藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

十二月に降る雪は、何年ぶりか記憶にない。

2011-12-16 14:42:03 | 社会・経済

 眠薬と痛み止め

  眠薬と痛み止めが効いたのは、にちが変わる頃であった。覚めると七時。ヶ月ぶりの朝寝である。朝は、みはどこに行ったのか気分快調。団の中で、駆け落ち結婚した頃のことをい出していた。然二人の人間を思い出した。の頃仕事を支えてくれていたT君と、Fのことである。うだらもまた、スベストの洗礼を、私と共に受けていたのだ。ね起きて、らのその後の所在地を探し始めた。夜のことを心配して私の顔色をうかがっている。かしこの旦那に、に注意すると余計に意地を張り、計に動き出すことを知っているので、だただ黙って私があちらこちら電話するのを、なてぼ」様から送っていただいたCDを聞きながら見つめている。た二人、スベスト康管理手帳」(綿)申請者用の書類の準備を始めた。の後、理の兄もまた、スベスト被曝者だと気付き類を調えると早速出かけようとする私に、がついていく言い出した。一昨日作ったばかりの、家製ゆずジャムをビンに詰め始めた。人で行かせて途中体調に変化があるといけないとでも思ったのかどうかは、かでないが、にかくくっついて来た。事な話は五分、は女同士の話に聞き入るばかりの私。かし、夜の痛みから察するに、皮腫患者の苦しみは、端ではないことが理解できる。が身を労わりつつ、人でも多くのアスベスト被曝者を探し出し済の道筋をつけてあげることが出来れば、の身のことなど小さき事と一瞬思ったが、が身を律する事も出来ず、の難問に立ち向かえる筈がなしと、ら諌めた。今日も元気に目覚めることの出来たことに、づは感謝しよう。