藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

東京電力の、安全意識の、低さに驚嘆

2011-12-22 05:40:48 | 社会・経済

 電力会社の安全に対する姿勢について

  この数日、時間を掛け、国内の電力各社のホームページを全て点検した。

その中で、安全に対する姿勢が、自ずから見えてきた。 一番お粗末なのが、東京電力。 営業成績報告と、株主に対する姿勢は、積極的であるが、社内の安全基準や、社内の労災状況等の報告など無く、お粗末な限りである。ただ、今回の福島原発事故に関する、画面は大きくとられ、一見積極的に、保障等に努力しているように見えるが、被害者のが多くが、インターネット等利用するはずも無く、ただただ見せ掛けの、努力としか見えない。

 そうした中で、中国電力は、原発の事故防止対策も、はっきりと図面化し、進展状況を報告し、積極的に取り組んでいる姿が、垣間見える。 企業内の、労災状況も、隠さず画面上に公表し、また、アスベスト他、環境破壊につながる物質の使用状況も、隠さず公表し、その対策も公表している。 特にアスベスト曝露被害労災状況などは、細かな数字を挙げ、公表している姿勢に好感さえ持った。、東京電力ただ一社のみ、そうした項目も無い。 東京電力は、見習うべきであろう。 東京電力は、まず、社内の安全意識の再構築から始めなければ、地震など無くとも、大きな事故に繋がるように思えるほど、形骸化している。    経営陣の総入れ替えが必要であろう。 血税を投入するこの際、思い切った経営改革を行うべきである。

 と同時に、現在存在する、原子力発電所を統括運営する、新しい機構を創設し、どの様な事故にも対応できる人材を育成し最終的に廃炉解体まで行えるプロ集団を、急ぎ育てるよう希望したい。また、原子力発電所運転にに関する、資格審査を行い、国家試験とする様、切に希望する。