な再点検をされたい。私の住む広島市においても同じである。いつ同じ事件が発生してもおかしくない。

政令指定都市制度の下、教員採用が都道府県の専権事項から外れ、政令指定都市や、中核都市にも認められたため、人事異動の硬直化を招いている。いっそ教員の採用権限を国に一本化したほうが良いのかもしれない。その方が教員の質の確保と地方議員からの圧力を排除できる。

これを機に文部科学大臣様お考え下さい。

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深山 霞の「霞的心」

2013-01-13 05:37:58 | 社会・経済

スポーツ少年団の弊害を「憂う」 ついでに 「大阪市長」の力量を「憂う」

嘗てベビーブームの時代、子供たちの非行防止を目的に「スポーツ少年団」が各地に誕生した。その先鞭をつけたのが、「リトルリーグ」である。それは、「巨人の星」の漫画に多大な影響を受けて、「スポ根」ブームを起こした。

嘗て、読売巨人軍を幾度も優勝に導いた桑田真澄選手は、取材に対して「暴力は選手の才能を摘み取る事があっても、伸ばす事はない。」と明言している。

また、「10人いれば10通りの指導方法が必要である。 それが出来るのが指導者だ。」とも語っている。その話の中で、中学校時代の指導者のことを回顧し、思い出したくもなきがごとく語っている。当時、どんなに疲れても喉が渇いても水分補給をすることはスタミナをなくすると禁止され、水道の蛇口は全て針金で縛ってあったそうである。我慢できず、小便器の洗い流す水を飲んだそうだ。PL学園時代は天国だったそうである。よほど桑田選手に合った指導を受けたのだろう。素晴らしい才能を持った子供が、自らの指導で伸びていくか、あたら才能を枯らしてしまうか指導者の選手以上の研究と鍛錬を望んでやまないと語っている。

なぜならば、貴方達は指導者という名誉を与えられて、その職に就いているのだからである。まして、中学校や、高等学校の指導者であるならば、報酬まで受けているのである。貴方達は、プロという名の指導者なのである。

さて話を「スポーツ少年団」に戻そうと思っていた矢先、深夜のニュスで大阪市立桜宮高校 佐藤芳弘校長は、バレー部の指導者が体罰による、3ヶ月の停職処分後も体罰を行っていた事実を隠していたことが判明したと報じた。再び処分を受けると、さらに重い処分になると予想されたので指導者を守るため、隠したと発言しているが、果たして真実はそうだろうか。私は違うと思う。管理責任者である、佐藤芳弘校長貴方にも、処分が及ぶと考えたから隠したのでしょう。その時隠さなければ、今回の事件は防げたのです。一人の若者の命が救えたのです。

校長、あなたは自ら加害者になったのです。

佐藤芳弘校長、あなたは何故自ら自宅謹慎しないのですか。最高責任者が自らの手で、事件を隠蔽しようとしているとしか誰にも見えないことさえ、感じることができない人間になっているのですか。

大阪橋下市長、貴方は大阪市長なのです。安倍総理と会談する時間があるなら、校長以下の処分を早急に行い、第三者による事故解明調査チームを作り、大阪市民いや日本国民に対し、納得できる報告をすることが職務ではないのですか。

国家機関のように、有能な人材が各部署に、各段階に配置されては居ないのが、大阪市なのです。今回の問題はもはや教育委員会で、解決できる範囲を超えてきたのです。教育長の「懲罰」までをも含めた問題に発展してきた事は、市長が一番感じているはずです。もし感じていないならば、貴方は大阪市長としていや弁護士として人間として失格です。

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